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文フリ参加4回売り上げ合計30冊強
これが多いか少ないかというと、まあ少ないのではないでしょうか。1回の参加で10冊前後の売り上げ。
ただし友人知人含む。
純粋な通りすがりの人に買っていただくのは1回数冊ですね。
個人的にはそれで充分ありがたいしすごいと思ってましたが、隣のブースがバシバシ売れているのを見ると、うちももっと売る努力をしたいと思うようになり、地元福岡を離れていきなり東京に参加してみたのが昨年5月のこと。
当日は軽い気
(掌編)『イミテーション・スノー』(鵜)
イミテーション・スノー 鵜狩愛子
この世界に、イミテーション・スノーしか降らなくなったのはもう二世紀も昔のことだ。
本物の雪はもう久しく降らなくなっていた。
温暖化が進みに進み、南極の氷さえついに溶けてしまった日、模造(イミテーション)雪(スノウ)は誕生した。
核となる粉末さえ用意できれば、人工的に降らすことができる。
単なる人工雪ではない。
溶けやすさを調節
(掌編)『かき氷の男』(K)
かき氷の男 K.I.クラーク
①
こんなに暑いと溶けてしまうのではないか。死の予感が胸の奥底からにじみ出てくる。午後2時。体中の毛穴から汗がポンプの放水のように噴き出し続けている。男はこのまま自分が溶けて蒸発して消えるという不安に、身が凍るほどの戦慄にふるえる。いや違う。正しく言えば男はすでに凍っている。なぜなら彼は、かき氷だから。
彼が自分をかき氷と思い込むようになったのは、上
(掌編)『光と影』(フ)
『光と影』 フランソワゆみこ
世の中には常に光が当たっている人間とそうでない人間がいる。僕は間違いなく後者のほうだ。学校の成績は中の中。顔も体格も人並み。ごくありふれた名前を持ち、ネットで検索すれば同姓同名の人物が山ほど出てくる。要するに何の特徴もない、どこにでもいる人間だ。
街でクラスメイトに出くわして「やあ」と声をかけて、こんな知り合いがいたかなと怪訝な顔をされたことも
(挨拶)ごはんに見えますか?かき氷です
画像のかき氷はうちのキャラクターかき氷「ごーりーちゃん」です。
かき氷のキャラクターがいた場合、その本体は氷?それとも器?
どちらだと思いますか?
さて、はじめまして。
博多のかき氷部です。
昭和生まれのナイスミドル3人組がのんびりやってます。
基本的には年に何度か集まってかき氷を食べながらホラ話をするだけの仲。
勝手な楽しみとして文章を書いたりかき氷をつくったり本にしたり、本にしたら文学フリ