目的を定めると脳が働き出す
これまでもこのコラムでは、「何のために」の目的を持つ大切さについて触れてまいりました。
理想や目的は、思い描いた未来の姿であり、到達したい場所。
行き先が明確になれば、あとはどのようにそこに辿り着けばいいかを具体的に考えて実行に落とし込んでいけばいいです。
やる気がでなかったり、動けなかったり、動かなかったりするのは、目指す場所が定まっていないから。
そもそも「やる気」については、動き始めないと活性化しないという脳の仕組みもありますし。
目指す場所を定めたら、ひとまずそこに向かって一歩を踏み出してみるしかないです。
できない理由を探すのは、「やらない」「動かない」「目的に賛同しない」「変えない」「変わらない」という意志表明でもあります。
大小問わず、ほとんどの組織は「目的集団」ですから、その目的に賛同できない人なのであれば、その組織に所属する必要はありませんし、むしろその存在自体が組織にとっての害となります。
目指す場所への共感を得た上で、「どうやってその場所に近づいていくか」を一緒に考えて一緒に歩んでくれる人が、組織にとって必要な仲間なのです。
同じ頂を目指す仲間が集まり、憧れる頂が同じようにその目に見えていれば、そこを目指すための知恵をお互いに出し合うことができます。
あとは、トライアンドエラーの繰り返しで一歩一歩登り詰めていくだけです。
目的を定めるということについては、仕事でなくても同じことが言えます。
こうしたコラムだって、正直テーマが定まらないと一歩も進めないのです。
何を語ればいいのか、何を語りたいのか、テーマがないと最初の文字を書き出すことさえ始まりません。
「これを話題にしてみよう」と決めることで、脳が働き出し、テーマに対しての肉付けが少しずつ始まります。
仕事のゴール設定と大きく違う点は、書いているうちに別のテーマも湧き出てくることがあり、肉付けをしていく過程で着地点を変更したり、話の落ちが定まらないまま進んでいったりしてしまうことでしょうか。
今回のコラムなどは、まさに着地点が定まらないまま進めていってしまった見本ですね。
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