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#エッセイ
朝4時、突然の来客。
午前4時。玄関の方からガチャガチャと音がして目を覚ます。
夫か。「今日は忘年会だ!」と大張り切りで出社した夫がこんな時間に帰宅したようだ。しかし声も聞こえる。酔っ払いのひとりごとにしてはずいぶんハキハキと。なぜ?
ベッドから起き上がり、寝室のドアを開け、「おかえりー」と声をかけてみる。すると夫はわたしを見て、ばつの悪そうな顔で「あぁ…起きたか…」とこぼし、「ほんとにごめん!!これは緊急事態なん
一大プロジェクト『ロイホのオムライスを食べる』
これは、ロイヤルホストのオムライスを食べるために前日から準備をした記録です。
ロイヤルホスト。それは、田舎の超庶民派家庭に生まれ育ったわたしにとって、子どもの頃は存在さえ知らないファミレスだった。
そのためデビューは遅く、たしか今から5年ほど前。義理の父母と一緒に食事に行ったときである。メニュー表を広げてわたしはおどろいた。
お義父さま、お義母さま。これが、ファミレスなのですか?
どのメニ
プロの仕事に出会ったとき、いつも感じること。
みなさんは包丁を研いだ(もしくは研いでもらった)ことが、あるだろうか?
恥を忍んで言う。わたしはこれまで一度もなかった。まあまあ長かった一人暮らしの間も、結婚してからも、一度も。酸いも甘いもなんでもかんでも一本の包丁で切り続けてきた結果、切れ味はどんどん悪くなった。刃の鋭さですぱん!はなく、力を加えることでなんとかぐににににと切る感覚。でも、こんなもんだろうとも思っていた。
そんなわたしが先日
食べたこともないライスバーガー作りに挑む。
わたしは、記憶が正しければ、人生で一度もライスバーガーを食べたことがない。食べたことないけど食べてみたい、食べたことないけど作れそう、と思い立ったのが先週で、昨夜さっそく作ったので、本日はそのレポートをさせていただこうと思う。
作れそうと言っておきながらレシピを見て作るのはなんだか負けた気がするので、今日は自分の料理の腕だけを信じてやっていく。
まずは、具材の準備から!具材は雰囲気で、だし巻き
「道まちがえてよかった」と思えるようになってきた。
あるとき、夫の運転する車ででかけていたところ、ナビが教えてくれる最短ルートから外れてしまった。夫が「あ!まちがえた」と気づいてしばらく進んだとき、目の前に突然、でっかくてド派手なテントが現れた。なんじゃこりゃ!とびっくりして調べてみると、サーカスだった。サーカスなんて子どもの頃に行ったきり。まだ期間が始まったばかりだというので、チケットを取ってふたりで見に行こうと話が盛り上がった。そのとき夫がぽつ
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