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ギター講座オンラインでは書けなかったこと

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2007年、DTMが今ほど普及していなかった頃からひたすら音楽制作に関する情報を公開してきました。ギター講座オンラインは今までどおり真面目な場として守りつつ、当noteでは今まで… もっと読む
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#音楽

個人のDTM作曲において「演奏技術」は必要か否か

個人のDTM作曲において「演奏技術」は必要か否か

※かなり私見が入っていますので、おおらかな気持ちで読める方だけお読みください。m(_ _)m

最近、作曲の手を緩めて演奏技術の向上に時間を割くようにしている。

本来、DTM完結型の作曲スタイルにおいて、演奏技術はさほど重要視されないという意見も多い。楽曲ジャンルによっては打ち込みだけで完結でき、一切演奏を必要としないケースもある。

これだけ打ち込み音楽が普及すると、自然と一つの疑問が浮かんで

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ギターソロコラボさせていただきましたー

ギターソロコラボさせていただきましたー

ピアノ伴奏が大人っぽくて素敵なオケで弾いてて楽しかったです!

場面転換にriserが入っていたり、ベース音を白玉系にして上物を動かしやすくしたりと、随所に工夫がなされていてとても勉強になりました。

ここらへんのオケの作り込みは自分だとなかなか発想がでてこないので・・・刺激になります。FutureBassとか電子音楽の経験がある方は、やっぱトラックメイクが巧い。

あ、ちなみに私のペンネーム的な

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雨が降りそうだから

雨が降りそうだから

奥さんが出かけてしまい、家にポツンと一人。空を見上げると今にも振り出しそうな、暗く湿った雲が見える。

そういえば私が小学生の頃、傘を持っていき忘れた時は祖母が気まぐれに迎えにきてくれてたっけか。毎回ではなく、たまに。

誰かに言われたわけじゃないけど、なんとなくこれからは私が誰かのためにそうする番なのかな、なんて思ったりする。こうやって、未来へと暖かさが繋がっていくのも案外悪くないのかもしれない

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死刑制度の賛否を問う授業にて

死刑制度の賛否を問う授業にて

photo by kkortmulder (pixabay)

高校の頃、倫理の授業でディスカッションを実施した。お題は「死刑制度の賛否」で、賛成と反対それぞれ自分で意思表明し、二手に分かれて議論をする形式の授業だった。

前日までに賛否とその理由を書いた紙を先生に提出した。当日を迎えたが、先生も想定していなかったことが起きた。

賛成29、反対0、その他1という賛成が圧倒的だった。これではディベ

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気の合わない師

気の合わない師

学生時代、僕はとあるギタリストに師事していた。

先生はあまり作曲の方はやらないらしく、確かな演奏力と柔軟なアドリブ力で音楽業界を渡り歩く人だった。

職人的な気難しいムードは一切なく、むしろ一言で言ってしまえばだらしない人だった。
奥さんに内緒で女を連れ込んだり、女の弟子に手を出したりと下半身が奔放だった。
「英雄色を好む」とは彼自身の弁。とにかく型にはまらない人だった。

僕は遊びまわるタイプ

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コンセプトってなんだろう?

コンセプトってなんだろう?

仕事で知り合った友人と昼食。彼は別の仕事しながら絵を描いているプロ志向の人だ。
絵と音楽という違いはあるが、創作という点では親和性が高いと思う。

彼との話の中で、彼自身の創作コンセプトの話になった。何年も掛けてたどり着いた境地ということもあって「いいね!」と素直に頷いてしまう。

はて、そういえば僕はどんなコンセプトで作曲をしていたかな?とふと我に立ち返る。うーん。ピアノとギターを絡めたコード感

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