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コンセプトってなんだろう?

仕事で知り合った友人と昼食。彼は別の仕事しながら絵を描いているプロ志向の人だ。
絵と音楽という違いはあるが、創作という点では親和性が高いと思う。

彼との話の中で、彼自身の創作コンセプトの話になった。何年も掛けてたどり着いた境地ということもあって「いいね!」と素直に頷いてしまう。

はて、そういえば僕はどんなコンセプトで作曲をしていたかな?とふと我に立ち返る。うーん。ピアノとギターを絡めたコード感を重視した作曲スタイル、というと正直なんの目新しさもないしなぁ。。

Bメロ好きっ子

そうだ、僕が凝っているのはBメロだ。昔の音楽仲間にも「Bメロがやたら凝ってる」と言われたことがある。適当に作ったセッション用の使い捨ての曲でもBメロはそこそこに仕上がる、らしい。(本当かな?)

Bメロの存在感の強さというのは、僕の楽曲の一つの特徴かもしれない。むしろBメロのために曲を書いている節さえある。Bメロっていいですよね。イントロやAメロのイメージを継承しつつも、Aメロやサビよりも尺が短く、そして遊び甲斐のあるポジション。あーなるほど。僕はBメロ変態かもしれません。

・・・コンセプトの話をしていたのに技巧面の話にそれてしまった。。


共通点から探る

僕自身、創作とは排泄のようなものだと思っている。外部から受けた刺激などが自分の中で鬱屈して溜まる。たまったものを自分が得意とする手段でアウトプットすると創作物になると推察している。

妻も実は絵を描くが、妻もしきりに創作行為を「排泄」と言っていた。その点、ぼくらは似た者同士かもしれない。

綺麗なものを見聞きすれば綺麗なものがでるし、質の悪い体験を重ねればドロドロのものがでてくる。案外、的外れではないかもしれない。

そうなると曲によってコンセプトは大きく異なりますね。。毎回同じテーマで曲を作ることはあまりしないので。今まで作った曲の共通点を探せば「これが僕のコンセプトだ!」って言えるかも・・・?しれない。


モイスチャー

昔は叶わぬ恋を歌にしてました、はい。過重労働に対する怒りも歌いましたねー。幸せな時間を歌にしたこともありました。共通点を探してみるとどれもカッコつけてないんすよね。ださいところはダサイまんまだし、基本女々しいしなんか湿気てる曲ばっかだし。モイスチャーミュージック、みたいな?意味わからん。

まぁそもそも創作=排泄と考えてるので。う○こをソフトクリームみたいに巻いても所詮う○こだろ、的な思い切りが根底にあるというか。っていうかモイスチャーなう○こってそれただの下痢だろ。何喰ったんだよこの年の瀬に。


ありのまま

そういえば果物とか「素材のまま食らう」系が好きですね。写真も補正したくないし、服やアクセで着飾ることも好まない。ありのままは美しい。そのものが美しいのにどうしてまだなお飾ろうとするのですか人類め。飾る行為は不毛。パッケージ詐欺反対、だめぜったい。何言ってんだ自分は。ありのままがコンセプトってのはあんまりしっくりこないな。


適当な終わり

あ、あと自分が聞きたいものしか作らないようにしているかも。「最近聞きたい音楽が見つからないから自炊するか!」的な。

こんな感じでモノを作るときは自由(カオス)な思考を大事にしてます、ってことがコンセプトってことにしておきます。とっ散らかってきたから今日はもう考えるのやめます。

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