2020年12月の記事一覧
いま経営に必要な基礎知識②・・・・・ボルドリッジの答え
②社員満足と社員ロイヤリティと社員エンゲージメントの違い
これは、「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」の作成に支援いただいた田中典生氏が毎日発信されている中で紹介された「いま必要な経営の基礎知識」の二番目です。
ボルドリッジでは、働き手の満足と働き手のエンゲージメントのほかに働き手の幸福(well-being)が登場します。
ボルドリッジに働き手エンゲージメントが登場する
結果を確認して振り返る
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版、ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーのプロセスの6つのカテゴリーの質問を見てきました。
カテゴリー1は、リーダーシップ(Leadership)。経営幹部のリーダーシップ、ガバナンスの仕組み、社会貢献について確認します。社会的責任を果たすことにとどめず社会に貢献することを求めています。
カテゴリー2は、戦略(Strategy)。戦略をどのよ
業務プロセスを改善し効果を高める
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版、ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーのプロセスのカテゴリーの質問を見て行きます。
プロセスのカテゴリー6つめ「カテゴリー6」は「オペレーション」。 ここでは、主要な製品・サービスと業務プロセスをどのように設計し、管理し、改善しているかを確認します。情報セキュリティへの取り組み、事業継続計画もここで扱います。
ボルドリッジ・エクセレンス・
働く人を支援する環境づくり
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版、ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーのプロセスのカテゴリーの質問を見て行きます。
プロセスのカテゴリー5つめ「カテゴリー5」は「働き手」。
「働き手」は、社員や職員など組織で働く人たちです。
ここでは、働き手が高い成果を挙げられるような組織環境づくり、能力開発や動機づけなどの取り組みについて確認します。
それは、働き手の熟練度と
情報をどのように活用するかが鍵になる
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版、ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーのプロセスのカテゴリーの質問を見て行きます。
プロセスのカテゴリー4つめ「カテゴリー4」は「測定、分析、ナレッジマネジメント」。ちょっと長いタイトルです。
ボルドリッジにおいては、改善やイノベーションを推進し、組織の競争力を高めるために、パフォーマンスを効果的に測定し、分析し、改善すること、および、組
「証明された」マネジメント手法
ここで紹介している「ボルドリッジ」は、米国が企業の競争力強化を目的として創設した国家プログラム「ボルドリッジ・パフォーマンスエクセレンス・プログラム」、あるいはそれに含まれる「ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク」です。
「ボルドリッジ・パフォーマンスエクセレンス・プログラム(Baldrige Performance Excellence Program)」が、組織のパフォーマンスを
社会への貢献が従業員と顧客のエンゲージメントのドライバーになる
社会貢献。ボルドリッジでは、Social Contributions ではなく Societal Contributions という言葉を使っています。
2021-2022年版のボルドリッジ・フレームワークの改訂では、この重要性がより高くなってきたとしています。
この概念は、1988 年のボルドリッジ・プログラム開始以来(当初は、「公的責任(Public Responsibility)」として
第四次産業革命に向けた取り組みに着目する
「ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク」は2年ごとにその中身が見直されています。2020年12月21日に2021-2022年版が公開されました。これまで紹介してきた、2019-2020年版からの変更点を確認しています。
2021–2022版ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークが特に着目したのは次の4つです。
・組織のレジリエンス(回復力)
・イノベーション
・多様性、公正さ、および、
レジリエンスの意味を確認する
「ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク」は、質問集です。質問に答えて、その回答を評価することで、強みと改善の機会を特定します。強みを活かして改善に取り組むことで、組織は競争力を高めることができます。
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークでは、重要な言葉は主要用語集に定義して使用します。
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの最新版2021-2022年版には、新たに「レジリ
ボルドリッジが新たに注目したのは「レジリエンス」
このnoteで紹介しているボルドリッジ、「ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク」は、質問集です。質問に答えて、その回答を評価することで、強みと改善の機会を特定します。強みを活かして改善に取り組むことで、組織は競争力を高めることができます。
「ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク」は2年ごとにその中身が見直されています。これまで紹介してきたのは2019-2020年版でしたが、12月21
戦略のプロセスを評価する
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版、ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーのプロセスのカテゴリーの質問を見て行きます。
プロセスのカテゴリー2つめ「カテゴリー2」は「戦略」。ここでは、11の質問を通じて次の2つのことを確認します。
2.1 戦略の策定: 戦略をどのように策定していますか?
2.2 戦略の展開: 戦略をどのように展開していますか?
「戦略」は広い意味で捉えます
「行動に焦点を当てる」ことは一所懸命やってる姿を評価するのとは違うらしい
ボルドリッジでは、チームのミッションを達成するために「行動に焦点を当てる(create a focus on action)」ことがリーダーの役割になっています。
言葉だけを見ると、(たとえ結果が出なくても)一生懸命やっている姿を評価する日本的経営に通じるところがあるように思えます。
でもどうやら違うようです。
また反対の概念は「結果に焦点を当てる」ではないようです。
それは、ボルドリッジで
なぜボルドリッジの質問は「あなたの組織は」で始まるのか?
なぜボルドリッジの質問は「あなたの組織は」で始まるのか。「あなたの会社は」というほうが自然では?
なぜボルドリッジでは「働き手」というのか?「社員」とか「従業員」と言ったほうがわかりやすのでは?
そうですよね。
ここで紹介ている「ボルドリッジ」は、米国が企業の競争力強化を目的として創設した国家プログラム「ボルドリッジ・パフォーマンス・エクセレンス・プログラム」、あるいはそれに含まれる「ボ