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【日本音楽集団】今日行ったコンサートの感想:令和05年(2023年)01月20日(金)【作曲家との火花】
日本作曲家協議会との共催企画で全曲新曲初演。挑戦的なプログラム。これからも攻めて行って欲しい。
山本 準『いざ出でむ雪見にころぶ所まで 邦楽七重奏のための』公募選出 初演
5音音階だったのかな。作曲技法が調的で単純だと思いました。夏の楽章は攻めてて好きだった。
遠藤 雅夫『ランドスケープ 秋和 邦楽アンサンブルのために』公募選出 初演
始まると巫女鈴を持った人が入って来る。場の空気が引き
【諸井三郎】今日行ったコンサートの感想:令和04年(2022年)12月11日(日)【糀場富美子】
設立20周年記念連続演奏会Ⅱ
指揮:野平一郎
ピアノ:阪田知樹
管絃楽:オーケストラ・ニッポニカ
藤家溪子『思い出す ひとびとのしぐさを』平成06年(1994年)
よく分からない。せっかくオーケストラという、普遍的・抽象的・中立的な媒体を使っているんだから、突然チャイニーズ・シンバルを鳴らして京劇にしたり、スチール・ドラムを鳴らしてカリブ海にしないで欲しい。民族性の主張の内、悪い部類に入る。
【雅楽下熊健】今日行ったコンサートの感想:令和04年(2022年)11月19日(土)【雅楽稀曲の試み】
下宮弘聖 熊井戸啓貴 岡庭健(雅楽下熊健)
安齋省吾(客演)
藤脇亮 カニササレアヤコ 音無史哉 〆野護元(助演)
雅楽稀曲の試み
謡物
平調音取(ひょうじょうのねとり)
今日は越天楽ではありませんが、雅楽と言えば越天楽、越天楽と言えば平調、というわけで一番多く聴くのが平調の音取だと思います。私も一応習ったんですけど、イタリア語で言ってしまいますが「シーラシーファーミーシ」の下のミが出ませ
【別宮貞雄】今日行ったコンサートの感想:令和04年(2022年)09月30日(金)【生誕100年記念:協奏三景】
指揮:下野 竜也
ヴァイオリン:南 紫音
ヴィオラ:ティモシー・リダウト
チェロ:岡本 侑也
コンサートマスター:山本 友重
管絃楽:東京都交響楽団
『チェロ協奏曲「秋」』(1997/2001)
別宮貞雄の中で最も美しい音楽ではないでしょうか。寂しい。悲しい。叙情的。つらい思い出も、それらを乗り越えて、前を向いて行きていかなくてはならないの
【カムイチカプ交響曲】今日行ったコンサートの感想:令和04年(2022年)09月25日(日)【ケンタウルス・ユニット】
コントラバスが左にいた。そしてチェロも左にいた。第2ヴァイオリンは対向配置でした。ヴィオラも内側にいて大満足。
『チカプ』op. 14a
オリジナル版はフルート15本だそうです。今日はフルートだけ4人いる、モーツァルトくらいの小さめのオーケストラ。「チカプ」とは、アイヌ語で「鳥」という意味。デビュー作と言える『朱鷺によせる哀歌』がop. 12なので、近い時期のかなり初期の曲。フルートがぽつぽ
Versus AudioのKontakt音源【筑前琵琶】を買いました。
Versus AudioのKontakt音源【筑前琵琶】を買いました。定価で買ってしまいましたが、結構50%オフセールをやっているようです。
筑前琵琶の解説:琵琶 「筑前四弦琵琶と五弦琵琶」 ~伝統音楽デジタルライブラリー
ちなみに、武満徹の『ノヴェンバー・ステップス』 で使っているのは薩摩琵琶です。
まずはじめに、何もいじらずMIDIノートを置いてみたところ、一番低い音がA2でした。
【第32回芥川也寸志サントリー作曲賞】今日行ったコンサートの感想:令和04年(2022年)08月27日(土)【サントリーサマーフェスティバル】
小野田健太〈第30回受賞記念委嘱作品〉『綺羅星』
うーん。なんというか、フランス系ですね。始めは単音の旋律、後半は和音の応酬でしたが、2台もピアノがいてそれかよ、みたいな。音が燦めいているのは分かりましたが、静かな部分も美しくないし、早い部分も無くて盛り上がりに欠ける。2年前の受賞作もつまらなかったし、仕方無い。
波立裕矢『失われたイノセンスを追う。Ⅱ』
ヒンデミットのワーグナーみたいだった
【雅楽千年の伝統】今日行ったコンサートの感想:令和04年(2022年)08月09日(火)【雅楽下熊健 主催公演】
纐纈拓也(龍笛・朗詠三句)
小島篤美(笙)
間東優香(龍笛・鉦鼓)
岡庭健(篳篥)
下宮弘聖(鞨鼓・朗詠一句・琵琶)
熊井戸啓貴(箏・朗詠二句・太鼓)
『平調音取』
今日の始まりは平調から。平調の音取ね。篳篥で習いました。吹けませんでした。もう唱歌も覚えていないのでイタリア語で言ってしまいますが、「シーラシファーミシ」の低い「ミ」!!! そんな低くめらせないよ!!! 『日本楽器法』にもそんな低
【湯浅譲二】今日行ったコンサートの感想:令和04年(2022年)07月09日(日)【水戸芸術館】
湯浅譲二(おはなし)
高橋アキ(ピアノ)
工藤あかね(ソプラノ)
木ノ脇道元(フルート)
内山貴博(フルート)
尾池亜美(ヴァイオリン)
山澤慧(チェロ)
安江佐和子(パーカッション)
藤元高輝(指揮)
磯部英彬(エレクトロニクス)
片山杜秀(ナビゲーター)
『ホワイト・ノイズによるイコン』電子音楽(1967)
サーッというホワイト・ノイズ。DTMをしているときにどうしても入ってしまって、どう
【ムソルグスキー】今日行ったコンサートの感想:令和04年(2022年)06月26日(日)【ボロディン】
ヴァイオリン:マルク・ブシュコフ
指揮:三ツ橋敬子
演奏:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
ムソルグスキー『交響詩「禿山の一夜」』原典版
原典版を初めて聴きましたが、馴染みが無いので面食らった。モソモソしている。そして長い。楽譜を演奏するという観点では素晴らしい演奏だったと思います。しかし、楽譜を作曲するという観点では、これ、良い曲なんですかね? リムスキー=コルサコフ版の方がまとまりもあるし、
【吉松隆】今日行ったコンサートの感想:令和04年(2022年)06月18日(土)【ベートーヴェン】
ヴァイオリン:周防亮介
指揮:キンボー・イシイ
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団
ベートーヴェン『ヴァイオリン協奏曲 ニ長調』Op. 61
古典派だねって感じ。ホルンも2人しかいないし、ティンパニも主音と属音の2台だけ。昔、「長調の曲は聴く気が起きない」と言っていたら、Cyさんから「長調の曲ですが短調の展開が多いのでどうですか」と勧められたのだった。聴いてみて、結構好みでした。今回のカデン
【武満徹作曲賞】今日行ったコンサートの感想:令和04年(2022年)05月29日(日)【審査員:ブライアン・ファーニホウ】
室元拓人(日本)『ケベス─火群の環』
ギリシャ語か何かかな? と思ったら日本語でした。大分県にケベス祭というのがあるそうです。
絃楽の配置が特殊。左右対称で、コントラバスが左にもいた。チェロは奥まった位置にいました。
クライマックスはダイナミックなユニゾンのパルス! 静かなシーンでは梱包材のプチプチを鳴らしていました。
バス・クラリネットは目立っていましたが、バリトン・サクソフォンは、いた