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「幸福学界隈のキーワードの中でひとつだけ極めるならどれを選ぶ?」その答えを見つけてしまったのだ

しゅんしゅしゅんです。

いついかなる分野でも「最強」を決めたくなるのが人の世の常ではないだろうか?少し言い方を変えるなら「一つだけ選ぶならどれ?」だ。

「幸せなんて人それぞれだよ」なんて優しい言葉が交錯する幸福界においても、僕もこの問いをぶつけたいと思う。

ということで「幸せな人生に最も影響力が大きいからひとつだけ極めるならこれだろ」つまり「幸福界の最強」を個人的に選ぶことにしてみる。

子どものような発想の問いだなと思いつつ。「無人島にひとつだけ持っていくなら何?」「うんこ味のカレーとカレー味のうんこ、食うならどっち?」これらに代表される、人を魅了して止まないが圧倒的に無意味な質問とは似て非なるもの。人類の永遠のGOALである「幸せ」に直結する有意義な問いではないかと思う。

こんなことを考えた発端は、前野隆司さん著書「実践 ポジティブ心理学」の中で、幸福学界隈のキーワードが美しく整理されていたからである。そちらについては下記のnoteを是非。

この著書内では、幸福学の諸概念とポジティブ心理学の関係性は整理されていたが、その相互作用性であったり、どの概念の影響が大きいかについては言及されていない。「幸せに生きていく」上ではどの概念も必要だからであろうか。そこで僕は思うのである。

「幸せに生きていく」とは、常に幸せな人生でありながら、人生が進んでいくにつれ幸せレベルを上げていくことだと。

つまり「幸せに生きていく」上で、幸福学の各概念がいつどのように作用するかを整理してみる。それがこの新たな概念図だ。なんかかわいい。

少し説明すると、人間は日々の小さな幸せに目を向けることが大切。マインフルネスで今ここに集中することも相まってフローの状態に入れる。フローってのは没頭している状態であり、終わった後に振り返ると充実感という強い幸せが生まれてくるものである。ただ生きていれば極端に凹む事象=ストレスが発生する。ここで大切なのがレジリエンスだ。そして困難を乗り越えると人は成長し幸せレベルが上がる(心的外傷後成長)たまに自己実現を成すことでさらに幸せレベルは上がる。人生はこのような繰り返しなのではないだろうか。

この概念図を眺めていると「幸せな人生に最も影響力が大きいからひとつだけ極めるならこれだろ」つまり「幸福界の最強は何か?」の問いに答えが出せそうだ。

レジリエンスだ。

だってだって。生きていれば心が折れることはある。日常的な小さな折れか、たまに発生する一瞬では立ち直れない折れかは置いておいて「波乱が起きない人生」はこの世に存在しない。そして「折れない心」も存在しない。存在するのは「波乱が起きる人生」と「折れても立ち直れる心」だ。

いくらマインドフルネスとかフローとか日々の小さな幸せに目を向けようとかいったところで、折れてたらなんもできない。つまりいかに素早く平常に戻すかが、他の要素の起点なのだ。

そしてどうやら人間というのは、立ち直った時には幸福レベルは上がっているらしいのだ。これは大きくジャンプする前はしゃがむよねという格言的なあれと一緒。サイヤ人は一度ボコボコにされてから回復すると前より圧倒的に強くなるあの現象と一緒。

もちろん最強といえども他の概念もほぼ最強に近いくらい重要な概念だとは思うが、レジリエンスが最強なのではないかというのが僕の今のところの結論だ。

ちなみに、この我ながらかわいい概念図に学術的な根拠はございません。

今までに読んできた数々のポジティブ心理学、アドラー心理学といったド直球な本。レジリエンス、マインドフルネス、フローといった幸福学界隈の本。行動経済学を含む心理学の本。潜在意識や成功哲学などの自己啓発本。最近読んだハーバードビジネスレビューの幸福学界隈の論文。そして発端となった前野隆司さんの「実践ポジティブ心理学」。これら数十冊を読んできた僕の頭がそう思いついた。

結構的を得た概念図だななんて自画自賛しているのだけども…どうでしょう?信じるか信じないかはあなた次第です。

では。




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