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暮らしと学びと福祉のデザイン

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デザイン教育の講師とデザイナーをしながら障害福祉事業所の理事兼支援員。生活介護のアートプログラムや精神当事者むけのワークショップ、NPO全般のスタッフ研修や企画アドバイザーをした…
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#考え方

生きづらさの紐とき。他人のせいは横むき、自分のせいは後ろむき。あきらめるほうがきっと前向き。

生きづらさの紐とき。他人のせいは横むき、自分のせいは後ろむき。あきらめるほうがきっと前向き。

怒ってる時間はほんとムダ。後悔してる時間も、自分のせいだ他人のせいだと考えている時間もムダであることが多い。

「怒ること」がムダなのではなくて、「怒っている時間」がムダなのだ。後悔も文句も同じように、それに費やしている時間がもったいない。
どうしても怒りたいときに我慢をする必要はない。後悔もしていいし、自分も他人も責めることが間違いという話じゃない。ただその時間がムダであることをわかっていたら、

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生きづらさの紐とき。第4考「ゲームでいうしばりプレー」

生きづらさの紐とき。第4考「ゲームでいうしばりプレー」

*気分の良くない生活毎朝4時から6時ごろに、みぞおちのあたりから不安感がこみ上げてくる。平衡感覚は鈍くなり、動悸が激しくなる。心拍があがっているわけではないのに「動悸感覚」がする。
サウナのように重たい空気抵抗を感じ、ムッとする。気分が悪い。
ところが10時、11時をすぎる頃には自然と治っていくことが多い。

これは僕の場合。だいたい15年間くらいこれが良くなったり悪くなったりしながら付き合ってき

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生きづらさの紐とき。第3考「あるある、の癒し」

生きづらさの紐とき。第3考「あるある、の癒し」

*本当はそれぞれオリジナルないきづらさ単に「いきづらさ」といっても、社会と適応できないつらさや、自分に自信を持てないつらさ、自律神経の乱れによる気分の不安定なつらさ、など、実際には中身は様々ある。

一般的に考えられているよりもずっと複雑で人によってバラバラなのだと思う。脳疾患、精神疾患、神経症、認知のクセ、記憶、経験、トラウマ、インナーチャイルド、自律神経、体温、内臓、循環器系のことや、ホルモン

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生きづらさの紐とき。第2考「過敏な心のアレルギー」

生きづらさの紐とき。第2考「過敏な心のアレルギー」

*空気を読むことと「いきづらさ」会話のやりとりがズレているとき、なんとなく、重いしんどい空気が流れる。多かれ少なかれみんなが経験していること。
けどその原因が自分にあり、なんで空気を読めないのだろう、なんで会話や文章のニュアンスを汲み取れないのだろう、と感じていたら、なおさらつらい。

自分が悪いんだ、と、会話のたびに人への迷惑を気にするのも疲弊するし、自分は正しいんだ、と、会話のたびに相手と衝

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生きづらさの紐とき。第1考「うまく思えない」

生きづらさの紐とき。第1考「うまく思えない」

*いきづらさを紐解きたい。鬱や発達障害というカテゴライズは、それが原因でいきづらさを感じている人にとって、よりそいを考えるきっかけをつくるものだと僕は思う。

安易に病気だ障がいだと当てはめてしまうことがあったりと、負の側面もあるけれど、公に理解を深めるためにはカテゴライズにも意味がある。

これから「いきづらさ」について考え、紐解いていくことをやってみたい。

全ての生きづらさに当てはまるこ

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すべては親のせいにしてみたらいい。そうしたら気づいてしまうだろう。

すべては親のせいにしてみたらいい。そうしたら気づいてしまうだろう。

すべて読むことができる投げ銭・応援制の記事です。

僕たちの潜在意識は、こどものころの体験によって形づくられているところが大きい。そこには物心がつく前に養われた価値観が、静かな顔をして頑固に腰を据えている。

ふだん気にもとめないようなことでも、僕たちは生活の中で様々なことに小さな決断を繰り返している。赤にするか青にするか、カレーにするかパスタにするか、ぼーっとして何も考えてないようなときや、無心

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あなたにとっていちばんの味方は、あなた。

あなたにとっていちばんの味方は、あなた。

自分を疑うことによって生じる悩み事、自己否定といわれる。

自分のやっていることに意味があるんだろうか?自分は何もできていないんじゃないか。自分の魅力なんてどこにあるのだろうか?など。

自己否定によって悩み事を生み出してしまうのは、人の性分なのかもしれないけれど、この悩みのやっかいなところは「自分を自分で否定する」ことで生まれていること。
そもそも発端を自分でつくりだしているという無限回廊の中

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ターゲット(お客さま像)は絞るの?広げるの?〜両方からファンを増やそう〜

ターゲット(お客さま像)は絞るの?広げるの?〜両方からファンを増やそう〜


ターゲットは絞るの?広げちゃだめなの?ある商品を販売するときには、
それを買っていく人はどんな人かを考えます。
これを「ターゲット」といいます。
また、ターゲットの具体的なライフスタイルを
「ターゲットイメージ」といいます。

「ターゲット」は、その商品を必要としているわけですが
似た商品というのは、世の中に溢れるほどありますから、
単にそこから選んでもらえるかどうかは運次第です。

溢れる商品

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