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#散文
ピンクマカロンと濾過
息の荒いピンクマカロンを撫で回していたところまでは覚えているのですが……
彼は眠い目を擦りつつ喋り続けます。
もうずっと前に長靴を克服していたのでデリダの声を聴くことができます。
テッポウウオに選挙権を与えても、麻婆春雨を炒めようとはしません。それは旨味のあしたを決めるのがオセロの角に置かれた球体関節人形の吐息であることを巡るゴシップでした。
アップリケスタイルと呼ばれる決意は森のくまさんに
小説:虹色の括弧(404文字)
「上手ひねり飛車送り」を豪快に決めて、あたりめを炙る。
第96代の調査によると、官費の大半は、瑕疵の隠蔽にあてられている。虹色の括弧はまだ閉じられていない。生木を剥がすかのようでそれでいて悲しくはない心情は、降り積もる牡丹雪に埋没する。
土俵際の魔術師は最強魔法ニフラムを詠唱し、むしろダルメシアンの群れを呼び寄せてしまう。緩い犠牲と稀なピーチメルバを水槽に入れる。反抗的な冠に短刀を突きつけて、