マガジンのカバー画像

ひとり歩き

23
一人旅の記録
運営しているクリエイター

#国内旅行

【和歌山】自転車に乗ってお醤油発祥の地湯浅町をめぐる、の話

【和歌山】自転車に乗ってお醤油発祥の地湯浅町をめぐる、の話

和歌山県へ出張の予定が入った。
午後の会議に出席するというもの。
場所は湯浅町。
京都からけっこう遠いんでない?白浜とか、熊野とか。確か、車で結構かかったような。
和歌山の観光地についてよく知らない私がとっさに思い付いたのはそんなこと。
今回は荷物も多くないし、一人だし、気楽に列車の旅を選択してよく知らない街湯浅町へ行ってみた。

特急くろしお号でGO

京都から湯浅町まで行くには新大阪駅で特急く

もっとみる
【福井】ここは天国か?鯖街道を三方五湖までドライブしてきた、の話

【福井】ここは天国か?鯖街道を三方五湖までドライブしてきた、の話


そろそろ梅雨入りしそうだと朝の天気予報は言っていた。
あ~、また、あのじめじめした季節がやってくるなぁ。
ため息をつきながら、青空の下で洗濯物を干し終えて突然思い立ったのです。

そうだ、海を見に行こう。

京都から日帰りで海を見に行くと、どこがいいだろう。
丹後?淡路島?日本海を見に北陸道に乗ろうか?う~ん、だけど、どこも最近行って来たからなぁ。
琵琶湖でもいいな。あ、でも海じゃないけど。

もっとみる
次の旅は、の話

次の旅は、の話

次の旅はどこに行こう、旅好きの私はしょっちゅうそんな事を考えています。
最近行ったのは、和歌山県湯浅町、東京築地そして福井県三方五湖。
どこも素晴らしい場所でした。

旅のエッセイを書きたいんだけれど、スランプ中なので今回は写真を先出し。

お醤油発祥の地 湯浅

お醤油発祥の地でレンタル自転車をかりて街を回りました。
古い商家でお話をお聞きしたり、美味しいしらす丼を食べたり、お昼からビールを飲ん

もっとみる
【京都】夜の京都駅をぶらぶら歩く、の話

【京都】夜の京都駅をぶらぶら歩く、の話

旅色LIKSでの連載記事が公開されました。
今月は夜の京都駅がテーマです。
今回はその記事とこぼれ話など。。

今月の記事

ここから先はこぼれ話

実は、この記事、本当はもっと長い文章だったんですけど、長すぎたので最初の部分を省きました。
京都駅は長い歴史があるので、いろんな面白いエピソードがあるんです。
ずっと、京都で暮らしてこの駅を使っていたけれど、記事を書くために調べてみてわかったことがた

もっとみる
【京都】想像してごらん、満開の桜を最終章、の話

【京都】想像してごらん、満開の桜を最終章、の話

今年の京都は予想に反して冬が長かったさかい、桜の季節は遅うやってきました。
近所やのに、なかなか行けへんかった東寺の花を、何回も偵察に行ってましたけど、ようやっときれいな季節が来たようです。
これは、4月の最初の日曜日、京都が一番きれいな時期のお話です。

出発は梅小路公園

良く晴れた日曜日。
JR梅小路公園から出発です。
梅小路公園は山陰線で京都駅の次の駅です。
駅は広い公園の中に位置し、公園

もっとみる
【京都】本日満開、梅小路公園の手づくり市、の話

【京都】本日満開、梅小路公園の手づくり市、の話

昨日、用事があって鴨川沿いを車で走った時は、もうちょっと先かなと思ってたんですけど。
今日はええお天気で、一気に開花が進んだみたいです。

梅小路公園で毎月第1土曜に行われている手づくり市に行ってきました。

梅小路公園は、JR嵯峨野線で京都駅から数えて2つ目の駅の前に広がる広大な公園です。
中には、鉄道博物館や水族館もあり、芝生広場は市民の憩いの場となっています。

名前からもわかるように梅園が

もっとみる
【京都】酒と桜と十石船、の話

【京都】酒と桜と十石船、の話

昨日、伏見で飲み会があったので、少し早めに一駅先まで行って咲き初めた花を見ながらブラブラと。
降りたのはお京阪の中書島駅。

ここ、伏見は20以上の酒蔵がある京の酒処であると同時に、かつては大阪との水運の拠点として栄えた港町でもありました。

坂本龍馬が妻のお龍と出会った旅籠寺田屋があることでも有名です。

そこから住宅街を抜け、暫く歩くと十石船の発着場所があります。

飲み会前の寄り道なので、お

もっとみる
【京都】六角堂で桜色の鳩を捕まえる、の話

【京都】六角堂で桜色の鳩を捕まえる、の話

京都に花の季節がやってきています。
今日は、こないだ行った六角堂さんのおはなしを。

六角堂について

正式名称は紫雲山頂法寺さんといいます。
天台系の単立寺院。
お寺さんの真ん中に六角形の屋根を持つ本堂があるので、京都の人は六角堂さんと呼んでいます。
前の道が『六角通り』なんも、六角堂さんから由来するんやないやろか。
六角堂さんは、聖徳太子によって創建されました。なんでも、ここでお風呂に入らはっ

もっとみる
春まだ浅い小石川植物園で園足(えんそく)を、の話【東京】

春まだ浅い小石川植物園で園足(えんそく)を、の話【東京】

春の嵐が吹き荒れた春分の日。東京都文京区にある小石川植物園を訪れました。
その日、私は、母校の農学部教授が植物園を案内してくださるというイベントに出席したのですが、プロと一緒に回る植物園がこんなにも面白いのかと、目から鱗が落ちる様な体験をしました。
本日は、その時のお話。

小石川植物園って?

正式名称を東京大学大学院理学系研究科附属植物園と言います。
前身は、徳川幕府が設けた「小石川御薬園」。

もっとみる
京都お香の博物館でガチャってみる、の話【京都】

京都お香の博物館でガチャってみる、の話【京都】

御所からの帰り道、京都の老舗お香屋さんの博物館に寄り道してみました。
このお香屋さんは松栄堂さんと言いまして、300年続く老舗のお香屋さんです。

京都の人にとって、お香は生活と切っても切れないものであり、身近なものでもあります。
ここ、松栄堂さんは普段使いのものからとても貴重で高価なものまで、様々なシーンで使える香りを販売されています。

その松栄堂さんのお隣に、松栄堂さんの『お香の博物館』薫習

もっとみる
春の御所で京都の雅に浸ってみる、の話

春の御所で京都の雅に浸ってみる、の話

3月20日から御所で春の特別公開が始まりました。
近くに住んでいるのに、「混むやろなぁ」とか「御所、広いしぎょうさん歩かなあかんやん」とか言い訳を用意して行かなかったのですが、今年は重い腰を上げて春の雪がちらつく中、行ってきました。

交通手段

御所に行くには京都駅から地下鉄に乗り丸太町で降りるのがベストです。
地下鉄の駅から地上に上がると、直ぐに御苑の門は見えますが、御苑は想像以上に広いです。

もっとみる
一足先に桜の下をさんぽ【京都】

一足先に桜の下をさんぽ【京都】

ちょっとづつ、おひさまが優しくなってきて、雨が増えてきたら、そろそろ花の季節がやってくるなと思います。

今年の京都の開花予想は3月25日。
いつもより少し早いみたいです。

花の季節がやってくると、花粉症にかかわらず、やる事があっても家にいるのがもったいなくてウロウロしてしまいます。

昨日、旅色LIKSで公開された記事は、一足先の桜の下でのお散歩です。
記事を書いた時点では、まだ花は咲いていな

もっとみる
想像してごらん、満開の桜を 東寺【京都】

想像してごらん、満開の桜を 東寺【京都】

本日の京都は、大変寒いです。
最低気温は−1℃

3月なのに。
ダウンコート片付けたのに。
寒い、寒すぎる

だがしかし、窓から差し込むおひさまは、完全に春の様子。

お昼に外に出てみたら、なんか、まあまあ温いやん。

それならばと、そろそろ春を迎える東寺へお散歩に出かけました。

途中、お肉の自動販売機を見つけたりしながら目的地に到着。

やっぱり、桜にはまだ少し早いけれど、よく見ると蕾が膨らん

もっとみる
京都ではなく京都駅をぶらぶらさんぽ

京都ではなく京都駅をぶらぶらさんぽ

今月から旅色LIKSで記事が連載されることになりました。
テーマは『京都ご近所さんぽ』です。

これまで好き勝手にネットに駄文を投棄してきた私にとって、初めての『決められたテーマ』かつ『締め切りあり』の試みです。

今月はそろそろ迎える花の季節について。
勝手に投稿するのではなくて色々工程があるためタイムリーな記事を書くには早め早めの対応が必要です。

フリーかつ几帳面という特異な性格のワタクシ、

もっとみる