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#日記

「1日何もしていない気がする」を解決するおすすめの方法

「1日何もしていない気がする」を解決するおすすめの方法

そんな毎日を過ごしていたら、1年もあっという間です。

私は、あっという間に、1日が過ぎ去ってしまって「1日何もしていない気がする」と思っていた時期がありました。

1年間私は何をしていたんだろう。

こんな時間の使い方でいいのだろうか。

そんなモヤモヤ毎日から脱却できたきっかけは、「書くこと」でした。

書いたからって何が変わるんだ。
書いたからって現実は変わらない。
書くなんて面倒なだけ。

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自分のことだけ肯定できないなんて変なの。

自分のことだけ肯定できないなんて変なの。

短いエッセイを書きました!
日記のようなものです。
どれかひとつだけでもどうぞ。

自分のことだけ肯定できないなんて変なの

人の人生は、「いいじゃん!」「たのしそう!」「すてきな決断だね!」なんて言ってぽんぽん肯定するくせに、自分のこととなると「ほんとうにこれでよかったのだろうか…」と急に自信がなくなってへなへなしちゃうの、我ながら歪んでて変なの〜。自分さえ「いいじゃん!」って言ってあげられれば

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それが、私の日常だから。

それが、私の日常だから。

眠い。
全身だるくて眠いけど、どうにもしょうがない日もある。

夏のような日差しだったけど、日陰はひんやりしていて。
木陰にイスを置いて座っていると、まさにそよそよ、と音が聞こえてきそうな気持ちのよい風、ふわふわとろとろ…眠くなる。

(連休ってほんと嫌。)
いつもそう思っていたけれど…
このGWは、自分が心穏やかに過ごせること、を第一に、あまり考えすぎずに過ごしている。

私たちが外に行っている

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湯を沸かす

湯を沸かす

とても静かだった。彼はデスクトップ型のパソコンを前に黙々と資格勉強をしている。わたしはあまり物音を立てないようその斜め後ろの位置に座り、本を読む。

コーヒーを淹れようかな。立ち上がって隣の台所へ行く。電気ケトルの近くに粉末のインスタントコーヒーの瓶が置いてある。

粉末のインスタントコーヒーって、美味しく淹れる裏技みたいなのってあるのかなと調べる。結局、提示された容量を守るのが良いんだなというと

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4年に一度の日でも、馴染みのある一日

4年に一度の日でも、馴染みのある一日

仕事帰り、カフェで人を待つ。

両隣の席に、それぞれ二人組の女性が座っていた。はずむように会話をしている。どちらかと言えば、左隣のペアの会話の方が耳に入ってくる。

女性の一人が、見ただけではわからない怪我を足に負っているという。その経緯を熱心に話していて、相手も熱心に聞いていた。引っ越しの荷解きをした際に起きた災難だったようだ。ほどなくして、全く違う話題に移り変わっていた。

ハッとして、もう盗

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細部に宿った神が見せてくれたもの

細部に宿った神が見せてくれたもの

宮崎駿の最新作「君たちはどう生きるか」を見てからしばらく経った。

見た時は面白いと思ったし、ぜひもう一度見てみたいと思ったのだけれど、しばらく時間が経ったいま、「どうしても」とほとばしる気持ちにはなっていない。

もちろん、見にいくとなれば見に行きたいのだが、超行きたい、という感じではない。時間に余裕があって、まだやっているところがあれば行きたい、ぐらいの気持ちである。

映画に対するスタンスは

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たまごごはん

たまごごはん

たまご一個をボウルに割り入れて、菜箸で軽く解きほぐす。

醤油と砂糖を、好きな割合で適当に入れる。甘いのが好きなら砂糖が多くなり、そうではないと醤油が多くなる。

玉子焼きのレシピのようだけど、そうじゃない。これは「たまごごはん」の作り方。わたしが小学校低学年のころ、母から教わった「名もなき料理」だ。火の扱いだけ気を付ければ、とても簡単なもの。

このあと、熱して油を敷いたフライパンの上にほぐした

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半径3メートルにもどってくる

半径3メートルにもどってくる

自分の”半径3メートル”のことを、書く。

以前、漫画家・和山やまさんのインタビュー記事を読んでから、気に入っている考えだ。現在も連載中の『女の園の星』では、決して派手なイベントや事件は起こらない。先生と女子高生たちの、何気ない「普通の日常」がある。

和山さんは、お笑い芸人・バカリズムさんのドラマ『架空OL日記』を観て、主人公の“半径3メートル”で起こる日常をおもしろく切り取る様に影響を受けたと

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