半径3メートルにもどってくる
自分の”半径3メートル”のことを、書く。
以前、漫画家・和山やまさんのインタビュー記事を読んでから、気に入っている考えだ。現在も連載中の『女の園の星』では、決して派手なイベントや事件は起こらない。先生と女子高生たちの、何気ない「普通の日常」がある。
和山さんは、お笑い芸人・バカリズムさんのドラマ『架空OL日記』を観て、主人公の“半径3メートル”で起こる日常をおもしろく切り取る様に影響を受けたという。
今日は、「最近どう?」みたいな話を思う存分できる時間があった。数か月前の自分との違い、いま何が起きているのか、なんてことを訥々と話した。
半径3メートル。
物理的な距離だけではなく、心理的な距離も含んだ、長さだろうとずっと思っている。
自分のしたいこと、書きたいこと、表現したいこと。
遠くを見ることが、だめだなんて思わない。けど、もっと身近な、端から見たらささやかだなあと思われるような日常を、大切にしたいんだよな。
一年以上前にも触れているんだけれど。なんだかやっぱりとても重大なことのような気がして、握りなおしてみている。
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