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ものすごくつまらない人に共通する16の特徴。

「ものすごくつまらない人に共通する16の特徴」

っていう記事が面白かったので、インスパイア系の文章として私の思うところを書いてみます。



1. 会話のバランスが偏っている
つまらない人は、話し役と聞き役のリズムがつかめず、どちらか極端な会話をする。

これね、「どちらが不快か?」で言えば、圧倒的に「ずっとしゃべり続ける人」ですね。面白ければいいんですが、100人中、99人の話は面白くない類のものになります。

すんごいツマラナイ映画とか、すんごいつまらない落語とか、マジかよ?ってレベルのドラマとか、1時間見ることの苦行を思って下さい。しかも、映画やドラマと違って逃げることは出来ないし、適当にハナクソをほじってスマホをいじりながら聞くことも出来ないわけじゃないですか。

「相手の話をよく聞いて、自分が話している割合が少なかったな」くらいに思っていたほうが、会話は上手くいくと思います。



2. 相手が会話に参加しているかどうか、わかっていない
ものすごくつまらない人は、おそらく他人のボディー・ランゲージが見抜けていない。

話が面白くない人の特徴全般として、「相手の態度を見ていない・気にしていない」ってのがありますね。

寒いオヤジギャクを言って場を凍らす会社の部長なんかは典型的ですね。

家に帰って娘に同じようなギャグを言ったら、「にらまれて、完全無視されたまま自分の部屋に戻ってしまった・・・。」っていうレベルの対応をされないとわからないのかもしれません。

「相手を見ていない」ってのは、相当レベルに致命傷です。




3. 他人を笑わせることができない
ユーモアは「認知的柔軟性」を表す。思考や出来事を様々な視点から捉え、それを自然に、軽い会話にする能力だ。つまらない人にはその能力が欠けている。

これはね、誰もが求めることではないですね。

先日も、「人を傷つけないイジり方。」っていう記事に書きましたが、複数の人から「面白いね。笑いのセンスあるね。」ってことを言われた経験がないような人は、無理して笑いを取りに行くことはありません。

悲惨な結果になりませんから。

優しい人は笑ってくれるかもしれないし、笑いの閾値が低い人も笑ってくれるかもしれませんが、私のように目ざとい人間がいた場合、「クソ寒いし、超絶痛いな、こいつは・・・。」っていう感想を、作り笑いの底の冷ややかな目で見ている可能性が高いです。

ただ、「笑わそう」とする必要はないですが、「自分が体験したこと・考えたこと」を、他人に興味深く聞いてもらうってことは、トライしてみる価値は大いにあると思います。



4. 会話中、何も言わない
「がさつな人」は、うるさくて、社会的なシチュエーションを気にしない人だが、つまらない人はそれを気にし過ぎる。


びっくりするくらい何の話もしないし、相槌すらしないって人もいますね。

これは、改善する気があるのならば、改善した方がいいですし、会話のコミュニケーションの中で最も簡単に改善出来て、効果が高いものであると思います。

とにかくね、相槌の種類を「喜怒哀楽」の4つの感情のうち、1つにつき3個、計12個覚えて練習するんです。

「へ~!(喜び」「は~~!ヾ(*`Д´*)ノ"(怒り」「そうなんだ・・・(哀しみ」「すげえじゃん!(楽しみ」って感じで、表情をつけて鏡の前で、舞台のセリフを練習するかのように練習するんです。

それだけでも出来るようになれば、自分から相手にとっての興味深い話が出来なかったとしても、「私の話をシッカリと聞いてくれる人」っていう感想を持ってくれる人は必ず出てきますから。

ほんとね、「電池で動く人形の方が、リアクションしてくれてるんじゃねえか?」ってくらいに、置物みたいな人がいますので、それは止めたほうがいいです。

置物と話して楽しい人はいません。

せめて、仔猫か子犬くらいのリアクションはしましょう。




5. いつも同じことをする


「人生に変化がない」ってことだそうですが、私の理解だとね、10年、20年、同じことをしている人でも、それはそれで全然いいと思うんですよ。

大体、職人ってのは、50年、60年、ずっと同じことを繰り返し続けているわけでしょ?

そこで大事なのは、同じことのように見える行動の中に、「進化」と「成長」があるかどうか?ってことだと思うのです。

イチローのフォームが変わり続けていったように、本物の職人の人たちは、進化と成長を続けている人だと思うんですね。「変わらない」ために、あらゆることを変えていっているはず。

なので、「今は、ヨガに通ってるの。」「今はお料理教室に行ってるの。」「今は陶芸をやっているの。」「今は書道にはまってます♪」みたいな、会う度に表面上の変化がある人よりは、内面的な進化と成長がある人の方が、話は面白いものになると、個人的には思っています。




6. 自分の意見がない
もし身の回りの世界に批判的でないなら、会話中にさほど多くの話題を提供することはないだろう。


これも、たまにいますね。

私は基本的に、「自分の意見がない人」とは、酒を飲みたいとは思いません。

だって、話したってしょうがないじゃない。自分の意見がないんだからw

「ただ、愚痴を聞いて欲しい」っていう時にはありがたい存在かもしれませんが、逆に言えば、「愚痴を言いたい時」にしか、呼ばれない存在になってしまいがちじゃね?

「自分の意見がない人」ってね、簡単に言えば、「考えてない」んです。そして、「選択してない」んですね。

レストランに言ってね、どれだけ優柔不断な人でも、1時間時間があれば、何かを決められるでしょ?

決められなかったとしても、「これとこれとこれで迷う。決められない・・・。」って時点で、選択肢は3つに減っているわけじゃないですか?

だから、「飲み会や女子会で出てくるテーマTOP3」には必ず入ってくるであろう「恋愛」について書きますと、

・理想の恋人像とは?
・最高に素敵な結婚式とは?
・どこからが不倫か?
・男女間に友情は成立する?

ってことについてね、考えてみるんです。で、自分の好きな人が知らない異性と手を繋いでいることを想像したら許せるか?ってことを考える。

「これはいい。」「これはダメ。」「これは・・・、ギリなし!」って感じで選択していく。

もちろん、「好き嫌い」っていう単純で強力な動機で判断してもいいわけですが、とにかく、「自分はどっちを選択するのか?」ってことをしない限り、「自分の意見」というものは生まれません。



7. 面白い話をうまく伝えられない
「誰かの興味を誘い、他人を真に引き込むには、ストーリーをうまく伝えることができなければならない」とデーブ・チェン(Dave Cheng)氏は言う。

これもね、練習すれば上達する類の技術です。

要はね、「道案内」にしろ、「料理のレシピ」を教えるってことにしろ、それが下手な人って、相手が何をわかっていて、何をわかっていないのか?ってことを全然考えず、自分の話したい感じで適当に話している傾向が強いんですね。

うちのオカンの話なんかでも、「それ、誰の話?」「いつの話?」「そのセリフは誰が言ったの?」「え、さっきのあの話と何が関係あるの?」っていうツッコミを入れずにはまともに聞けなかったりするわけですが、とにかくね、「言いたいことを書いてみる」ってのは大事です。

で、いつどこで誰が誰と何を?っていうような物差しで計測してみる。

道案内をする時に、「駅についたら、まず、正面の道を進んで~。」とかっていう話し方をする人は要注意ですね。

駅に出入口が複数ある場合や、相手にとっての「正面」がどこなのか?的な確認を何もしないまま、自分主観で話してますので。



8. 目新しさがない
人間の脳に関する研究によると、我々は基本的に目新しさを求めている。

これもね、上に書いたことと被りますが、人間自体に進化と成長が生まれていない限り、話にも進化と成長は生まれません。

「娘がこんなに大きくなったんだよ~。」って話で、両者が楽しく会話できるのだったら、それだけでもいいでしょうが、「話してて楽しかった」っていう感想を持つような話には、何がしかの新しい進化と成長があったほうがいいですよね。



9. 他人の視点で物事を見ることができない
「つまらない人とは、その会話が相手にとってどのようなものかを理解できない(または理解しようとしない)人だ」

これも、「2」と被りますが、つまらない話をする人であったとしても、「相手の反応をしっかりと見て、判別出来る人」であれば、そのつまらない話はすぐに終わるはずなんです。

だって、「あ、反応悪いな。この話はダメなんだ・・・。」ってことがわかれば、そりゃ、結婚式のスピーチなんかでない限り、話をやめるのが普通でしょ。

「面白くない人」が抱えている問題は、「面白くないこと」では全然なくて、「自分が面白くない人であることに気づいてない」ってことと、「相手が自分の話を面白くないと感じていることにも気づいてない」ってことだと思います。



10. 会話に他人を参加させない
マリー・ホランド(Marie Holland)氏は、つまらない人の特徴として、「会話に興味を持っている他人を、その会話に参加させないこと」を挙げる。

これも、「自分の話を延々とする人」には多く見られる傾向です。

「なるほど~。それって、サッカーで言うと、こういうことなんでしょうね~。」的な合いの手が入っても、「いや、そういうことじゃないんだけど。」「ちょっと違うけど。」とかって言ってバッサリ切る人って、たまにいます。

いや、そこは普通に「そうそう、そういうことなんだよ~。」って言ってあげれば相手も喜ぶし楽しく盛り上がるのに、「何で、そこをバッサリ否定?w」っていう話し方をする人もいますが、あなたが思っている以上に、周りの人間は、あなたの話に興味を持っている人は少ないですし、あなたの話を聞きたいとは思っていませんからね。

ホントに話が聞きたい場合は、相手は、「あの話を聞かせて下さい!」「このことについてどう思います?」「このことについて聞いてみたかったんです!」とかってことを言われますから、絶対に。

「それで、それで!」って言うから。

そうじゃないんなら、大して興味ないんだから、その場にいる人ともコミュニケーション取れよw



11. アドリブに弱い
全ての会話に用意されたセリフがあり、そこから抜け出せないとしたら、それは問題だ。

これも、気にする必要はありません。

これは、非常に高度な技術とセンスが求められるので、下手に手を出さないほうがいいです。

ただ、個人的には、定型の決まりきった会話でも、それを100個持って使えるようになれば、それはもはやアドリブのようなものになります。

「雑談が苦手」って人いるでしょ?

あれね、天気の話をすればいいんですよ。

「寒いですね。」「暑いですね。」「蒸しますね。」「爽やかですね。」「良い天気ですね。」「雨が続きますね。」ってことならば、言えない人はいないでしょ?

で、それに何かもう1つか2つ、言葉を足す。

私の場合だと、食べ物か酒の話を足します。

「寒いですね~。こんだけ寒いと暖かい鍋とか食べたくなりますよ~。ただ、そこだと逆に冷えたビールが美味かったりするんですよね~。酒はお好きですか?」とかって感じで話せば、5分くらいの雑談は余裕で出来ます。

これも、季節ごとの言葉とか、その時に食べたいものとかをリストアップして覚えて、定型文として言えばいいだけです。

これ、実際に、昔、私がやった方法ですから。あまりにも何度も何度も使って、言ってきたから、もはやアドリブと何も変わりませんし、普通にアドリブ力にも変わってきました。

お通夜や葬式の時なんかだとね、余計なことを言う必要は全くありません。

「お悔やみ申し上げます。」「ご愁傷さまです。」「どうぞ、お体を大事になさってくださいね。」くらいの決まりきった言葉を言えればいいんです。

挨拶だって、「おはよう。」「ありがとう。」っていう定型の言葉を笑顔で言えればいい。

アドリブなんてのは、求める人が求めればいいだけの話なので、気にすることはありません。



12. 基本的にネガティブ

私は何度も、「愚痴を言うために愚痴を言うような人間が嫌い」ってことを言ってますが、最低でも、ネガティブとポジティブのバランスが五分五分になっていないとダメだと思いますよ。

でないと、「カウンセリング」とか「介護」とかっていう意識や覚悟を持っている人以外は、普通に辛くなります。

「今は落ち込んでいるから」とか、「今はうつ病の状態だから」とか、「今は失業中だから」っていう明確で特定の理由があれば別ですが、ナチュラルボーンでネガティブなのは、基本的に多くの人は避けますね。

私ね、「常にネガティブ」ってのは甘えだと思うんです。

友人や知人や愛人にね、甘えるのはいいですよ?

でも、ず~~っと、甘えたらダメなんです。

しかも、「常にネガティブ」ってのは、小さい子が「ママ一緒に寝て♪」ていうようなかわいい甘えとは全く違って、基本的には迷惑行為ですから。

もちろん、信頼関係のある仲の良い人であれば、「なんで困っている時に言ってくれなかったのよ!」って怒られるような事案も発生するでしょう。

でも、それは、「基本的にはそういうことをしない人」ってのが明確にあるからこそのお話です。

「何で言ってくれないの!」って言った人だって、流石に、1年365日続けたら、離れるでしょうね。



13. 同じ話を繰り返す

これもね、謎なんですが、酔っ払っているわけでもないのに、何度も何度も同じ話をする人がいるんですね。

私は同じ話を聴くのが嫌いなので、同じ話が始まったな・・・、って思った瞬間に、「ああ、〇〇の話ね。」って言って制するんですが、「そうそう、それでさ・・・。」って続ける人もいるんですね。

きついわw

これもね、「相手に興味が無い・相手の反応を見ていない」ってことから来る残念事案でしょうね。

「同じ話」が悪いわけじゃあないんです。私だって、大学の同期や後輩とは、ずっと同じ話を繰り返してますよ。

ただ、「お互いがそれを楽しんでいる。」っていう了解があるのとないのとでは全然違います。

「共通の思い出話」でもない、その人個人の話を、こっちは何度も聞いてうんざりしていることすら気づかないで話を進めるのって、アウト以外のなんでしょうか?

レッドカード3枚ですね。


14. 自分が周りの人にどう思われているかに固執する

これもいますね。

「あの人は何て言ってた?」とか、「何か聞いてる?」とかっていう調査が入る場合もあれば、「あの人はああ思っているんだろうけれど。」「あの人達はこんな感じに思っているかもしれない。」とかっていう言葉が多様される場合があります。

知らねえよw

そんなに気になるのなら、どっかに調査でも依頼しろよw

他人の噂話が好きな人とか、自分がどう思われているのかが気になってしょうがない人同志ならいいんでしょうが、それ以外の人にとっては、クソどうでもいい話です。



15. 自分がいかに賢いか、証明しようとする

これはねえ、大変、残念なお知らせなんですが、私もそうですねえ。

「やめよう、やめよう」と思っていても、酔っ払うとまずダメですし、酔ってなくても、ついつい自慢たらしいことを言ってしまうこともあります。

悲しいです。

ま、それくらい、特に男というものは、他者からの評価と良いポジションが欲しいが為に、自らマウントを取って偉ぶる為に荒ぶる生き物なんですね・・・。

これはもうね、私もまだまだまだまだ修行中ですが、「今日は絶対に自慢話をしない」って誓い、親しい人との飲み会とかだったら、「ちょっとでも自慢たらしいことを俺が言ったら、指差して!」とかってことを言っちゃうことです。

本当に悲しいことですが、自分で自分を自慢する姿というのは、絶望的にみっともないです。

みっともないです。

みっともないです・・・。

みっともないです・・・。



16. いつもつまらないと感じている

そりゃ、自分が「人生をつまらない」と感じているのならば、話が面白くなるわけがないわなw

というわけで、書いてみましたが、疲れましたw

普段の記事の5、6本分くらい考えて書いた気がします。

面白い話し方、つまらいない話の防ぎ方は、簡単に変えられることもあれば、変える必要がないこともありますので、やれる範囲でやっていくことが大事ですね。


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