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【ニュース感想文】日本の外資系エリートが集う匿名SNSが急成長、レイオフや買収きっかけ。給与も丸裸で「賃上げや転職の交渉力」に

こんばんは!
未だに匿名に魅了されている男、小栗義樹です!

本日は「ニュース感想文」を書かせて頂きます!
僕が面白いと感じた記事、興味を持った記事の感想を綴っていくという企画です。

本日の題材はコチラ!

日本の外資系エリートが集う匿名SNSが急成長、レイオフや買収きっかけ。給与も丸裸で「賃上げや転職の交渉力」に
です!

これが気になった理由は2つです。
1つ目は、匿名であるということ。僕は現在、越谷雑談がやてっくというWEBメディアを運営しています。

こちらは埼玉県越谷市の情報を発信しているオウンドメディアなのですが、このメディア、各記事に匿名のコメント欄を設けています。

今更匿名って・・・と思われる方もいるかもしれませんが、匿名ってある意味「一番忌憚なき意見」を集められる装置だと思うんです。人間の汚さも醜さも含め、素直な自分をさらけ出せるのは、匿名ならではの良さなのではないか?そのように思っています。

近代における、仮面舞踏会のようなものですよね。身分や個性を隠すことで、いつもより少しだけ本音に近い自分を出せる。匿名は、良くない部分をあげれば危険な思想なども反映してしまいがちですが、人の本質を見るという部分でいうとかなり理にかなった考え方だと思います。

だからこそ、これだけコンプライアンスや炎上などと騒がれている監視社会の中で、匿名のSNSが流行っていると聞くと勇気が湧くのと同時に、そりゃそうだろうなぁとも思うのです。

2つ目は、そこに新しい形の労働組合のようなものを感じたからです。

記事を読むと、会社のメールアドレスでログインし、給与明細などをアップしないと入れないという仕組みになっているそうです。リアルな給与や福利厚生などを匿名という仕組みを盾にして明確にしています。

労働組合は会社に対して交渉するために作られた仕組みです。旧来の労働組合は、当然ですが、その会社に対して機能していたものでした。ですがこのワークサークルは、複数の企業の従業員が集まって、日々意見交換を行っています。これは、1つの会社の労働組合ではなく、会社というものに対する大きな労働組合でもあって、その力は従来の労働組合よりも遥かに大きなものとなるのではないか?そんな可能性を感じずにはいられないのです。

ハイスぺ人材に特化しているのも良い所ですよね。頭が良いからこそ、匿名でも建設的な議論ができ、労働組合としての価値をしっかりと発揮しそうな気がします。

また、昨今当たり前になったフリーランスという考えに対するアンチテーゼにもなるかもしれません。サラリーマンに足りていないのは、外の状況を把握すること。同じ業界なのにも関わらず、隣の同業他社はどのような条件で働いているのかなどを、転職などしない限り知ることは出来ない。これが現代の日本のサラリーマンの良くない部分なのではないでしょうか?

状況さえ知れれば、フリーランスになる以外の選択肢を持つことが出来ます具体的に言えば「正しい転職」です。自分の能力・成果・結果などを正しく把握すれば、見合った会社に転職することが出来るわけで、それに伴う意一番説得力が情報は、同じようにサラリーマンとして働いている従業員からの言葉です。

ワークサークルは、そんな痒い所に手が届くサービス設計になっているのではないかと思われます。時代に合った働き方を見つけていく、その上で、会社側もそれに即した新しい制度を設けざるを得ないような状態になっていく可能性がある。時代を前に進めるといった意味で、とても素敵なサービスになるかもしれません。

いずれはオプションも増えていき、ハイスぺ人材ではない人たちにも普及していくことになるのではないか?そんな風にも思えます。まぁこれに関しては、越えなければいけないハードルが沢山あるので、なかなか難しいのかもしれませんが。

SNSは参入障壁が低いことで有名です。世界を席巻したメタでさえ、現在はなかなかに苦戦しています。今後同じようなサービスが乱立した際に、駆逐される可能性を除けば、かなり高い確率で今後も拡大していくことになるでしょう。

このサービス、従来のSNSとは違い、インフルエンサーや影響力などの競争になりにくいのがいいですよね。あくまで情報交換が主軸なので、いいねやフォロワーといった数に囚われる必要性が薄いことも魅力です。我々は戦い過ぎたと思います。炎上が起こる原因は数にあるわけで、そこから切り離された、純粋なつながりだけを求めるSNSがこれからの時代には必要です。

ワークサークル、個人的には応援しています。うまくいってほしい新時代のサービスだと信じています。

利用している方がいれば、ぜひ状況を教えてほしいです。これからも動向を追いかけていきたいと思います。

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