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【楽曲感想文】Dragon Ash feat.Rappagariya「Deep Impact」

こんばんは!
そろそろ壁は無くなるぞ!小栗義樹です!

さぁ!本日は音楽の時間です!
楽曲感想文を書かせて頂きます!

好きな音楽を聴いて「感想文」を書き、興味をもってもらえたらいいな!という試みです。

本日の題材は
Dragon Ash feat.Rappagariya「Deep Impact」
です。

ミクスチャーロック日本代表「Dragon Ash」の7枚目のシングル曲です。Grateful Daysの後にリリースされていたと思います。

発表されたのは2000年で、今から24年も前の曲なのですが、僕が聞いたのは最近です。Dragon Ashは15年近く聞いていて、ずっと好きだったのになぜかこの曲は通りませんでした。

というか、当時の僕はDragon AshのHIP HOPっぽい曲にあんまり触れていません。この時期の曲って、それこそ「Grateful Days」とか「Summer Tribe」など、HIP HOP色が強い曲、というかほぼHIP HOPみたいな曲が多いんですよね。

当時から、HIP HOPは好きでした。でも、Dragon Ashは僕にとってロックバンドでした。だからこの手の曲は好きになれませんでした。高校生の僕はどうしても認めることが出来なかったわけです(笑)

ここ数年です。「百合の咲く場所で」をきっかけにこの時代のDragon Ashの曲を抵抗なく聞けるようになりました。改めて先入観なく聞くと、めちゃくちゃカッコいいですよね。

Microphone Fiendのトラックが元ネタとして使用されているところも、センスがいいなと思います。当時の若者が憧れる、若者の琴線を刺激する方法を理解している感じがします。

ただ、歴史的な背景で見たときに「この曲がHIP HOPをやらなくなる原因になったのでは?」とも思います。Summer Tribeで例の問題が顕在化したという印象があるのですが、多分その前、この曲の時点で策謀が巡り始めていたのではないかと思うのです。

だって、日本を変える真の音楽ととか、そろそろ壁はなくなるぞとか、ねぇ?(笑)そのベースにHIP HOPのテイストが使用されてば、ねぇ?(笑)

角が立つというか、怒る人がいてもおかしくなさそうじゃないですか?(笑)

詳しいことは分かりませんが、僕は聞いていてそんな風に感じました。醸造された文化には歴史がありますから、侵攻されたと相手が感じれば反撃されてしまう可能性はあるわけです。

残念ながらDragon Ashは、ちょっと早すぎたのだと思います。だってほら、現に今はミクスチャーロックやラウドロック、HIP HOPに勢いがあるじゃないですか?

HIP HOP界隈でもバンドを使ったトラック演奏は確かにあります。ロックやポップの中にラップを取り入れる文化も当たり前になりました。

Deep Impactはその先駆けです。誰がなんと言おうと未来に届いちゃったのです。

この曲、ノリと歌詞に注目して今こそ聴いてほしい曲だなという風に思います。やっぱりロックは、このくらいの勢いと自信をもって演奏してもらいたいです。言い切りと思い切りのよさを体感できる数少ない名曲で、現代日本の音楽の足りない部分に直撃するような曲になっていると思います。

youtubeにアクセスすれば簡単に聴けます。興味があればぜひ聴いてみてください。

というわけで本日はこの辺で失礼します!
また明日の記事でお会いしましょう!
さようなら~

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