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大学院

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2019年に大学院入試にチャレンジしました。4月から猛スピードで勉強した内容、2020年4月に無事に社会福祉学研究科に入学しました。受験内容や研究内容など誰かのお役に立てればとま…
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#看護学

記銘力やら復習やらの話

記銘力やら復習やらの話

人が新しく物を覚えるということ。「記銘」って言います。
要は、最初に書いた通り覚えるということ。
記銘したことを覚えておく、保存しておくことを「保持」、
保持したものを思い出すことを「想起」と言う。

気になるのは人の記憶力の問題。看護学生に技術演習の指導をしていると、「前に演習で習って練習したよね?忘れちゃったの?」なんてことがよくある。

例えば、1か月前の技術演習で体位変換で仰臥位から側臥位

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大学院生活半年ちょいを振り返った話②

大学院生活半年ちょいを振り返った話②

今月の授業準備や年明けの実習準備などに追われている感覚でどうも時間の使い方がへたくそになってきました。もっと効率よく仕事をして、レポートも仕上げて、、、ってやりたい。タイムマネジメント、、、なのか業務量のマネジメント、、、なのか?

さて、前々回こんな記事を書きました。

30代後半になってから大学院に入ったらお金はかかるけど、新しいことを学びなおすのは楽しいという内容でした。

今回は授業や研究

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院試対策ノート⑤

院試対策ノート⑤

このマガジン、更新するぞー!
と思い始めたら、仕事も大学院も忙しくなり始めました。
明日は、模擬心理教育の予定です。
うまくできるかな?

※この記事は試験合格を保証するものではないことをご承知おきください。

今回は以下の項目のノートです。

学習性無力感

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大学院生活半年ちょいを振り返った話①

大学院生活半年ちょいを振り返った話①

気が付けば12月半ば。あっという間に年末。

スーパーに行けば、クリスマスと年末年始の商戦が繰り広げられている光景を目にします。大学生の時にスーパーでアルバイトをしていたのですが、クリスマス前に店長が突然近所からクリスマスツリーを買ってきて、ワクワクしながら飾りつけをした覚えがあります。
しかし12月26日になった途端に年末年始モード。あのギャップには驚きました。12月の日本って忙しいですね。

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院試対策ノート④

院試対策ノート④

※この記事は試験合格を保証するものではないことをご承知おきください。

今回は以下の項目のノートです。

レスポンデント条件づけレスポンデント条件付けと、オペラント条件付けをなかなか覚えられなくて四苦八苦しました。。。

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院試対策ノート③

院試対策ノート③

だんだんと、汚い字で申し訳ないなぁと思い始めました。
けれど、何となく止めるわけにはいかないような気もしてきました。

※この記事は試験合格を保証するものではないことをご承知おきください。

今回は以下の項目のノートです。

母集団と標本

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院試対策ノート②

院試対策ノート②

院試対策ノート連載2回目です。

※この記事は試験合格を保証するものではないことをご承知おきください。

今回は以下の項目のノートです。

ゲシュタルト心理学ゲシュタルト崩壊なんてよく聞きますが、本当はこういうことだったんですね!

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院試対策ノート①

院試対策ノート①

連載がてら始めていきます。院試対策ノート。
少しでも皆さんのお力になれますように。
※この記事は試験合格を保証するものではないことをご承知おきください。

今回は以下の項目のノートです。
(目次を無料エリアに載せるために最初の項目だけ見えるようにしてあります。)

精神物理学

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自分が大学院に進学したことを振り返った話

自分が大学院に進学したことを振り返った話

受験シーズンとなってきました。
先日、私が通学&勤務する大学でも推薦入試が実施されました。
これから大学の一般入試を受ける方はラストスパートですね。
こんな情勢下で不安もお強いでしょうが応援しています。

さて、実は1年くらい前から放置していた記事がありまして。

自分が大学院の試験を受けた話と、受験勉強の内容を記事にしようかという話でした。
入学してから自分の受験勉強ノートをUPしていこうと思っ

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ヤチョラーの話。

ヤチョラーの話。

唐突ですが、ヤチョラーって知ってます?

私はさっき知りました。

フィールドで研究活動を行う際に使う「フィールドノート」というものがあります。
まぁ、フィールドの内容にもよりますが、ぶっちゃけ使いやすいければ大抵どんなノートでもいいのかなと思いますが。
元々は屋外のフィールドで使えるよう、水や汚れに強い表紙・背表紙で作られていたりします。
私も研究でフィールドに入り始めるにあたり、指導教員から「

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研究における新奇性

研究における新奇性

今回も他の方の記事を引用です。

研究をするうえで大事なことの一つ、オリジナリティ。
誰かが前に発表した研究と全く同じ研究を発表することはできません。

研究指導という名のM1・M2と指導教官が集まって順番に研究の進捗具合を報告してみんなからアドバイスを受けるという授業がありまして。

私の報告は6月頃だったのですが、M2の美人の先輩に「みゅーりさんなりの新奇性を見つけ出せるといいですね」とのお言

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新しいことを始める前に何も考えていなかったという話。

新しいことを始める前に何も考えていなかったという話。

何事も冒険せずに、敷かれたレールを進む子供時代を過ごし、大人になってからも何となくそれっぽいなぁとふわっとした道を歩んできた私。

要は、親にとって優等生であり、親の敷いたレールを進み看護師になり、看護師になったら当たり前のように病院勤めしてきました。

そんな私が4月から大学院生&大学の非常勤助手という大転換。

自分でも信じられないくらい大きな転換で、始まってまだ4か月。新しいことだらけの濃密

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ニーズはどこにあるのかという話。

ニーズはどこにあるのかという話。

心理学の話が続きます。

いやだって、看護師からしたら心理学の話が新鮮すぎて面白すぎるんだもの。

前回、患者さんが来たらどんな話をするかということを書きました。

この中でも書いていますが、医療では患者さんが来たら基本的には症状、いつから、どんなふうになどと治療方法を決めるための質問をするけれど、心理学の面談では違うと。(詳しくは上記を読んでね)

で。今回はニーズの話。

医療の現場だとニーズ

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患者さんが来たら何を聞くか?という話。

患者さんが来たら何を聞くか?という話。

唐突ですが、このアカウント、夫にばれていました。

「でもタイトルからして長そうだから読まなかった。」

好都合です。まぁ、読まれて困ることは書いていないけれど。というか読まれて困ることは完全に匿名性を保てるような状況で書きます笑

さて、先日の大学院の授業でとても興味深い話を聞きました。

患者さんが初回やってきたときのアプローチの仕方。

我々医療者(と一括りにしてはいけないかもしれませんが)

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