2019年10月の記事一覧
なぜアニメ・漫画原作付き実写映画は、こうも嫌われるのか(後編)
前回は歴史的名作の闇(言い過ぎ)を見ていただきました。光あるところに影がある。まこと…いや、そんなわざわざ闇に忍ばなくてもいいから、好きな作品のメディアミックス作品くらい、笑顔になれるものが見たいんだぁ!と思うのがファンの心理です。なのに、悲劇はなぜ生まれるのでしょうか。今は大昔ほどの世間的な場の悪さもないというのに…。
この章を書き出した時に「ルパン三世・念力珍作戦 (1974年作品)」という
世紀の問題作『ジョーカー』を観た
この122分間が、ただの「映画」であるとは、僕にはとても信じられなかった。
そして、同じだけ強く、これが「映画」であって欲しいと心から望んだ。
これこそが、「映画」であると確信した。
きっと、様々な論争が巻き起こるだろう。
もしかしたら、この映画の公開をきっかけに"悲劇"は加速してしまうかもしれない。
それでも、今作の製作陣は「映画」の可能性に懸けた。
次に問われるのは、僕たち観客であ
「ホテル・ムンバイ」を観て2020年以降の東京を思う
映画館でアスやワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドを見ようかと思ったけどこの予告編に惹かれて鑑賞。
2008年に起きたインド ムンバイでの同時多発テロを、ムンバイの5つ星ホテル「タージマハル・ホテル」に務めるホテルマンを主人公に描写した実話を基にした映画。
戦争映画?と思うほど人がパキスタンのイスラム教過激派テロリストによって殺されていく。その様子は一昨年観たハクソー・リッジの戦闘シー