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2022年4月の記事一覧
工学系研究者の私が喜びを感じる瞬間
1 はじめに
皆さんこんにちは。私は工学系の研究者として、或る学術機関で働いています。本稿では、工学系研究者として、「工学とは何」「研究者とは」「工学系研究者の私が喜びを感じる瞬間」について紹介したいと思います。
2 工学って
大学における理系学部としては、理学部、工学部、医学部、理工学部、薬学部、農学部などがあります。医学や薬学は名前からどのような学問なのか想像しやすいと思います。では、「
ニラとスイセンを見分けるAIをiPadで開発してみた
新学期を迎え、街の木々にも新緑が目立ち始めました。皆様いかがお過ごしでしょうか。私はヒノキが本気で花粉を放出する季節を迎え、息苦しい今日この頃です。多数派のスギ花粉に敏感な方々はそろそろ店じまいされるご様子ですが、ヒノキ花粉はこれからが本番なのです(ゴゴゴゴゴゴ
改めましてこんにちは。ヒューマノーム研究所 次世代先端教育特命研究員の辻敏之です。普段は中学校と高校で教員をしています。
サイエンスにも「コミュニケーション力」が必要
桝太一さんの退職で有名になった「サイエンス・コミュニケーション」 皆さんは、「サイエンス・コミュニケーション」という言葉をご存知でしょうか?文字通り、「科学」を「伝え・対話」する仕事です。
最近、日本テレビのアナウンサーだった、桝太一さんの退社の記事で、「サイエンス・コミュニケーション」という言葉が登場し、そこで初めて触れた方も多いのではないでしょうか?
この様に、既知のように説明している私
女子高生の「あったらいいな」は20年後に大学の先生が「叶えてくれた」(エッセイ)
一昨日の日経電子版に、次のような次世代技術が紹介されていました。
《テレビの前で試食も 明大、味がわかるディスプレー開発》
要は、テレビで見ている食品の味を、基本とする10種類の味を組み合わせて再現する装置を開発した、というニュースです。
この記事を読んで、ちょうど20年前、2002年の7月に提出された、ある高校生の提出レポートを想い出しました。
このレポートは発想がユニークなだけでなく、その《