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瞳に勇気、背中に未来 ―やがて冒険の世界に巣立つ君へ―

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おとなはかつて子どもだった。 しかし、そのことをおぼえているおとなは少ないものだ。  ――サン=テグジュペリ『星の王子さま』 ◆すべての少年少女は、やがて大人となり、社会の構成…
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2024年8月の記事一覧

音楽家よ! ジャンルは存在しない!

音楽家よ! ジャンルは存在しない!

ジャンルはない

初めまして。私は津本幸司という老人です。昔は音楽家をやっていました。学生の頃、ジャズ専門の大学やクラシック専門の大学を出ました。(バークリー音楽大学と東京藝術大学)そして、私自身、幼少時からプログラマーであり、文学好きの理系文系二刀流です。そして、高校生の頃はコーラス部のでテナーとピアノ伴奏をやっており、アメフト部の連中より足が速かった文化系体育系の二刀流です。今は引退しましたが

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求人業界9年目のわたしが思う楽しい仕事 #とは

求人業界9年目のわたしが思う楽しい仕事 #とは

復帰してしばらくした6月、とある会社の社長さんに取材させていただきました。
色々お話しする中で、出てきたフレーズ。

「まぁ、楽しく仕事できなきゃね」

すごく考えてしまいました。

そもそも仕事は楽しむべきか「仕事は稼ぐための手段でしかない」と考える人もいるはずです。
感情を挟まずに、ただお金を得るための手法として考えるパターンですね。
私の夫は割とこれです。

確かにそれでもいいと思います。で

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音楽家の道「らくだ→ライオン→赤ちゃん」

音楽家の道「らくだ→ライオン→赤ちゃん」

音楽家

音楽家の自分は今どの段階にいるか確認してください。

らくだ

ライオン

赤ちゃん

1.らくだ

個人的にらくだは大好きです。中学生の頃中東に住んでいてたくさんのラクダに荷物を積んでいる昔のシルクロードの景色に想いをはせていました。そして、娘が小さい頃しばしばドバイにらくだに乗りに行きました。日本では平山郁夫先生のらくだの絵が大好きです。

らくだは「生の重荷に耐える義務の精神」状態

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「座右の銘」のつくり方ー面白い仕事をつくる際の礼儀作法

「座右の銘」のつくり方ー面白い仕事をつくる際の礼儀作法

「私の座右の銘」とか「私を変えた1冊の本」という特集をメディアでたまに目にします。そういう時、そんな一言や一冊で人生が変わるほどに精神的に貧しい人生を送っていないーーという気になります、ぼくは。

ただ、これは一言や一冊が大切でないということではなく、それらが色々と織りなしたところにカラフルな人生が浮上する、ということでしょう。

古典として評価の高い本も、どこか何か所かにピンとくるフレーズがあり

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