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いつか息子に聞かれたら「パパも育休とったんだよ」って答えたい

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#ワークライフバランス

男性国家公務員に求められる育休が最低1カ月である理由が見えてきたかも

男性国家公務員に求められる育休が最低1カ月である理由が見えてきたかも

この記事の続編はこちら

男性の育休取得率。
少しずつ上がってきていますが、高いとは言えません。
いや、女性とは比べられないほど低い。

新シリーズ
「なぜ、男性の育休は広まらないのか?」

8カ月の育休を取得してみて、感じたり考えたりしたことをお伝えしていきます。

国家公務員の育休制度国家公務員には、配偶者出産休暇2日と育児参加のための休暇5日を合わせた合計7日間の有給休暇の制度があります。

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育児のバトンは、1991年から受け継がれてきてるはずなのに

育児のバトンは、1991年から受け継がれてきてるはずなのに

前回の記事は、男性育休シリーズから離れ、素敵なnoterさんの紹介をしました。

前々回の記事では、男性育休の旗振り役となっている国家公務員の育休制度について調べました。
すると、育休がどのように制度化されていったのかについて、気になり始めました。
で、少し調べてみることにしました。

もしかすると、間違っているところがあるかもしれません。
お気づきの点がありましたら、ご指摘ください。

いつから

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最初の7日間の有給化で、男性が育休を取得しやすくなった住友化学さん

最初の7日間の有給化で、男性が育休を取得しやすくなった住友化学さん

前回の記事では、ダイバーシティを大切にする企業について考えてみました。

そして今回。
実際に、男性が育休を取得する視点から、先進的な取り組みをされている企業を調べてみることにしました。
先進的な企業の取り組みの中に、日本でも男性育休が広まっていくヒントが隠されているような気がします。
そんなヒントをつかむことができたらいいかな、と思っています。

男性育休の取りやすそうな企業
第1回
住友化学株

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常識を変えた男性育休の必須化で、大きな変化が起きたリクルートさん

常識を変えた男性育休の必須化で、大きな変化が起きたリクルートさん

前回の記事から、男性が育休を取得しやすい取り組みをされている企業を調べ始めました。

先進的な企業の取り組みの中に隠れている、日本でも男性育休が広まっていくヒントをつかみたいと思っています。

男性育休の取りやすそうな企業
第2回
株式会社リクルート(以前は株式会社リクルートコミュニケーションズ)さんです。

男性の育児休暇を必須化多くの会社では、特別休暇を取得できる権利を従業員に与え、その権利の

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残業減でボーナス増、男性育休でも給与全額支給した大和証券グループ本社さん

残業減でボーナス増、男性育休でも給与全額支給した大和証券グループ本社さん

前回の記事では、男性育休の必須化をされたリクルートさんの取り組みをまとめてみました。

必須化しなくても、男性の育休取得率100%の企業を発見しました。
そこにも、何かヒントがありそうです。
探ってみます。

男性育休の取りやすそうな企業
第3回
大和証券グループ本社さんです。

育児サポート休暇制度
大和証券グループ本社さんは、2017年度に男性育休取得100%を達成しました。
その後も継続して

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多様な働き方を認めるコアレスフレックスが男性育休100%を生んだキャッチネットワークさん

多様な働き方を認めるコアレスフレックスが男性育休100%を生んだキャッチネットワークさん

前回の記事では、大企業、大和証券グループ本社さんの取り組みをまとめてみました。

大きな企業でなくても、男性育休の取得率100%の企業もあります。
そこにも、ヒントになることがありそうです。

男性育休の取りやすそうな企業
第4回
株式会社キャッチネットワークさんです。

従業員200人、育休100%キャッチネットワークさんは、愛知県の西三河地方にあるケーブルテレビの会社です。
従業員数は約200

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1カ月の育休必須化で、男性の価値観の変化を期待する江崎グリコさん

1カ月の育休必須化で、男性の価値観の変化を期待する江崎グリコさん

前回の記事では、比較的規模の小さな、キャッチネットワークさんの取り組みに目を向けてみました。

長い歴史と伝統があるからといって、古くからのしきたりを重んじて変化を恐れているわけではありません。
絶え間ない変化の中に、男性育休の広まっていくヒントが隠されているようです。

男性育休の取りやすそうな企業
第5回
江崎グリコ株式会社さんです。

1カ月の育児有給休暇「Co育てMonth」江崎グリコさん

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取った社員と取らせた管理職へのボーナス支給で、男性育休100%を続けるサカタ製作所さん

取った社員と取らせた管理職へのボーナス支給で、男性育休100%を続けるサカタ製作所さん

前回の記事では、長い歴史と伝統のある江崎グリコさんの育休制度について調べてみました。

今回の企業は、地方の小さな町工場、それも従業員の7割が男性。
男性育休からかけ離れたイメージ。
だからこそ、ヒントを探りたくなります。

男性育休の取りやすそうな企業
第6回(全6回の予定)
株式会社サカタ製作所さんです。

残業ゼロ宣言
サカタ製作所さんは、公共施設の波型屋根や家庭用のソーラーパネルを取り付け

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0.3%の大企業と99.7%の中小企業、この構造が男性の育休取得を阻んでいる!?

0.3%の大企業と99.7%の中小企業、この構造が男性の育休取得を阻んでいる!?

前回の記事を含め、ここ数回、男性育休の取りやすそうな企業について調べたことをお伝えしてきました。
調べながら、むむむ??企業規模が関係してるかも!?と思うようになりました。
で、さらに調べてみることにしました。

とても大きな企業では、育休を取得した男性のいる割合が高い「平成30年度仕事と育児の両立に関する実態把握のための調査研究事業報告書」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)には、企業アンケ

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転職の面接で気づいた心の中の変化

転職の面接で気づいた心の中の変化

前回の記事では、私が育休を取得した理由をお伝えしました。
男性育休「ワタシノコト」シリーズでは、私の育休取得の経緯などをお伝えしていきたいと思います。

長男の誕生前に転職した私私は、長男の生まれた年の4月に転職をしました。

3月末に前の職場を退職し、翌日の4月1日から今の職場で勤め始めました。

転職といっても、同業種です。

業務の内容は大きな違いはありません。

大きな企業ならば、転勤とか

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毎日16時間に土日出勤 まさに仕事中心だった転職前の私

毎日16時間に土日出勤 まさに仕事中心だった転職前の私

前回の記事では、転職面接で私の心の中で起きている変化に気づいたことをお伝えしました。
男性育休「ワタシノコト」シリーズでは、私に関する細かなことをお伝えしております。

転職前は、まさに仕事中心の生活転職前の私の生活はまさに仕事中心でした。

朝、5時半に起きて、家事と身支度を済ませ、7時過ぎに自宅を出ていました。

22時半ごろに帰宅し、一人で食事を済ませ、残った家事をこなして、お風呂、睡眠。

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