胃腸のゴールデンウィーク(ファスティング:4日目 「食事を止めると毒が出ていく」
ゴールデンウィークに胃腸を休ませるため、食べないことを止めました。
4日目です。3日目はこちらから。
デトックス効果きたっ!
viva、ファスティング4日目。
ファスティングを4日間以上続けることは、大きな意味があります。
それは、「デトックス」という次のステージに到達したことになるからです。
ファスティングの本来の意味は、ダイエットではなく「デトックス」です。
それは胃腸を休ませることで行います。
胃腸は24時間365日、食べ物を消化することに忙殺されているのですが、食べることを止めることで、胃腸を休ませることができます。
そして普段、胃腸が忙しくてできなかった掃除をやってもらうのです。
ファスティングは「16時間」「4日間」で効果あり
ファスティングには、主に2つのデトックス効果あり、それは一定時間ファスティングを継続することで発動します。
・16時間継続
「オートファジー」細胞レベルの断捨離。
・4日間継続
「宿便」内臓に溜まった毒素の排出。
16時間経過、オートファジーが働き出す
まず「オートファジー」という機能が働きはじめます。
「オートファジー」とは、細胞が自らの一部を食べちゃう行為です。
えー、なんか怖い。と思った方。
そんなことはありません。
オートファジーは、細胞のリサイクル活動、新陳代謝です。
つまり、細胞レベルで若がえりするわけです。
しかし、オートファジーの発動には条件があります。
それは飢餓状態になることです。
飢餓状態になると、栄養が不足します。
すると体は、普段使っていないものを分解して栄養分を補充しようとするのです。
私たちも、買い物ばかりしていると、部屋がモノで溢れかえって整理もできない状態になってしまいます。そんな状態を整理するには、一旦買い物を止めるしかないですよね。
ファスティングはそれを行い、オートファジーは部屋の整理になります。
このオートファジー現象は、1950年代から観察されており、2016年に大隅良典(東京工業大学特任教授他)が正式にオートファジーの仕組みを解明して、ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
オートファジーが発動するには、食べない時間を16時間以上続ける必要があると言われています。
16時間というと大層ですが、まあ1食たべなければ達成できる時間ではあるので、試しにやってみるとどうでしょうか?
ただ残念な点としては、細胞レベルの話なので目に見えません。すぐに効果は実感できません。
「目に見えないものは信じないぞ!幽霊はプラズマだ!」
という方のために、もう一つのデトックスをご紹介しましょう。
成果が、はっきり、くっきり、めっきり見えるデトックスです。
4日間経過、「宿便」が出現する
目に見えるデトックス効果。それが「宿便」です。
その表面はぬらぬらと黒光りしており、その匂いは、強烈・凶悪です。
この「宿便」とは何でしょう?
それはファスティングによって、体中から排出された毒素です!
・・と簡潔に言いたいのですが、実は諸説あります。
宿便なんて存在しない!というお医者さんもいます。
ただ「宿便」という存在は古く、中国の三国志時代の書籍に記述があります。国語辞典でも「宿便:排泄されないで長い間、腸の中にたまっているふん便」等と記載されています。
そしてなにより、実際に目視できる(違う意味で正視できない)ので、存在すると明言できます。
では宿便とはなにか?
これは自説てすが、宿便は単一の毒素ではなく、複数の要素で構成されていると考えています。
まず「①腸内細菌」「②胆汁」そして「③毒素」です。
①腸内細菌
正確には腸内細菌の死骸です。
ファスティングすると、彼らも飢餓状態になり、耐えきれず亡くなってしまうんです。ナム―。
でも、腸内細菌が大量に亡くなるということは、悪い腸内環境をリフレッシュできるということになります。
②胆汁
胆汁は、脂肪を消化するために分泌される液体。
通常、胆汁は分泌されたものの95%が再吸収され、エンジンオイルのように繰り返し使われます。
しかし、ファスティング中は、消化する脂肪が入ってこなくなるので、胆汁が排出されると思われます。(宿便のギトギト感の正体はこれ?)
この胆汁も、一定の期間で入れ替える必要があります。
なので胆汁に関しても、ファスティングは、リフレッシュする良い機会と思います。
③毒素
これは肝臓、腎臓に関わる要素と思います。
昔から「肝腎要」(かんじんかなめ)という言葉が伝わっています。
「肝腎要」とは、一番大切な物を指す言葉です。
そして、この言葉に使われている漢字、「肝」「腎」は肝臓、腎臓を示しています。つまり昔から、肝臓と腎臓は、人体に重要なものという認識があったのです。
さて、その肝臓、腎臓はどんな働きをしているのでしょうか?ちょっとおさらいします。
肝臓
「沈黙の臓器」と呼ばれる一番大きい臓器。
食べ物から毒素を分解して無害化したり、タンパク質を生成したりしてくれます。お酒飲んだときに、いつもお世話になってますね。
また、上記で紹介した「胆汁」の分泌元です。
アル中の人が肝臓をダメにしますが、お酒を飲まない人でも肝臓をダメにするケースが多くなっています。
その原因は「食べ過ぎ・飲み過ぎ」「睡眠不足」「ストレス」「運動不足」。つまり不摂生が「肝臓疲労」を引き起こします。
ファスティングと肝臓の関係ですが、
毒はほぼ食べ物から入ってくるので、ファスティングで断食すると、腎臓が休まり、溜まっていた毒素を排出してくれると思います。
腎臓
腎臓は血液のフィルターです。腎臓が血液の中のゴミや老廃物を取り出し、尿として排出してくれます。
もし、腎臓が動かなくなると、自分の体があっという間にゴミ屋敷になります。
腎臓が悪くなると、こんな症状があるようです。
・むくみ。特に足のくるぶし付近を押しても凹んだままになる。
・おしっこ。極端に増えるか減る。真夜中の厠の回数が増える。
・だるくなる
・体中がかゆくなる
腎臓が悪くなる原因は、「食べ過ぎ・飲み過ぎ」「睡眠不足」「ストレス」「運動不足」「喫煙」。肝臓とほぼ同じ不摂生ですね。
ただ意外なところで、脱水状態で、痛止めや市販の風邪薬を内服したり、漢方薬やサプリメントでも、腎臓を悪くする原因となるようです。
腎臓を悪くすると、数日の内に死ぬか、人工透析をずっと続けて死ぬか、という地獄の2択になります。いや怖いですねー。
このように腎臓は超絶対必要なので大切にしましょう。
2個あるからって、売っちゃダメですからね。
ファスティングと腎臓の関係ですが、
食べ物からの毒素が入ってこないと、血液中の毒素も減っていきます。
つまり血液から不純物がなくなるので、腎臓も休まるというわけです。
ちょっと長くなりましたが、ファスティングして出てきた宿便は、デトックスの塊と言って良いのではないか、と推測します。
あとは、出ると気持ちが良いです。
カ イ カ ン !
だって、自分の体の中から、こんなにドロドロぐちゃぐちゃしたものが出てきたら、誰だって、きれいさっぱりした気持ちになるでしょう?
なぜか増えた体重
なにも食べていないのに増える体重。
自分は、光合成かハーバー・ボッシュ法でも習得しているのでは?なんて思いました。
実は、ファスティング中に体重が増えるのはよくあることなんです。
逆に1日で体重が3㎏も減ったりすることもあります。
そんな現象を考えるに、実は体重っていうのは、エーテル体のように実体が曖昧なものではないか?体自身が適正と思っている数値が、体重計で表示されるのではないか?
体重とは幻想ではないのか?
なんてことをつらつらと考えながら、ファスティング4日目は過ぎていったのでした。
おしまい。
ファスティングに興味のある方は、過去記事もご覧ください
●ファスティング中には、どんか感じがするか?
●半年の間、毎月ファステングした効果について
まだまだ続きます。
5日目以降も、ぜひ見てください!
東のテツ
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