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百合SF短編「Androgyne angel in 2050 South Kyoto」


鬱陶しいくらいに街中が蛍光ピンクに妖しく光る洛南の夜……

chatGPTにより一人称で書いた文体を三人称に変えてもらい、誤字脱字を一部添削済み

世界各国で婚姻制度と国籍制度というものが廃止された2050年。

世界中でロングセラーを引き起こしている核燃料のゴミにより飛ぶテスラ社製造の2030年製のやや型遅れの観光用ロケットに乗り世界中を旅する2人の女がいた。

その最先端でありながら無国籍であるメタ社の社員である2人の女、ダイアナとアリスは恋人同士として桜の花が舞う中を歩いていた。

ダイアナとアリスの間には、公家の男のような気品とビクトリア朝の女ような優しさが共存する特別な存在である両性具有のノーブルさが漂っていた。

ダイアナはアリスの手を取り、京都の南を流れる静かな桂川のほとりと、ライトアップされた桜が光る東寺に連れて行った。

壬生通から少し入り組んだところにあるロケットの駐車場および駐輪場はすでに満杯だった。

ダイアナはロケットを、HUAWEIのスマートゴーグルをはめて、ロケットのバーコードのついたビニールのステッカーにして自分たちの着物に貼った。

ヤマザクラの花が水面に浮かび、夜の静けさが2人を包み込んでいる。

ダイアナは恥ずかしそうにアリスの目を見つめ、実験動物の死骸からできた資生堂のリップスティックにより赤く染まる唇に指を這わせた。

「アリス、私はいつも君のことを求めている。アリスの体に触れたい、君を愛したい」とダイアナは囁いた。アリスの頬が赤らんで、ダイアナの平らな胸に身を寄せた。

「アリス、私も同じ気持ち。あなたの温もりが欲しい。私たちの愛を深めましょう」とダイアナは言い、青みがかり光るテラコッタの唇から熱いキスを振りかけた。

2人は紫色の着物を脱ぎ投げ捨て、薄物もお互い剥ぎ、裸体をさらけ出す。

ダイアナの肌は白く塗られているかのように所々窪み美しく、アリスの身体は豊かな乳房を持ち、内部から蛍が発光するかのように有機的ではあるが艶やかだった。

彼女たちはお互いのヴァギナを舌で愛撫し、快感に酔いしれた。

ダイアナはアリスの腰に手を回し、深くアリスの中に自らの長く細いペニスを挿入した。

アリスは悶えながら歓喜の声を上げ涙し、2人は1つの肉体となって塩の匂いのする汗を飛び散らせ踊り狂った。

柑橘類のような甘く酸味ある愛の果てに、2人は互いの心を満たし合った。

蛍光ピンクの桜によって照らされた洛南の夜は静謐に彼女たちの濃厚な愛を見守り、桂川の水面も、東寺も、彼女たちの幸せを祝福していた。

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