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日曜日の本棚#42『火星のタイムスリップ』フィリップ・K・ディック(ハヤカワ文庫SF)【常識に「割って入ってくる」ディックの世界観の魅力】
日曜日は、読書感想をUPしています。 前回はこちら 今回は、フィリップ・K・ディックの『火星のタイムスリップ』です。 ディック作品は、 こちら でも記事にしています。 本作は、火星に人類が移住した世界を描いています。1964年に出版された作品ですが、舞台は1994年。なかなか強気の設定ですね(^^)。 ただ、だからこそ、利権や日常生活の描写にリアリティがあります。 特に水利権を持っている主人公が力を持つという設定は、現代に通じるところがあります。 水は、人間の生命に
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