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【ツアーコーチになってからの必需品とは?】 by 牟田口恵美

元プロテニスプレイヤー【牟田口恵美】(むたぐちえみ)です。

スーパーの魚切れ端コーナーを愛し始めた牟田口でございます。

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今回も半額の100円ちょっとでゲットしたカンパチのカマ。1日半かけてしっかり仕込み、最高の状態で焼き上げることができました。(食べている間はただただ幸だなと笑ってしまった)

最高のコスパです。笑皆さんも是非カマを見つけた際は買って見てください。(フライパンで焼く場合はアルミホイルに軽く油をつけてくしゃくしゃっとしてからフライパンに乗せ、その上でじ〜〜〜っくり焼いていくことをお勧めします)

毎日YouTube牟田口恵美チャンネルも更新していますので、是非見てください!!

さて。

今日は【ツアーコーチになってからの必需品とは?】についてちょこっと書いていきたいと思います。

タイトルにもありますが、私はツアーコーチになってから、あるものを必ず試合に持って行っています。

それは、紙媒体のノートです。(noteでノートのことを書く。笑)

デジタル化が進む世の中、テニス向けのアプリも数年前からたくさん出てきています。それでも私は今でもアナログチックに紙媒体でメモを取るために必ずノートを持って行っています。

その理由は大きく分けて2つあります。

まず第一に、選手への配慮です。

自分自身が選手時代の時も、自分のコーチが試合中にスマホなどを触っているところを見ると、良い気持ちにはならず。それを自分に落とし込むと、自分の選手たちも私が試合中にいくらデータをとっているとしても、端末で操作していると仕事をしているのかそうではない作業をしているのか、判別がつかずあまりいい気分にはならないと思っています。

殆どの選手は(特に女子)試合中にコーチの方をよく見てきます。

何かを求めて見たときに、私が違うことをしてしまっていると、(特にスマホを触っていると)選手との信頼関係が薄れてしまう可能性が出てきますので、あえて紙媒体のノートで済ませるようにしています。

スマホって実は人間の信頼関係を薄れさせるっていうデータもあると聞いているので、日常の対人関係でも気をつけていきたいところです。(オンライン飲み会とかでもスマホに目が行っているのが対人に伝わるとよくないって聞きました)

第二に、ノートの方がオリジナルなデータが取りやすいからです。

実は、ITF Womensの大会もWTAの大会も、(プロテニスツアーを運営する国際協会(女子))試合のある程度のデータは取ってくれています。例えば、各ショットの確率やブレークポイント獲得率など。その確認が試合中でもできるようになっています。

そんな中私がどんなデータを取っているかは、企業秘密でもあるので(企業は持ってない、個人笑)全ては言えませんが、ノートで書いていた方が、エラーやポイント獲得までの経緯も詳しく記録ができる。大体のデータでは、ポイントが終了した時の最後の場面のみ入力されていきますから、そこまでのプロセスは記録できません。詳しい数字は後からでもみれますから、よりそのプロセスを記録するようにしています。

また、心理的要素の変化(選手の行動等)は人がその場で見ていないとつけられない記録です。そう言ったこともどんどん書いています。

コーチも選手に対する"気づき"が大変重要ですから、今後も細かい記録を大事にしていきたいです。

以上、【ツアーコーチになってからの必需品とは?】でした。いかがでしたか?

少しでもツアーコーチの理解が深まれば嬉しいです。

それではまた次の記事でお会いしましょう。またね。


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