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最近、更新してないですけど書いてます。全然かたまらないだけです(゚∀゚)
短編小説『足の指は短い』
目覚めると、白いカーテンが朝日で透けていた。今日は休みだからもうひと眠りしようと思うが、隣の彼女はすーすー寝ていて、起こさないようにしてトイレに立つ。
トイレから戻ると、彼女は寝返りをうって私の方を向いている。見慣れた顔だが、今でも彼女は美しいと思う。
白い肌に、閉じた目の曲線がこめかみに伸びている。長いまつ毛の一本一本は繊細で、丁寧に描かれているようだ。
サマーケットがはだけて太腿