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前例のない、飛騨市で始めた「探究スクール」その一年を振り返る

2023年7月に第1期が開講したEdo New Schoolの通塾コース「地域クエストコース」と「マイクエストコース」は開講1周年を迎えました。
今回は、株式会社Edoの代表・関口祐太さん、副代表・盤所杏子さん、社員・新名美帆子さんの3人に、Edo New Schoolの通塾コースで生徒たちの成長を見守ってきた一年を振り返っていただきました。

家でも学校でもない“居場所づくり”に喜びを感じた一年

ーEdo New Schoolの通塾コースの開講から一年経ちましたが率直な感想を聞かせてください。

関口:開講まで大変だったよね。でも思い返せば、ただただ楽しかった!スクールを僕らだけでなく、子ども、地域の方々と一緒に作っているという感覚が面白い!

盤所:“生徒が毎週いる”という事実が率直に嬉しいです。通塾コースが始まってからは、「なにが子どもたちの成長につながるのか」を四六時中考えています(笑)。

新名:家でも学校でもない、“子どもたちにとっての居場所”を作れているのが、嬉しいです。親御さんからは「家では見られない姿が見られて嬉しい」という声もあり、やりがいを感じています。

手探りだった開講前、「なんのためにやるのか」が明確になった現在

ーこの一年で大変だったことはありますか?

盤所:飛騨では「探究スクール」の前例がなく、すべてが初の試みなので、教員や保護者の皆さんにご迷惑をかけていないか、毎日ハラハラドキドキしている感じでしたね(笑)。

新名:私は広報活動ですね。探究スクールへの理解がまだ十分に広がっていない感覚があるので、探究の重要性や良さをどうやって伝えていくのかが難しかったです。
関口:当初に比べたら、“探究学習”が飛騨で必要とされていることを確信できているので、僕たちのなかで「なんのためにやるのか」が明確になってきたよね。開講前は手探りだったこともあって、考えを作りながら、手探りで進めるのがすごく大変だったな〜。

盤所:生徒の姿が見えない暗中模索状態の議論ほど難しいものはない(笑)。メンバーが同じ景色を見られているのは、今年一年の中で一番の成果です。

Edo New Schoolで習得した考え方を日常で応用!?親御さんから上がった喜びの声とは

ー生徒や保護者の方たちの印象に残った反応や変化はありますか?

盤所:生徒たちが市役所でヒアリングしたとき、市役所の方々が対等に対応してくれたことがすごく嬉しかったみたいで、そのときの嬉しそうな表情が忘れられないな。

もう一つ印象的だったのは、スクールを卒業した生徒が弟の「やりたい」に伴走してあげていたこと!スクールで習った考え方を自分のものにして、それを日常で応用しているのを知って、感動しちゃいました。

新名:思考の型が身についているのか、日を追うごとにプロジェクトがスムーズに進んでいるのを感じて、すばらしいなと感じています。

関口:通塾コースの最終報告会の様子を見たお母さんが、「本当にスクールに入れてよかった。あんなに堂々と人前で話すなんて想像できなかった」と言ってくれたのは嬉しかったな。

あとは、最終報告会の様子を見ていた地元の企業や行政の方々が、僕たちの活動を支援してくれたこともあった。嬉しかったよね。

豊かな感性を育むために必要なのは「勉強」?先端技術を活用し、子どもたちの探究をサポート

ー今後どのようににENSを発展させていきたいですか?

関口:探究心をくすぐるモノを作って、Edo New Schoolをどんどん楽しくしていきたい。今は、探究テーマを掘り下げるための地域探究サポートAIbot「(仮称)ぐりん」、メタバース教室を作っています。

メタバース教室に関しては、他の拠点づくりも進めていきたいので、スクール以外の人たちとつながって学び合いの環境を作りたいと思っています。

盤所:小学生向けの探究キャンプをやる予定なのですが、“小学生から探究学習をする”という風潮を作りたい。

あとは「勉強をもっとしてほしい」って思ってる。よりこの世の中を豊かに生きていくために大切なのは、どれだけ経験や知識の“引き出し”があるか。探究→発見→活用のサイクルを作っていきたい。

関口:そうそう。身体能力や認知能力、非認知能力など総合的に力を身につけてもらう中で、豊かな感性を育みたいよね。

新名:子どもたちへの効果の検証もしていかなければいけないですね。子どもの成長や変化を追いながら、サービスに反映していきたい。

個性豊かな大人に出会えるEdo New Schoolに「とりあえず、いってみない?」

盤所:Edo New Schoolはスキルの向上のみならず、子どもの成長についても語り合える場所になればいいなと思っています。私にも子どもがいるので、“イチ親”の立場で一緒に子どもたちを育てていきたい。信頼して任せてもらえたら。

関口:近い将来、やりたいことがわからない「やりたいこと難民」って言葉が出てくる気がする。その社会において大切なのは、「やりたいこと」を見つける手前に「やってみたいこと」の”見つけ方”を知ることが重要だと思うんですよ。「なんだかうちの子、やりたいことがなくて悩んでいる…」という場合でも、「とりあえずEdo New School、行ってみない?」と声をかけてもらえたら。こちらは全力でサポートしたいですよね。

新名:Edo New Schoolの魅力は、個性豊かな地域の大人に出会えること。知らないことに出会うことで初めて、興味・関心が生まれて、世界が広がっていきます。私たちは、想像の2倍も3倍も上回る経験をご提供できると思います。地域で子どもたちを育てていきたいですね。

Edo New Schoolでは、将来を担う子供たちの成長を地域の大人や全国のプロフェッショナルがサポートし、課題解決力、自己肯定感、他者との対話力、企画力や提案力など、将来に役立つ力を一緒に伸ばせるプログラムを多数実施しています。

「やってみたい!」を見つけ、実現していくことで、子供たちの可能性を広げてみませんか?Edo New Schoolのコースについては以下サイトより詳細をご覧ください!

▼スクールの総合パンフレットはこちら
R6年度スクールパンフレット.pdf

▼ 見学のお申し込み、体験入学はこちらから
Edo New School@Hida lit.link(リットリンク)

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