詩:ともだちとあそぼう
くるまのこない道路で
ともだちたちみんなと
ボール遊びをしたり
チョークで絵を描いたり
水風船をぶつけあったりした
みんなは「すぐもどるよ」といってどこかに行った
みんなが戻ってくるまで
仕方ないからチョークで絵を描いた
しばらくたって
名前を呼ばれてふりむくと
知らない大人の人たちが立っていた
大人の人たちは「ぼくらはわたしのともだちだ」と言った
あなたたちなんてしらない、と答えた
「ぼくらはおおきくなったんだよ」
と大人たちは言った
「きみはどうして小さいまま絵なんか描いているんだ?」
わたしはそっぽをむいて絵の続きを描き始めた
もう一度 ふりむくと
そこにはだれもいなくなっていた
急にいろんなものがつまらなく思えてきて
チョークを投げ捨て 立ち上がった
じぶんの影はさっきより長くなっていた
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