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#映画レビュー
映画「マチネの終わりに」の違和感を原作比較で読み解く
ひとつひとつのピースは最上級なのに、出来上がった絵は何故だか二流になってしまったジグソーパズル
昨年秋に公開された映画「マチネの終わりに」はまさにそんな印象の映画だった。
哀愁漂うクラシックギターの音色に包まれながら、東京・パリ・NYを舞台に繰り広げられる、物分かりが良くなりすぎて臆病な大人たちの物語。
私の大好きな小説「冷静と情熱のあいだ」と似た感じかな?期待した。
あの話も、互いに誰よりも
似ているようで真逆の映画「joker」と「パラサイト」
本日、韓国映画「パラサイト」が外国語映画初のアカデミー賞作品賞のオスカーを手に入れた。
世間がパラサイト熱に沸く一方でこんな声もちらほら聞こえてくる。
「パラサイトって完全に韓国版ジョーカーじゃない?」
パラサイトが作品賞を受賞した同日、jokerを演じたホアキン・フェニックスは圧巻の演技で主演男優賞を射止めた。
「joker」と「パラサイト」
同年のオスカーを争った、”貧困と暴力”をテーマ