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ボツ原稿2024/2/9
母親に「何のために生きているんだと思う」と聞かれた。
この質問をしてきたのが肉親でなければ、「意味なんてないから寿命まで自分で勝手に見出すんだよ。」と言う回答を用意しているのだが、お腹を痛めて産んだもらった相手に「生きている意味なんて特にない」とは言えない。
非常に回答に困ったので、幼児教育の本で読んだやり方で一旦かわすことにした。
「お母さんはどうしてだと思うの」と私は質問に質問で返した。
母親
アドレナリンと麻酔 #5
前回(#4)は、アドレナリン受容体の種類について書いた。
そして、記事の最後に#5ではデクスメデトミジンについて書くことも予告していたので、予告通りに書き進める。
ただ、ほぼ毎回言っている通り、この記事は理系科目が苦手な方でも読めるように書いていくつもりなので、知っている人にはじれったい記事になることをご了承いただきたい。
前回までに説明して今回サラっと使う専門用語について簡単におさらいをすると
ボツ原稿 2024/2/2
先日、祖母と二人きりで回転寿司を食べに行った。本当は焼肉が良かったし、なんなら外食は苦手なので行きたくはなかったが、祖母が行きたいと誘ってくれたので行った。
2月の下旬から私は実家を出て一人暮らしを再開するが、一人暮らしをする部屋の家賃は祖母に払ってもらうので、祖母の誘いを断るのは気が引けた。
祖母に家賃を払ってもらう部屋での一人暮らしは、一人暮らしと言えない気がして、頭が柔軟な友達には「実家で暮
大腸内視鏡での鎮静剤体験記
人生で親よりも先に経験するものというのは、(少なくとも私にとっては)珍しい。もちろん、親の方が大体20年先に生きているのだから、大部分の人が経験するようなことは自分より先に経験していることが当たり前だし、自分だけが経験して親は経験しないことも「人生で親よりも先に経験するもの」には含まれないので、厳密にいえば、親が死んでしまうまで「人生で親よりも先に経験するもの」の数は決定しない。
そんな貴重な体験
アドレナリンと麻酔 #2
#1ではホルモンの話に文字数を使ってしまい 、ノルアドレナリンの説明が「アドレナリンより知名度が無い」くらいしか出来ていなかった気がする。
ので、今回はノルアドレナリンについて厚く書いていこうと思う。
まず、ノルアドレナリンのノル(Nor-)の意味は、元となる化学物質から一つ欠けた(大抵メチル基が欠けている)ものを表す接頭辞であるらしい。
実際、アドレナリンが発見されたのは1901年であり、ノルア
ボツ原稿 2024/01/26
今年、北海道の別海町から直木賞受賞作家が出た。ニートになってから習慣となったテレビ鑑賞でその情報を知った。番組は夕方の北海道ローカルのワイドショーで、地元から受賞者が出たことをお祝いするという文脈で別海町の様子が放送されていた。その内容でひとつ私の中で引っ掛かったことがあった。
ワイドショーのリポーターは直木賞受賞作の人気ぶりを表す文脈で、「図書館でその本を借りようとすると、既に3か月待ちです」と
緩い応援歌(になる予定のもの)を作成
今年最初の曲を作った。作ったとは言っても、上の動画(といっても静止画に曲を貼り付けただけ)の段階では未完成で、この状態に歌を付け加えるつもりである。
未完であるにも関わらず曲を投稿するのは、いつも歌付きの曲を作ると、歌を蛇足に感じてしまうことがよくあるからだ。だいたいいつも歌をつけることを前提に曲を作っているはずなのに。
そういう事情で、歌をつける前の段階での曲の背景をこのページに記録しておこうと
ウエットティッシュにリドカイン
ニートの朝は遅い。私は最近いつも午前10時くらいに起床している。
大体、その時間に起きて朝ごはんを用意して(又は用意してもらって)、ご飯を食べながらテレビを見ようとすると、テレビショッピングが放送されている。私が物心ついたころから恐らくほとんど変わってない抑揚の激しいセールストークはある意味「一本調子」で、水戸黄門を見ているときのような予定調和に対しての安心感を覚える。そんなテレビショッピングでお