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自己矯正記

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ダメな自分に気付いてからそれを変えるために取り組んでいること、意識していること、気付いたことをアウトプットしたレポートを共有。 西野亮廣さんやアドラー心理学に触発されたことが多い…
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2021年1月の記事一覧

読んで欲しい自己矯正記 「死に立ち会って湧き上がる悲しみ以上の感情」

読んで欲しい自己矯正記 「死に立ち会って湧き上がる悲しみ以上の感情」

昨日、11時14分 自分の施設で介護を続けてきた93歳の祖母が他界しました。

認知症が重度で家族もわからなければ食事や排泄に対する理解もありませんでした。
理解もなければ歯もないので、ミキサーにかけた食事を半ば無理矢理口に入れなければ食べられず、なぜか「大根」という単語をひたすら繰り返したりしていました。
会話はできませんでしたが時々「おっ?」と思えるようにピタッとハマった返事があったりしました

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自己矯正記③ 「他人の中に生きないことが信用への近道。」

自己矯正記③ 「他人の中に生きないことが信用への近道。」

とある介護事業所で責任者をしてるryuです。

ここで少し私の人格における歴史をお話しします。(無駄に長いので経歴は飛ばして「そして35歳〜」の本文から読んでもらって結構です🙇‍♂️)

幼稚園の記憶はほとんどありませんが、世間から見て「良い子」ではなかったのは確かです。

小学生の時の記憶もほぼありませんが、何も考えず本能のままに生きていたことは覚えています。あと好きな子のタメになんでもしまし

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自己矯正記⑦ 「正しいと思ったならやりなさい。悪いと思ったらやめなさい。それでいいから。」

自己矯正記⑦ 「正しいと思ったならやりなさい。悪いと思ったらやめなさい。それでいいから。」

とある介護事業所の責任者をしているryuです。

私は昔からとても「褒められたい」という欲求の強い人間でした。
褒められたい、注目されたい、すごいと思われたい、誰かよりできると誇示したい。
これらは全て自分を上に見せたいという「優越感」を求めての欲求です。
アドラー心理学では「優越コンプレックス」と呼ばれるそうです。
その根底にあるのは「劣等感」であり、劣等感とは比較する他人がいて初めて成立する感

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自己矯正記⑩ 「人の中に『どちて坊や』が必要な現代」

自己矯正記⑩ 「人の中に『どちて坊や』が必要な現代」

とある介護事業所の責任者で西野亮廣さんとプペルを観るのが楽しみな男、ryuです。

昔のアニメで「一休さん」をご覧になったことはあるでしょうか?
だいぶ古いアニメなので若い方にはピンと来ないかと思います。
その中で「どちて坊や」というキャラクターがいて、どう答えてもその答えの中から新たな疑問を投げかけ、無限に「どちて?(どうして?)」と聞いてくる男の子です。

「どちてご飯を食べるの?」
「お腹が

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自己矯正記⑨ 「リーダーっぽく舵取りしてみる。」

自己矯正記⑨ 「リーダーっぽく舵取りしてみる。」

とある介護事業所で責任者をしながら禁煙ができない男、ryuです。
意志の弱さが全面に出る挨拶でした。

今回は今日あった出来事をお話しさせていただきます。

今月いっぱいで退職する女性スタッフがいて、そのスタッフはとかく愛される人柄で仕事も真面目。
そのスタッフが辞める事をきっかけに他のスタッフも仕事との向き合い方やチームとしての結束も強まったと思います。
なによりも頼もしいが故に依存していた私が

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自己矯正記⑧ 「あなたがダメなのは「今」のあなたがダメだから」

自己矯正記⑧ 「あなたがダメなのは「今」のあなたがダメだから」

とある介護事業所の責任者をしながら西野亮廣を愛し始めた男、ryuです。

先日、映画.com調べで映画えんとつ町のプペルが1位を獲得し、5プペした私としても喜ばしい限りです。
西野亮廣さんは毎日「良い音」の映画館を求めて「西野亮廣と映画を観る会」と称して、一般でプペルを観ているそうです。
コロナ禍でなければ札幌にも来れたのに、と思いますが、コロナ禍だからこそプペルも輝きを増したと思うので文句は無し

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35歳から始める自己矯正記

35歳から始める自己矯正記

初めまして。
とある介護事業所で責任者をしているryuと申します。

いきなりですがみなさんは自分のことをどのくらい理解できているでしょうか?
好きな食べ物は?
好きなタイプは?
どんな性格?
どんな癖を持っている?

私は「他の人よりも自分をしっかり客観視できている」という自負がありました。

「性格的にこうだから気をつけよう」
「髭をいじる癖があるから人前で出さないようにしなきゃ」
「軽口で失

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自己矯正記① 「それは話し合いではなく発表会」

【相手からしたらただの「論破」「ロジハラ」だった。】
職場では必ずどこかで意見がズレて「話し合い」「議論」が行われます。
今までの私の考え方は
「議論とは互いの正しさを言い合うものだから、しっかり主張し合わなければダメ!」
といったものでした。
納得いかなければしっかり互いの意見を主張する。これが当たり前だろうと。
特に私は責任者で経験も知識もあることから、「自分が正しい」「何でわからないんだ!」

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自己矯正記④ 「目的と化したルールは早々に無くすべき。」※結構タメになる話です。

自己矯正記④ 「目的と化したルールは早々に無くすべき。」※結構タメになる話です。

とある介護事業所の責任者をしてるryuです。

みなさんはマイルールをお持ちでしょうか?
私は「クレジットカードを持たない」というマイルールがあります。
理由は「見えないお金を平気で使い浪費するのがわかってるから」です。つまり目的は「浪費防止」ですね。

このようにルールは何かしらの理由から目的があって作られます。
私の場合は「浪費をしないためにカードを作らない」わけです。
が、来月作ります。西野

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自己矯正記⑥「体験(経験)から得る『知る』の質は段違い」

自己矯正記⑥「体験(経験)から得る『知る』の質は段違い」

とある介護事業所の責任者をしているryuです。

無事祖母の火葬も終わり家族集まっての団欒も落ち着きました。

私は認知症ケアのキャリアが15年。
それでも看取りケアの経験は7名程です。
そのうち半分ほどはその最後の瞬間に立ち会っており、7名中1名を除いては本人にとってもご家族様にとっても満足のいく看取りケアを提供できたと思います。

15年という歳月と7名の看取りの経験を持つ私が、16年目で看取

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自己矯正記⑤ 「私を変えつつある二人の〇〇者」

自己矯正記⑤ 「私を変えつつある二人の〇〇者」

とある介護事業所の責任者をしてるryuです。

ここで改めて自分の目的をしっかりと明記しておきます。

私がこのnoteでやりたいことは「文章としてアウトプットすることでその理解を深める」ということです。
文章を作る過程でやっていること、やろうとしていることを整理整頓し、出来上がったレポート(note)を読み返して反芻(はんすう)する。
そうやってより深く浸透させ、考えるまでもなくできるようにした

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