自己矯正記① 「それは話し合いではなく発表会」


【相手からしたらただの「論破」「ロジハラ」だった。】
職場では必ずどこかで意見がズレて「話し合い」「議論」が行われます。
今までの私の考え方は
「議論とは互いの正しさを言い合うものだから、しっかり主張し合わなければダメ!」
といったものでした。
納得いかなければしっかり互いの意見を主張する。これが当たり前だろうと。
特に私は責任者で経験も知識もあることから、「自分が正しい」「何でわからないんだ!」「そんなわけないだろう」という姿勢だった気がします。

結果、議論の場はいつも「責任者の意見発表会」と化していたようです。
それを自分では「ちゃんとした話し合いができた」と勘違いし、スタッフに我慢を強いていたのです。

ただ実は気づいたからすぐ直した、ではなく、ここからが苦労でした。
「明らかに相手が間違ってるのに正しそうな自分の意見を主張しすぎてはいけない?」
という自分からすると矛盾したような状況にストレスを感じました。
しかしここはそうではないですね。
「しっかり聞いて受け止めてから自分の話をする」
恐らくこれが私のすべきことです。
「聞き上手になる」ということ。
喋りたがりの自分には難しいことでした。

これって普通の人なら自然とできてることだと思います。
私はそれができなかった人間なんです。
「自分は普通」という思い込みが考える余地などないほど染みつき、「出来てるつもり」という無自覚な悪を「論破」という形でスタッフに向けていたのです。
猛省です。

やることはシンプル。簡単。
「話し合い」
話を聞いて話をするだけです。
論破は必要ありません。
大切なのは互いがきちんと言いたいことを話したという過程から結論に着地することです。

やや長くなりましたが読んでいただいた方、ありがとうございました😊

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