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#がん
【コラム】後悔のないコミュニケーションに向けて活用したい冊子「重要な面談にのぞまれる患者さんとご家族へ」のご紹介
ご無沙汰しています。
最近様々な出来事が重なり、改めて私ができることを考えている日々です。
さて今日は、ひとつの冊子をご紹介したいと思います。
・ちゃんと聞くべきことを聞けているのか分からない
・うまくコミュニケーションが取れていないと感じる
・いつも後から聞きたかったことを思い出し後悔する
そんな思いが少しでも解消できるような手助けになる、冊子だと思います。
冊子「重要な面談にのぞまれる
あなたもCOVID-19と戦えるのでは?
COVID-19が世界中で猛威を振るう中で、ほとんどの人が生活に不便を強いられていると思います。不安も大きく広がっています。助けを必要としている人も溢れています。
その中で、私は自分にやれることが何かないかと探していました。
今回の感染拡大では、戦いの最前線は病院であって、最も壮絶な戦いの場にいるのは医療者でした。かつては私も脳神経外科医として、病院で働く身でしたが、現在はがん研究者として米国
岡江久美子さんの訃報に接して
女優の岡江久美子さんが新型コロナウイルスによる肺炎で、お亡くなりになったという報道を聞きました。乳がんで闘病中であったことは以前から存じていましたが、まさかこんなことになるとはと驚きました。心からご冥福をお祈りいたします。
ニュースを聞いてショックを受けているがん患者さんやその家族の方もいるかと思いますので、この報道に関して少し追加の解説をさせてもらいます。
がん患者が一律にリスクが高いとは言
新型コロナ禍でのがん治療延期の判断について
新型コロナウイルス感染が拡大する中で、がん治療(手術・化学療法・放射線治療等)が延期される事態が起こってきています。これは日本に限らず世界的に起こっている事態です。
がん患者さん・ご家族は大変に不安になっているかと思います。皆さんがご存知のように、がんは進行性の病気であるため、誰しもができるだけ早くに治療を受けたいと思います。待つということは大変なストレスだと思います。
医療者は患者さんの気持
望まない延命をさせる家族に罰則をへの危惧
SNS上で『本人の希望ではない延命をさせる家族』という言葉を目にして
胸が塞がる想いがしました。
以前、テレビの特集でも、家族が過剰な延命を申し出ているというような内容に取れるものがあり、その時も同じ不安を感じました。
罰則を決めれば解決するという意見を目にしました。
虐待、犯罪という言葉…
確かに、本人が望まないことをするべきじゃないし、本人の人生です。
ただ、家族も衝撃を受けて混乱