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生きる

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なにかに振り回されずに生きる方法についてまとめました。
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#リハビリ

「絵を描く」という作業〜緩和ケアでのOT〜

「絵を描く」という作業〜緩和ケアでのOT〜

いよいよ暑くなってきましたね!
そして今年は初のじゃがいも掘り。
無肥料で、大して工夫もしていなかったので収量は大したことがないですが、「じゃがいもはこうやって育つんだ」「こんな葉っぱなんだ」ということが体感できて良かったです。
体感が畑をする一番の目的なので(^^ゞ

さて、今日のテーマは今年の3月から久しぶりに担当することになった緩和ケア病棟での話です。
緩和ケア病棟とはがんを始めとした終末期

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「世間話」というリハビリ

「世間話」というリハビリ

梅雨入りしましたがどうにも肌寒い日が続きます。
気温の変化に注意しつつアジサイの美しさを楽しみたいですね。

今回はとある患者さんの話をしたいと思います。

内臓の病気で手術をされたんですが、なぜか症状が治まらず発熱・解熱を繰り返されていました。

30代の女性でまだ小さなお子さんがいるとのこと。

退院のメドがつかない中で時間が過ぎていき、入院から一ヶ月ほどが経っていました。

先行きが見えない

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脳との対話

脳との対話

大根を大量に手に入れたので大量に切り干し大根を仕込みました。
案外簡単にできるんですよ。
そしておいしい。
スーパーで買ってたのは何だったのよ…と思うくらい違います。
ぜひ作ってみてください♪

先月いっぱいで6年連続で働いた脳外科病棟を離れました。
それまでも脳外科を担当していましたが、こんなに長く同じフロアで働いたのは初めてでした。
振り返ると本当に色んな方を診てきました。
老若男女、軽い方、

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入院患者さんが望むこと

入院患者さんが望むこと

あまりの余裕の無さに秋冬野菜は全く育てられなかったので「春からは本腰入れるぞー!」ということで種まき計画を立案中。
あれもこれもと妄想ばかり膨らみます(^_^;)

さて、急性期病院でOTとして働いてもうすぐ14年が経ちます。
始めはガムシャラでただひたすら目の前の患者さんに何ができるかを考えていました。
常に手探りだったように思います。
5年ほど経ってようやく自分のスタンスができ始め、10年で軸

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いかにOTがおもしろいか

いかにOTがおもしろいか

※2021年12月30日加筆

通勤途中のカブ畑。
これだけ見事に育っている畑をみるとヘッピリ家庭菜園者としては「スゲーなぁ」と思うわけです。
冬野菜が美味しい季節になりました。

私がOT(作業療法士)として急性期病院で勤務してもうすぐ14年が経とうとしています。
(OTの概略についてはこちらをご覧ください)
作業療法(OT)とは|自律整体めぐりや 

これまでリハビリテーション職としての手応え

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