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2020年5月の記事一覧

[-Iberis-義足のバレエダンサー]サコッシュがpixivFACTORYさんから届きました(エアコミケ期間の5日まで販売中)

[-Iberis-義足のバレエダンサー]サコッシュがpixivFACTORYさんから届きました(エアコミケ期間の5日まで販売中)

pixivFACTORYさんの[つくってもらえるキャンペーン]に先月応募してIberisのイラストで作成したサコッシュが当選しました!!

お試し販売ですが現在ネット上で行われている『エアコミケC98』
2020年5月2日~5日の期間中のみサコッシュをBOOTHで販売してます。

2020年5月5日まで購入可です。(※5日以降は自動で閉鎖されます)

元のイラストはこちらです。

実際送られて来ま

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(今日の一枚)「炎舞」速水御舟の幽玄な視点

(今日の一枚)「炎舞」速水御舟の幽玄な視点

「炎舞」は、焚き火に群がる蛾の舞う姿を克明に描かれている。
それまで、蝶は美しく、蛾は、どこか、不気味さも持ち合わせていると感じたのだが・・・
闇の中に現れた「幽玄で実に美くしい世界だ」、そして、その時から、蛾の姿をあらためて見るようになった。信州の闇の中に舞い広がる世界は、正確な写実で、艶やかであり幽玄(ゆうげん)だと感じた。
私的な事だが、それは、最初の勤め先のロビーに貼ってあった「山種美術館

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フォト・セセッションは、芸術としての写真の位置づけを目指した。

フォト・セセッションは、芸術としての写真の位置づけを目指した。

フォト・セセッション(Photo-Secession)とは、はじめて、芸術としての写真の位置づけの方向性を目指した。
ただ、写真が、完全にアートとしての位置付けを得るのは、その流れであるストレートフォトグラフィだったかも知れないが、、このフォト・セセッション(ピクトリアリス)は、写真史を語る上では外せない、また、当初のメンバーの、その後の流れも実に興味深いものがある。
ニューヨークでのピクトリアリ

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神さまの筆

神さまの筆

神さまの
筆に
なりたい

透明な
次元から
やってくる
ささやきは
ゆたかで自由だ

わたしは
その力の
絵筆となり
この世界に
色を描く

⭐︎

わたしを、この世界に出現させてくれた大きな力の手足になりたいと思うのです。

⭐︎

わたしという個のフィルターを通して、生まれてくるのはどんな絵なんだろう。

わたしが秘めてきた体験の種は、この世界に何を投影してくれるのだろう。

⭐︎

雨のち

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(今日の一枚)日本画家-菊池契月の散策の空気感

(今日の一枚)日本画家-菊池契月の散策の空気感

実に爽やかだ、今の時期だろう、昭和の初めの空気感が伝わって来る、そして、モダーンだ。

Fig.散策-1934 (c)菊池契月

京都画壇の大御所である日本画家、菊池契月(きくち けいげつ)の散策は、絹本(173×173.5cm)、第15回帝展に1934年(昭和9年)の作品だ。
これを見ていると爽やかな朝の空気感を感じる、現代に通じる散策の姿であり、犬たちも、心地良さそうだ・・・
それは、スマホ

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(今日の一枚)「Marguerite kelsey」メレディス・フランプトン-1928

(今日の一枚)「Marguerite kelsey」メレディス・フランプトン-1928

もうすぐ、泰山木(タイサンボク)が咲く、、この時期、その香りも良い。
そして、グローバルに、危ういウィルスの終息を願いたいものだ・・

Marguerite kelsey 1928  oil Paint 475×555in (c)TATE-Modern

メレディス・フランプトン(Meredith Frampton,1894-1984 英-British Art Deco Painter) : 肖

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ピピのつばさ
「雨の足音が去ったら」

ピピのつばさ 「雨の足音が去ったら」



雨の足音がさったら・・・。

長いあいだ雲に隠れていたお日様が、

お家のドアをノックする・・・。

やまない雨はないよ。

きっと晴れるんだよ。

ほら、

空を見上げてごらんよ、

お日様も微笑んでハゲマシテいるよ。

花も木も空も太陽も、

みんな貴方を応援しているよ。

もちろんピピも、

貴方たちを応援しているよ。

ピピのつばさ「雨の足音が去ったら」

終り

2020.5.23 

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女性日本画家-北沢映月、現代との諧和(かいわ)

女性日本画家-北沢映月、現代との諧和(かいわ)

北沢映月(きたざわえいげつ、1907-1990)本名は北沢嘉江(よしえ)
昭和から平成時代の日本画家。
現代女性の社会的風俗、そして、歴史上の女性たちを描いた。
画壇の師から受け継いだ繊細な筆致と広がる色彩、晩年には、現代の写実と装飾の諧和(かいわ/しっくりと調和)が画業の特徴と言われる。
その晩年に至るプロセスの流れにある絵画と、昭和期の作品、そのモダーンさに惹かれる作家だ。

上村松園(しょう

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