マガジンのカバー画像

創造性についてのコラム : Mo-So Times

22
クリエイティビティについて、日々考えたことのまとめ。
運営しているクリエイター

記事一覧

雨と風は"花散らし"か?

雨と風は"花散らし"か?

桜を散らす雨と風

2024年、東京の桜は4/4に満開が発表
7日の日曜日は暖かくお花見日和
8日は多くの学校が入学式。
桜満開の入学式は何年ぶりだろうか。

"卒業式とサクラ"をテーマに曲を作ってしまった
自分の予想は大きく外れた、。

それはそれで、久しぶりにご近所コミュニティで
満開の桜の下で花見をしたり、
春の訪れをしっかりと堪能できた。

そして9日の火曜日は花冷えに加えて、強風と雨。

もっとみる
♪未来をつむぐ色の糸

♪未来をつむぐ色の糸

サクラの季節と卒業の時

今年の東京は不安定な気候で、ここのとこ冷たい風が吹いてる。数日前には恐怖の強風も吹き荒れた。
しかし、街の木々は既に春の雰囲気も漂う。公園の梅も綺麗で、サクラも蕾が膨らみ始めて今年も開花は早そうな予感。。サクラはすっかり卒業式の花になった。

今年卒業する学生さんたちは、コロナ禍という地球レベルの非常事態の中で、新たな学校生活が始まって
なかなか居場所を見つけたりするのも

もっとみる
📕 言語学的ラップの世界

📕 言語学的ラップの世界

【久しぶり!日曜朝のMo-So Times】

◾️言語学的ラップの世界音楽もAIでつくれるのか。。

AIで音楽も作れるようになり、色々とトライをしていたら、作詞やラップリリックを自分で書くようになってきた。そんなこと出来ないと思っていたことが、また一つ。。まぁ、まだ出来てるうちには入らないだろうけども。

音楽づくりなんて、自分には縁が無い。そんな才能も無い。と決めつけていたことを、難なく始め

もっとみる
Creative 7C

Creative 7C

BANI時代に大事になる “Creative 7C”

BANI時代を生き抜くために必要なクリエイティブな思考と行動の指針について、”Creative 4C”を考えてみたが
そう言えば一年前に自分とチームのために”Creative 7C”をつくったことを思い出した。そんなに進化してない証拠か、。
一度つくってはみたものの、まだ引き出しの中にしまってあり、チームメンバーにも共有していない。
BANI

もっとみる
♪Creative 4C for BANI world

♪Creative 4C for BANI world

昨日はVUCAをアップデートした概念、BANIについて書いた。↓リンク

BANIの概念を考えれば考えるほど、解決策はCreative Attitude & Action (クリエイティブな態度とアクション)ではないかと思う。様々なモノゴトに興味の眼差しを向け、見えない未来も見ようとし、自ら何かを創り出そうと行動する。
そして、自分で創れることがわかると、途端に不安は無くなるどころか、不確実性の未

もっとみる
♪BANI これからの世界

♪BANI これからの世界

VUCAという世界の捉え方もかなり浸透してきたと思う。多くの企業の経営指針の中でもVUCAが語られ、世界は不確実性に満ちている状況と認識している。

念の為

VUCAふりかえり

Volatility : 変動性
Uncertainty : 不確実性
Complexit : 複雑性
Ambiguity : 曖昧さ

これらの4つの英単語の頭文字を取ったもので、特にビジネス環境や組織運営において、

もっとみる
翻訳できない日本語? ♪愛と恋

翻訳できない日本語? ♪愛と恋

少し古い記事だが、"翻訳できない"日本語のフレーズ。というBBCの記事を読んだ。

"恋の予感"は翻訳できない⁈

恋の予感を
a feeling of love's onset
a premonition of love
と訳してもピンと来ない⁈

確かに「恋」も「愛」も 英語だと「LOVE」なので
完全一致は無さそう。

では、
恋って何ですか?
愛って何ですか?
そもそも日本語でも答えるのも

もっとみる
2024年 変化の始まり

2024年 変化の始まり

個人的なつぶやきです。
2024年1月も後半戦。今日はnote再開の一言。

年明け早々にひっそりとした大仕事をこなしたので、noteを毎日投稿する習慣が、お正月以来途切れてしまった。
ルーティンはとても大事で、毎日のトレーニングやアウトプットはコンディション維持に欠かせない。
もし、成長に繋げたければルーティンの内容を少しずつ負荷を高めるようにすればいい。
自分はクリエイターとして、文章でもアイ

もっとみる
AI x クリエイティブ ちょっと振り返り

AI x クリエイティブ ちょっと振り返り

そろそろ生成AIとの付き合いも丸一年となり、かなり様子がわかってきました。この先、世の中が大きくシフトする予感はあるものの、まだまだ日常は日常のままですよね。
画像生成AIは、自分の生業にダイレクトで、あまりにもインパクトがあったけれども、世の中的には大海の一滴のように静かなものだし、同業の中でも浸透率は高いとはとても言えない。
Chat GPTは対話というインターフェースで、言葉が話せれば誰でも

もっとみる
【2017 Mo-So times   "AI"  】

【2017 Mo-So times "AI" 】

2017 FBに投稿していた"AI"について。
6年半経ってますが、当時考えていた事を振り返る
そのまま転載します。

————————————————————————
170105

Mo-So Times “AI”

2016はAI旋風が凄かったですね。
面白いと思ったのは、年明け頃はAIの技術者は世界に500人しか居なくて、当然ながら皆シリコンバレーで働いている!もう日本は手遅れ、。
なんて

もっとみる
ブーストラーニング : 妄想ショートショート052

ブーストラーニング : 妄想ショートショート052

ブーストラーニング

東京の小さなスタジオで、高橋健一は新しいプロジェクトに取り組んでいた。彼は50代半ばのクリエイターで、かつてはその独創的なデザインで名を馳せていた。しかし今、彼の手はペンタブレットの上でためらっていた。目の前のスクリーンは空白のまま。この数ヶ月、彼のアイデアはパッとしないものばかりだった。

「またダメだ…」彼はため息をついた。

その日も、健一はクライアントからの冷ややか

もっとみる
テクノロジー・ルネッサンス :   人類総クリエイティブ時代の到来

テクノロジー・ルネッサンス : 人類総クリエイティブ時代の到来

歴史を遡ると、ギリシャや古代ローマ時代では、クリエイティビティが神秘的な力、人間の外部に存在するものと信じられていました。しかし、14-16世紀のルネッサンス時代に至り、創造性が個々人の内部に宿る能力であるとの認識が生まれました。"人間の創造力"という概念が、ホモサピエンスが数十万年の歴史を持つ中で、 たったの500年間とは驚くべきことです。

ルネッサンスは、学問や芸術が権威から実践的な活動へと

もっとみる
火とナイフとバイク

火とナイフとバイク

火とナイフとバイク。
コロナ禍の中で見つけたこれらの趣味は、ただの時間つぶしではなく、まるで芋虫が蝶になるくらいに自分の人生を変えた。

なぜ始めたのか? 簡単な話、コロナのせいで世界が縮小し、自分の時間が増えたことと、単純に外に出たかったこと。
最初に始めたのは魚捌き。YouTubeでプロの料理人たちがテクニックを惜しげもなく披露しているのを見て、ただ見よう見まねでやってみた。コロナ禍で流通も滞

もっとみる
アイデアの守護神 : 妄想ショートショート050

アイデアの守護神 : 妄想ショートショート050

古代ギリシャ ムーサのささやき

太古の昔、古代ギリシャには創造性の女神、ムーサがいると信じられていた。この美しい9人の姉妹たちは、芸術と科学の守護者として崇められ、彼女たちの祝福はすべてのクリエイティブな心に不可欠だった。

エウテルペは音楽の旋律を操り、エラトは愛の詩をささやいた。彼女たちの存在は、人々に深いインスピレーションを与え、アテネの市場からオリンポスの山頂まで、創造のエネルギーで世界

もっとみる