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翻訳できない日本語? ♪愛と恋

少し古い記事だが、"翻訳できない"日本語のフレーズ。というBBCの記事を読んだ。

"恋の予感"は翻訳できない⁈

恋の予感を
a feeling of love's onset
a premonition of love
と訳してもピンと来ない⁈

確かに「恋」も「愛」も 英語だと「LOVE」なので
完全一致は無さそう。

では、
恋って何ですか?
愛って何ですか?
そもそも日本語でも答えるのもムズカシイ

"恋の予感"だって、一人ひとり違う
同じ人だってエピソードごとにその意味は変わる
非常にナラティブなもの。
意味を考えれば考えるほどピンと来なくなるので、言語の問題でもなさそう。

そもそも共有できている気がしているだけ?

なので、恋の予感は
a feeling of love's onset
a premonition of love
と訳しておけばそんなに問題無いはず

それよりも、
「愛」とは何か?
「恋」とは何か?
自分のコトバで言語化できるか。

「恋」と「愛」をわざわざ分けている理由もあるはず
違いがあるから違う言葉がある。

しかしボクはそんな問いにスパっと答えられないし
スパっと答えられる人に会ったことが無い。

意味がわからなくてもコミニケーションできている。
コミニケーションできてるつもりになっている。ということか。

AI時代に浮き彫りになる

言語化しなければ思考できない。とも言われるが
「恋と愛」の違いが言語化できなくても、コミュニケーションはできるようだし、言語化されなくても「恋の予感」は何だかわかっている。ということは、言語以外の思考も存在すると思う。
しかし、言語化することで、思考が構造化され考えやすくなる。
新たな概念や、思考を生み出すには言語化が必要なのだと思う。
生成AIの登場は、そんなことを考えるキッカケになった。
言語化しにくいことも、Chat GPTは難なくこなす。
自分には答え難い「愛とはなにか?」「恋とはなにか?」「恋と愛の違いはなにか?」
いとも簡単に言語化する。

そしてこの能力を借りることで、また新たな概念を生み出せるというのが、我々人間のできること。
また、言語化しなくてもできている思考(身体的、感覚的、感情的)も人間にしかできない事としてより重要になることは間違いない。

恋と愛は何か?に思考をめぐらせつつ
またRapにした。

恋の予感はするが、愛の予感は無い。
恋は瞬間的に燃え上がり、愛はゆっくりと育む。
恋でヤケドをするかも知れないが、愛はあたたかく包まれる。
しかし、恋人はステディ、愛人は淫靡?!

Rapリリックを考えるのは、コンセプチュアルな思考鍛錬なんだ。という気づき。

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