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なぜ人は先延ばしをしてしまうのか

自制の代償は常に後悔の痛みより小さい

僕の好きな言葉のひとつだ。

今日の1日をだらだらと過ごせば、明日も同じ繰り返しになる
しかも明日はますますそれがひどくなる
一つひとつの先延ばしがさらに遅れをもたらし
無駄にした日々を悔やむことでまた時間を無駄にする。
あなたは真剣に生きているだろうか?
今この時間を大切にせよ

これはゲーテの言葉。

本を読んでいるとたくさんのこんな言葉に出会う。

そしてなるほど!

と思うのだがいつのまにかまたしてしまう。

先延ばし。

僕は課題を最終日に出す派閥の一員だった。

これは僕の運命なんだと今までは受け入れていた。

だけどそんな先延ばしにもメカニズムがあった。

今回はそれを軽く紹介したい。

答えを一言で言ってしまえばそれは脳の部位の反応速度の差から生じる。

前頭前野と辺縁系。

前頭前野は未来のことを考える部分。
意思力もここに存在する。

辺縁系は快楽、恐怖、報酬などに関わる部分。
5感の刺激によって活性化する。

前頭前野で未来のことを考えて決定した目標は
辺縁系の活性化によって簡単に邪魔される。

辺縁系は刺激に対して瞬間に自動的に反応するから意識が介在しにくい。
そしていつの間にか欲求に屈しているというシステムだ。

反応速度は圧倒的に辺縁系の方が早い。

おいしそうないい匂いのケーキを前にした女子がダイエットは明日から!
と言う現象はこうして起こる。

この仕組みを知ってから先延ばしは大幅に減ったがまだたまにインスタを見るといつの間にか30分経ってやる気をなくすということがよくある。

でもゴールデンレトリバーの動画はかわいい。

多分インスタはじめSNSやYouTube、いや、
スマホそのものが辺縁系をバンバン刺激するように意図的に作られているのかもしれない。








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