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#本

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気になった本をただただ読む。そのまとめ。
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#プラトン

不自由な〈秩序〉について 「人類と哲学」/岡本裕一郎

不自由な〈秩序〉について 「人類と哲学」/岡本裕一郎

《人類の進歩》を、《哲学という明るみによって照らすこと》で、別角度からの学びを与えてくれる著作となってます。1章から8章に分かれており、明瞭な文章で、理解し易く書かれています。

こんな人におススメ!
・ホモサピエンスに興味がある
・哲学に興味がある
・どちらにも興味がある

以下、本著で印象的だった部分を解説しています。是非、拾い読みして頂いて、気になったら購入してみて下さい。

「本書は哲学の

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哲学者を隣において生活をしてみたら vol.2

哲学者を隣において生活をしてみたら vol.2

前回に書いた、「哲学者との対話」が面白かったので、《vol.2》としてまた書いてみようと思います。

学校の授業がだるい私自分:毎日の授業がつまんなくてだるいんだよね。

プラトン:それはいけないな。しっかりと学ばなければ。

自分:退屈なものは退屈なんだよ。毎回眠くなる。

プラトン:君がそれで仕方がない、と思うならそれで良い。結局はそれが、「正しいこと」へと導くかどうかが肝心だからな。

自分

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哲学者を隣において生活をしてみたら

哲学者を隣において生活をしてみたら

最近、哲学書を読みたい欲求が強くなってきて、ツァラトゥストラはこう語った、人間の条件、死に至る病など、いろいろとつまみ食いしてます。(いわゆる積読)

しかし、ささっと内容を一瞥してみると、そこには《哲学語》がひしめき合っていて、一言で言えば、「わけわからん」という感じ。

藁にもすがる思いで、本著を読んでみました。

歴史上重要な哲学書50冊分を、各々10ページ程度で纏められており、各々の書物の

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