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黒田白さぎ
2023年11月9日 10:15
今も……この映画について、思うことは、本当に何かが奇跡として降臨したと言うしかない、小品ですが、奇跡的な名作だと、ボクはそう思います…………あの頃は20代前半で、大阪のミニシアターで観ましたけど……………。今も、思い出しても若干、鳥肌が立つ……というか、あの染み渡るような神がかった夢想的な神曲……… わたしは あなたを呼ぶ あなたを 呼んでいるの ベガスから 行く当て
2023年11月7日 07:01
ボクが、………この映画に出逢ったのは、ハッキリと覚えています。高校の、卒業前だったころだと思います……………………。地方の映画館で、それも客の入らなそうな、いかにも難解な芸術的な地味な映画、という事もあってボクも含めて二人しか客はいませんでした………。それも、いきなり最初から観た……というのではなく映画の劇中の途中から、という感じでしたが、意外にもすんなりと、この文学的かつ難解な、この
2023年11月11日 08:42
イタリアの映画監督、グイド・アンセルミ。彼は思い悩んでいたのだった。次回作の映画の構想、脚本、スタッフ達によるクレー厶、成功を収めた前作品の、後の次作への期待による周囲からの圧力。期待による映画製作にかかわる全ての重圧、そして、それにもまして彼をめぐる妻や女性達による様々な問題と重圧、プレッシャー等のきりのない問題にかれは悩み苦しみ、白日夢すら見つつ………………………………。以前、フェデリ
2023年5月13日 08:38
1993年に心臓病で亡くなったイタリア・レベルでは無く20世紀を代表する世界的な映画監督フェデリコ・フェリーニ……………。彼が遺していったものを、テクテクとチョコチョコと少しずつ拾っていきましょう……。かつて世界的巨匠、日本の黒澤明監督はフェリーニを、こう評しました……。フェデリコ・フェリーニ……彼は人間離れした記憶力と想像力の持ち主である……………と。自分から見てみればイタリ
2023年10月5日 08:06
東西冷戦は、一九八〇年代末に破裂し終焉を迎えた。今回はバブル、泡、風船のように膨らみ破裂した共産主義イデオロギーと資本主義の対立、様々な思想実験を繰り返した戦後のコールド・ウォー、冷戦。それらとフランスの革新的挑戦的な映画監督、ジャン・リュック・ゴダールをすずしく重ね合わせて批評を繰り返し、繰り返し、語っていきたいと想う……。第二次世界大戦後の冷戦とは、ハッキリ言って裏で仕組まれた思想によ
2023年6月28日 09:18
米国の映画監督フランス・コッポラ、ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグ………、彼ら三人はかつてこう語った。 我々は黒澤明の芸術的息子だ!!!!!!!! かれはそれほどまでに……偉大な 映画界の神的な存在であった。ま た、これ程までに真っ当に映画の 道を、真っ直ぐにかつ完璧にやり 通せた映画監督は、いただろうか 、どうだろうか?昔みたことがあ