黒田白さぎ

幾つかの物語の試行錯誤を、くり返そうと試案しています。様々なストーリー展開の夢想をコツ…

黒田白さぎ

幾つかの物語の試行錯誤を、くり返そうと試案しています。様々なストーリー展開の夢想をコツコツと夢みています。文学、マンガ、音楽♪、哲学etcの名言もピックアップします。筆名の元ネタは、黒田官兵衛とそれに由来する鳥の名前です。様々な小説、映画、音楽の評論やります。

マガジン

  • 黒田白さぎのCulture・アート・映画批評集・2

    黒田白さぎによる文化、アート、映画、国家論の様々な角度からの細かいチェック批評をしています。チェックを!!

  • B・W=黒田白さぎの映画・文明・環境評論説

    黒田白さぎによる、小説、文学、映画、環境、文明の幅広い批判・評論集。様々な角度から世界の事象を細かくチェックしていますので、皆さんよく観て下さい。

最近の記事

PickUp…ことばを拾う4。

「でも、そのソカンとかいう名前が重要なことなの?」 銀河には宮廷流の格式ばった話法はどうしても身につかなかった。気を抜くとすぐにいつもの調子になる。 「当たり前ではないか。名前がなければ国の名分というものが立たぬ」 真野は渋い顔で言った。 「わたしは生まれて初めて聞いたけど、これまで困ったことなんかないわ」 「お前のような卑賤の身には、国家の名分など必要ない。お前が困るの困らないのと言った問題ではないのだ。天子とこの国土にとって必要なものだからな」 「なんだ、それ

    • |社会批評集|UFOキャッチャー・クレーンゲームみたいな我々の生きている世界…………。

      だいぶ、前から思っていた事ですが、人の人生や、運命、行動、その他、モロモロって、何かこう、自分の思いどうりになかなか、ならないというか、なっていないというか、そんな感じを社会に対して自分は漠然と思っていました。 まぁ、過去に、とあるコメディアンの芸能人が言う、熊本県から上京して川崎の映画学校出て2年後にコメディアンやるなんて、オレ、いっさい思い付かなかった!!自分の人生って!の発言によるように、その後に映画監督として映画とったり、番組MCやる様になったり…… 人生、世の中

      • |ルパン三世・批評|ルパンよ、君はいまだかつ、燃えているのか……………!!

        1971年にアニメ化がスタートして、いくつものテレビシリーズが造られ、いくつかの劇場用アニメも作られ、九十年代前後に入ってから毎年の様にテレビアニメスペシャルが作られた長い歴史を持ち、日本が世界に誇る、偉大なコンテンツ、ルパン三世。を今回、分析してみたいと思います。 僕自身で言えば、だいたいルパン三世パート2、いわゆる70代末の赤いジャケットの頃のルパン三世の世代で、再放送ですが繰り返しパート1、緑のジャケットの71年初期頃の最初のルパン三世を見てた世代ですかね。 基本、

        • |文明の横から目線|旧石器から黒曜石から火炎式土器へ至る特異なメタモルフォーゼ…それはやがて世界を包むかも…………。

          以前だったら、世界的な基準の知性から見て 、馬鹿にされて相手にされませんでしたが、あえて縄文時代を縄文文明と仮定して、今回は推測してみようと思います。 日本の縄文時代や、その以前の、世界的言って旧石器時代の生活にも使われていた、ガラス質の火成岩、黒曜石を語りたいと思います。 マグマが水により冷えかたまり黒暗緑色のガラス質の黒曜石が出来上がる。それを日本の旧石器時代には、動物狩猟の槍の先に使われ狩猟で狩った食料として動物をさばく調理用のナイフとして使われていた。 新石器時

        PickUp…ことばを拾う4。

        • |社会批評集|UFOキャッチャー・クレーンゲームみたいな我々の生きている世界…………。

        • |ルパン三世・批評|ルパンよ、君はいまだかつ、燃えているのか……………!!

        • |文明の横から目線|旧石器から黒曜石から火炎式土器へ至る特異なメタモルフォーゼ…それはやがて世界を包むかも…………。

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        • 黒田白さぎのCulture・アート・映画批評集・2
          7本
        • B・W=黒田白さぎの映画・文明・環境評論説
          11本

        記事

          行ってみようと言いたい場所へ!!|チーム・ラボ・ボーダレスの憧れ。|

          僕自身いつか、行ってみたいと思う所、場所があって。 それが海外旅行客にも人気の チーム・ラボ・ボーダレス! 境界のないミュージアム。 東京麻布台ヒルズや、チームラボ豊洲・お台場。ボタニカル・ガーデン大阪にあるみたいで、いろんな所へ行ってみたいですね………。 作品と作品とのコミュニケーション、影響との感応性…………………… アートと人との同じ時の流れをもつ、時空間 ……………………。 自分がなくなっていくような不思議さ。 作品と他の作品をコミュニケーションし、影

          行ってみようと言いたい場所へ!!|チーム・ラボ・ボーダレスの憧れ。|

          |次元数の物語|カバラの数の物語、それについての、それ、よもやま話…?!

          わらはいは……ネコなのだ……………………。 唐突だが、なぜか、そう産まれてきている。 この、小春日和のほんのりとした暖かい陽光 に照らされて、人間の家というものの縁側という所で昼間の太陽にのほほんと温まっていると、人間という我々ネコ属からして理解不能な生命活動を日々繰り返している、おかしな生物たちを見ていると、本当に吹き出して笑い出してきてしまうのが、ホントにおかしくおもえてくる(笑)。 あの、忌まわしい記憶。幼猫だった頃の小雨降る肌寒い早春の朝の長雨の、美味しそうな生

          |次元数の物語|カバラの数の物語、それについての、それ、よもやま話…?!

          |激白物語|クラブホスト・ゴージャス・蓮の日々のつれづれなる告白文……。

          ここは、夜、昼ともなく綺羅びやかで、女や男の、ドス黒い愛憎渦巻く、欲望たちが渦を巻き散らす町……………………………………………… 夜の魔都  新宿歌舞伎町。  その小さな町の中の無数にひしめく小さな数百とも数えられるホスト・クラブの一軒のお店…………………… ……………………………………………………………… 満里奈 今日はどうなのかな?レンさん今日はごきげんどうなのかな? 樹里絵 レンさんって、毎回思うんだけど、実質、このお店のナンバーワン、ホストのリュウさんより、わた

          |激白物語|クラブホスト・ゴージャス・蓮の日々のつれづれなる告白文……。

          Pick Up…ことばを拾う3。

          十時になると老人がコーヒーをのせた盆を手に僕の部屋をノックし、ベッドにうつぶせに なっている僕の姿を見て、冷やしたタオルで僕のまぶたをこすってくれた。耳のうしろがズキズキと痛んだが、それでも涙の量はいくぶん少なくなったようだった。 「いったいどうしたんだね?」 と老人は僕にたずねた。 「朝の光は君が考えているよりずっと強いんだ。とくに冬の雪の積った朝はね。<夢読み>の目が強い光に耐えられないことはわかっているはずなのに、どうして外なんかに出たりしたんだ?」 「獣たちを

          Pick Up…ことばを拾う3。

          |猫文明記述|NEWWHITE

          コツコツコツコツコツコツ コツコツコツコツコツコツ コツコツコツコツコツコツ コツコツコツコツコツコツ ギィーーーーーーーーーーッ…………… 暗い夜のことだった。遠くから靴音が響いてそれが黒い森の中のこの家へと近づいてきて、重い年季の入ったほこりの積もった木の扉を、こじ開ける重い音が耳にきしむように入ってきたのは。 暗闇の中から、表れたのは黒い山高帽に黒のコート着、黒光りするオイルを塗りたくった ブーツに赤い色の古びた樫の木のステッキを手に持ちそれを木の床に鋭角に

          |猫文明記述|NEWWHITE

          |少し脱線批評|FOOT・BALLから見た努力という物の考察⚽⚽⚽⚽⚽⚽⚽

          今まで文化的な文化系の書き物ばかりでしたが、今回は方向性を180度グルリと変えて。  体育会系から見た、努力と言われる、人の行動の批評をやってみましょう。 フット・ボール、いわゆるサッカーの事ですね。世界的に、ドイツではフスバル、ブラジルならフチボル、と呼ばれ、まぁ足でボール を扱う球技なのでそう呼ばれるのでしょう。 ワールド・カップもポルトガル語や世界基準では、コパ・ムンディアル(世界のカップ)、まぁムンディアルとは世界のと言う意味で、世界的にそう呼ばれているのは、世

          |少し脱線批評|FOOT・BALLから見た努力という物の考察⚽⚽⚽⚽⚽⚽⚽

          |映画予測批評|シン・ナウシカ・2のひょっとしたらの推測パターン、その1つ…。

          去年の年末頃だったか?とある国営放送で放送されてた、とあるドキュメント番組で、かなりのあいだ宮崎駿氏に密着してた番組を偶然か、見てて。まぁ事前予告なし、宣伝一切無しのアニメ映画🎥|君たちはどう生きるか|の制作現場の長期間ドキュメント。 まぁ最後の方だったけど、宮崎氏が映画🎥|風の谷のナウシカ|のイラストらしきものを描いてて、キンキラキンに飾り着飾った巨神兵と その肩に乗るナウシカらしき少女。 それを見たネット民がザワつき、ナウシカ2あるかも!とザワメキがあったみたいで……

          |映画予測批評|シン・ナウシカ・2のひょっとしたらの推測パターン、その1つ…。

          |お伽噺小説|籠目籠目籠目・不規則的不思議推理小説。

          僕たち四人は、中学校の帰りの中学生の同級生四人組で、女子二人男子二人の下校生でした。夕方にはまだ早く、夕陽も沈んでいない冬場の地方の市街地から、田畑が望める道路を通っていました。 こんなのん気な地方都市で、まさか、あんな事が起こるなんて、今思い出しても信じられない思いでいっぱいです……………………。 その時のてん末は、こうです……。 A子は、遠くを見ながら、こう言ったんです 。 「あの田んぼの向こうに、なんかさぁ黒いグニュグニュしたデッカイゼリー状みたいなもんが動いて

          |お伽噺小説|籠目籠目籠目・不規則的不思議推理小説。

          |映画・チェック批評|アニメ映画|カリオストロの城|から透けて見えてくる幾多のユダヤの謎・秘密……。

          もはや、言うまでもなく、繰り返し繰り返しテレビ局で放送されてきた、宮崎駿監督のデビュー作、ルパン三世・カリオストロの城。 ですが、一部では言われているものの、この映画に隠されている裏の秘密を解明、暴いて 分析してみようと、今回は思います。 オープニングの国営カジノから、ルパン達は札束を大量に盗み出しますが、だがそれは全部、偽札。ルパン三世はヤル気をそがれてしまいます。それはゴート札と呼ばれる偽札であり経済の恐慌、戦争などを金の力で世界を裏で操ってきた、世界の闇の部分だった

          |映画・チェック批評|アニメ映画|カリオストロの城|から透けて見えてくる幾多のユダヤの謎・秘密……。

          |近代・ユーモアな批評文|ルーブ・ゴールド・バーグ・マシン😁可能性とその果てっていったい………!!!?

          20世紀初頭のアメリカの漫画家、ルーブ・ゴールド・バーグが、近代・現代の便利さから機械にたより複雑な機械システムに依存するその馬鹿馬鹿しさを、揶揄、バカにするルーブ・ゴールド・バーグ・マシンの風刺画……そこから、簡単な動作システムをどこまで複雑に、まわりくどくシステム化出来るかをユーモア的に表現したシステムの総称を言います。今回はそのシステムの可能性を面白半分に不真面目に、どこまでも、どこまでも、追求していきたいと思います。 基本……これをズーッとやり続けた人って、世界中見

          |近代・ユーモアな批評文|ルーブ・ゴールド・バーグ・マシン😁可能性とその果てっていったい………!!!?

          |不可能性の小説・|ププロ・ヴィニッチィーリ・緑の綺譚物語、こまやかな可能性の巨大な可能性………,

          それは緑の小さな細い管のようなものが、無数に複雑に絡み合ったカオスな、混沌とした 境目が見つからない明るくもあり、暗くもある世の中でした。超巨大な植物の楽園のようでもあり薄暗い熱帯雨林のジャングルの中のようでもありました。でも、水滴は葉脈にしたたり、少しは涼しかったのです。 そこかしこから……ことばのような音がささやくように……響き……耳に聴こえていきます。 それは、時に甘く、時に残酷に恐ろしくも、 聴こえるような言葉の数々、羅列のようなものでした……………。 その声は

          |不可能性の小説・|ププロ・ヴィニッチィーリ・緑の綺譚物語、こまやかな可能性の巨大な可能性………,

          |絵画・社会の批評|アーティスト・バンクシーの世界的な位置取り。

          英国、イギリスのブリストル出生、ストリート・アーティストでありその存在をおおよそ明らかにしていない謎の画家、バンクシーの世界的な位置付けを今回は試みたい。 彼の作品は全て、いわゆるゲリラ的に世界各地の壁、ビルの外壁、等にステンシル・スプレーや落書き的な手法による絵画を描き、社会に対する一種の皮肉にも似た、そして対峙する姿勢・スタンスを見せる社会性を見せている。 この記事の壁紙にもある、彼がスキャンダル なパフォーマンスをオークションのサザビーズ会場で見せた、画題 Girl

          |絵画・社会の批評|アーティスト・バンクシーの世界的な位置取り。