見出し画像

お母さん!STOP!子供の勉強に手を出さないで!  受験と母親

人間、一度寝ると起きれなくなる。今日は非常に有意義な午前中宇を過ごした後、午後は、はかりきれないほどの眠気に完膚なきまで打ちのめされた。

現在、22時57分。睡魔に僕がノックアウトされたのが、15時00分。一日分の睡眠をしてしまったのだ。はぁ、、、 


そんなこんなで、充実してるのだか、だらけているのだかよく分からん生活をしている僕だが、今日は心を込めて次世代のお母さん達に苦言を呈したい。

お母さん!子供の勉強から手を引いてください!


これは、現役大学生&学習塾講師からの切なる願いである。


具体的にどういう意味で、手を引いてほしいのかというと、その日のノルマを子供に与え、その進捗を毎日確かめるということだ


え?お前、なめてんのか? そういう声の方、ちょいとまってほしい。

確かに、僕は昨日までと真逆のことを言っている。

昨日と一昨日の記事で僕は、確かに僕は、子供を何が何でも受からせたいお母さんは、できたことベースで子供の勉強を徹底的に管理してほしいと述べた。

しかしだ。できればそれはやめてほしいと僕は言っているのだ。今からその理由と、実際の体験とを説明したい。


まずは理由から。親が子供の勉強を徹底管理していると、子供は勉強に頭を使わなくなる。その教科の内容、つまり、算数や理科のお勉強に頭を使わなくなったといっているのではない。

勉強そのものについて頭を使わなくなるのだ。


仕事でもそうではないだろうか。そのタスク、タスクに頭を使うこと以上に全体の流れや、projectの進捗状況を判断することのほうが大事ではないだろうか。


だから、子供としてもそのことを考えることができなくなる。勉強というものを自分から主体的に行う力がつかない。受け身の勉強になってしまう。


いやいや、そんなこといっても、うちの子の成績は順調だ。そうおっしゃる方も多いだろう。しかし、それこそが最大の落とし穴なのだ。


親が子供の勉強を管理してくることによる成績の悪化は決まって受験直前期に訪れる。なぜか?


理由は直前期こそが最も頭をつかって勉強しないといけないからだ。


例えば、四谷大塚の予習シリーズを使っているお子さんでしたら、直前期まではその週その週に勉強する内容がきっちりと決まっている。

だから、お母さんも特に悩むことなくその日の勉強計画をたてることができる。


しかし、受験直前期の勉強で必要なのは、あと少し勉強すればできるようになる分野や、あと少し勉強しなけれ忘れそうな単元を重点的に勉強することが求められる。


つまり、よりポイントを絞った考えた勉強が必要なのだ。最後の最後は塾のカリキュラムではなく完全なオーダーメイドのお勉強が求められる。


しかし、そのポイント、勉強したら点数に直結するポイントを的確に分かることは、勉強している子供本人しか分からないのだ。


かゆいところがあったら自分でかくのと同じだ。どこをどのくらいの強さで搔けばいいのかは、自分が一番よくわかっている。


つまり、最後の最後は自分で勉強する力が求められるのだ。

だからといって、最後の最後に勉強のたずなを子供に委ねるのは、それこそ残酷。子供としては、大海原に一人で投げ出された気がするだろう。


最後だけでなく、最初から子供に考えて計画だてて勉強することを身につけさせてほしい。この力は、教科の内容なんかより何百倍も重要なんだ。

そして、この力さえあれば、子供がその先中学、高校、大学と進んでいっても間違えなく、勉強に困らないでいれるだろう。



実体験を話そう。僕の友人で、母親がものすごく教育熱心な友達がいた。彼は、毎日塾の自習室に来ては、親から渡されたtoday'sリストをこなしていた。当然、成績もよかった。第一志望の県内最難関校にA判定を連発していた。


だれもが、彼は合格当然と思っていた。

しかし、12月に入り、受験勉強が本格かすると彼の成績は少しずつさがっていた。おせっかいな僕は、心配して彼を訪ねたが、当の本人は余裕の表情。机には、いつものtoday'sリストがおいてあった。


結果、彼は不合格となった。周りの人は彼の結果に驚いていたが、僕にとっては当然のものだった。

これは高校受験の話。

中学受験にも似たようなケースはあった。親が徹底的に勉強管理していた友達の成績が最後の最後に落ち始めた。

しかし、かれは元からの貯金でなんとか逃げ切り合格していった。



このような僕の実体験も踏まえて、どうか親が子供の勉強を徹底管理することはやめていただきたい。最後の最後にほころびが出るかもしれない。



じゃあ、どうすれば?親が管理しないと子供が、しかも小学生が進んで勉強するなんてない。

確かにそうだ。だから、僕から一つ提案。

勉強計画は子供に立てさせる。そして、それを親がチェックして、必要ならば話し合いのうえ、理由を説明して修正。

そして、子供が計画通り勉強しているかを親が毎日確認する。

僕からは、このようなシステムを提案したい。最初のころは、ほとんど親が計画を立てるようになるかもしれないが、徐々に徐々にそのたすきを子供に渡してほしい。

そして、1歩さがって親がこれを管理する。これが最善ではないかと僕は考える。

参考にしてほしい。



読んでいただきありがとうございます。

フォロー&スキ&コメントお待ちしています。













この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?