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【公務員転職】の基本ステップを解説(転職の軸〜内定まで)

こんにちは!Coroです。
今回は「実際に私がどうやって転職活動を進めたのか」を解説します!
公務員から転職する際、まず何をすれば良いのだろう?どういう方法があるのだろう?と疑問をお持ちの方にピッタリの内容です!

転職の基本ステップ

  1. 転職の軸を決める

    1. 自己分析

    2. 応募したい職種・業種の決定

    3. 職務経歴書・履歴書の作成

  2. 転職エージェント・サイトから応募

    1. 面接対策

    2. 振り返り

  3. 内定

ざっくり、このようなステップを踏んで、転職を進めていきます。
最も大事なのは「転職の軸」を決めることです。これがブレていると、仮に内定が出て、働き始めても自分の理想とのギャップで早期退職に繋がる可能性があります。しっかりと行いましょう!

転職の軸を決める

公務員から転職するので、採用担当の方は「なぜ安定の公務員から転職するのか」興味深々です。私自身も面接時もこの点に関して、かなり深掘りされました。なので、ここを強めに固めておく必要があるのです。
ただ、「本音と建前」は明確に分けておく必要があります。面接ではマイナスとなるような本音を言ってはいけません、企業採用者からプラスの印象になる本音のみ伝えてください。
【✖️本音】
・ブラックな職場から環境を変えたい
・古い体質の企業から抜けたい
・人間関係が合わない
【○本音】
・公務員は支援する立場に限られるので、民間の現場に近いところで社会に貢献したい
・IT企業で、公務員の無駄をなくしていきたい
・コンサルティング職で、民間経営の根幹を支援したい

自己分析

上記を考える上で、必ず自己分析が必要になります。自己分析に関しては下記のノートに詳しく書いているのでご参考下さい。

応募したい職種・業種の決定

自己分析ができたら「どんな仕事がしたいか」がわかったかと思います。次は応募したい職種と業種を決めていきましょう!職種と業種の違いは以下の通りです。
【職種】
業務内容に分けた仕事の種類を指します。
例:エンジニア、コンサルティング、営業、経理、マーケティングなど
【業種】
企業が属している業界の種類
例:小売、飲食、農林水産、IT、製造、建設、物流など

業種を決める際は「成長産業の業界」への転職を強くおすすめします。①年収、②働き方の柔軟性、③職場環境どれをとっても◎で、公務員の経験も一定重宝されることがあります。
成長産業例:IT、EC、農業、AI、物流、医療など
政府もレガシー産業から成長産業へ人材が動くよう支援を行うなど、今後の伸び代も非常に高いと言えます。
AIの発達により仕事の選び方は非常に重要です、選択は慎重に行なっていきましょう。

職務経歴書・履歴書の作成

書類選考時に使われる2つの資料①職務経歴書、②履歴書の作成に入ります。公務員×未経験なので、書類は通常と比べかなり通りにくいと覚悟してください。一般的に書類通過率は20%〜30%と言われておりますが、公務員×未経験の場合は5〜15%と思ってください。私も200社ほど書類を送って通過したのが20社ほどでした。
新卒の就職活動よりかなり通過率が低いと思われた方も多いかもしれませんが、正直なところ中途の転職活動の方が「楽」です!(断言します)
転職活動は「職務経歴書」を1社ごとに変える必要がないのです!(もちろん書類が通らない場合には修正や改善は必要です)新卒の時は手書きで1社1社志望動機を書いたり・・などしますが転職時は不要です。
また、転職時は「エージェント、スカウト、サイト」などあらゆるチャネルがあり、上手く使えば強い相談役になってくれます。
具体的な作成方法については、次のnoteにて紹介します。

転職エージェント・サイトから応募

ここまできたら、実際に転職エージェントに登録したり、サイトから求人を探しましょう!「公務員転職ならこれ!」というやり方を具体的なサービスを交えてお伝えします。

そもそもエージェントやスカウトサービスとは?

「エージェント」とは、自分に合った求人を紹介してくれるサービスで、転職相談にも乗ってくれます。注意点として「紹介者が入社したら、企業がエージェントに紹介料を支払いする」サービスなので、一部ですが、無理やり入社を進めてきたり、納得しない求人を送ってくるエージェントもいますので注意してください。
一般的に同じ企業の「エージェント登録+求人サイト利用」を併用することが多いです。
次に「スカウトサービス」です。自分が登録した情報をもとに企業やエージェントからスカウトが届くサービスです。「企業からスカウト来るなら、すぐ内定もらえそう!」と思われるかもしれませんが、7〜8割はエージェントからのスカウトで、企業からスカウトが来ても「書類選考がカット」になったくらいのインパクトなので、普通に選考途中で落ちます泣
ただ、エージェントやサイトだけでは見つからない求人が、相手側からのアプローチで見つけられるので、時間のない社会人にとって非常に良いサービスだと思います。

上記を踏まえ、公務員から転職を目指す皆様には、以下のサービスを登録して進めるのがベストかと思います!

  • 転職サービスへの登録

    • エージェント大手1〜2社、中堅1社の登録

      • doda:求人数No1+非常に見やすい

      • JACリクルートメント:職務経歴書の添削、質の良い求人の紹介

    • スカウトサービス1社

      • ビズリーチ:ビズリーチのみ利用している企業あり

エージェントは会社というより「人」によって変わるのですが、エージェントの質が全体的に良いのは「JACリクルートメント」だと感じます。なので、職務経歴書の添削や面接対策などの壁打ち・相談が良いでしょう。私の担当になってくれた方々は親身に相談に乗ってくださいました。
また、dodaは求人数No1なので、求人を幅広く探すのを得意としています。ただ両サービスとも「公務員転職」に限ると専門性が弱い部分があるため、独自に情報収集するのは必須となります。

面接対策

書類選考に通れば、次は面接対策です!こちらの具体的な内容は別のnoteにて紹介します。
一般的に面接は2〜3回実施します。
面接の他に適性検査やリファレンスチェックなど、企業独自の選考を設けているところもあります。

振り返り

面接をすると必ず綺麗に答えられなかった質問が出てくると思います。その質問の対策を必ず行なってください。
次の面接でも同じ質問・回答で落とされる可能性があります。

内定

面接を通過すると晴れて内定が出ます!
転職の内定率平均は書類選考→内定で見ると5%が平均と言われています。私の肌感では公務員×未経験でも若干下がるくらいかなと思います。
なので、書類は通らなくとも面接まで行けば他の選考者と引けを取らない戦いができると感じます。

まとめ

皆さんに知っていただきたいのは「経験者であっても転職活動は苦戦する」ということです。私は民間×経験者での転職も経験しましたが、未経験の時より大変でした。
なので、未経験だから、公務員だから、という理由で転職を諦めてほしくはないです!
私も相談に乗ることできるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

今回は全体の流れについて、解説しました!
①職務経歴書・履歴書の作成、②面接対策については別のnoteで解説させていただきます。
転職活動中の方も、検討されている方も、ぜひ転職という選択肢を楽しみながら進めていきましょう!

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