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リスクも一緒に引き受ける | 東京 | ライフコーチ刈谷洋介 | 実績2,400時間

リスクも一緒に引き受ける


こんにちは!COACHING-L代表のライフコーチ刈谷(@Yosuke_Kariya)です。今日はコーチングのテーマでも多く挙がる「リスク」についてです。

私は

「人生は自分で選択し、リターンだけでなくリスクも同時に引き受けることが充実に繋がる」

と考えています。

皆さんはリスクと聞くと、どんなことを思い浮かべますか?

人生を振り返ったときにどんなリスクを取ったかを振り返ってみると個人的な経験を思い浮かべると以下が挙がりました。

・大学受験をしない
・無職になって国際結婚
・大企業を駐在先で辞めてベンチャー企業に挑戦
・20代後半で貯金を使い果たし(約1,000万)、UKの大学院留学(MBA)、EUの旅、国際結婚
・39歳でベンチャー役員を退任し、中国全省の旅に挑戦
・ライフコーチとして起業

筆者の経験

これらの経験からか、リスクと言うと以下のようなことが思い浮かびました。

・計算出来ない未知の世界に向かって飛び込んでみる
・周囲に経験している人がいないけどやってみる
・社会的評価や、他人の価値観に囚われず行動する


何を選択してもリスクはある

リスクを取る
何を選んでも、そこには必ずリスクがある

しかし、よくよく考えてみると、何をやってもリスクはあります。例えば、起業と会社員のケースで、どんなリスクとリターンがあるのか考察してみます。

起業におけるリスク

・計画通りに売り上げが上がらず事業継続が困難になる
・全ての責任が自分に降りかかる
・収入が安定しない
・事業が継続できなくても社会的な保障はない
・日本だと失敗者の烙印が押される可能性がある
・ローンが組みづらい

一方でリターンは?

・全てを自分で意思決定できる
・休みを選べる
・働く場所も選べるし、満員電車にも乗る必要がない
・自分の好きなことを仕事にできる(適正、ミッション、価値観などと照らして)
・どう時間を使おうが全てが自由
・一緒にいる人を選べる
・クライアントも選べる


会社員におけるリスク

・自分で全てを決められない
・苦手な人とも付き合わなければいけない
・やりたくないことに時間を使い過ぎて成長を感じられない
・会社の駒になり、バリューを出せていないと感じる
・会社にぶら下がり、学ぶ意欲を失う
・上司を選べない
・クライアントを選べない
・当事者意識の低下
・会社の名前でしかバリューを出せなくなる

一方でリターンは?

・毎月安定して給与が入る
・会社をクビになっても雇用保険で収入はある程度保証される
・日本の労働法上、解雇になる可能性はかなり低く意外に立場が強い
・育休も最長で2年取れる
・上り詰めればポジションや高い年収も得られる
・福利厚生などが恵まれている
・優秀な人も多い会社であれば学ぶ機会を得られる

※注意点として、ここで起業と会社員の良し悪しは議論してません。

一般的には起業は高リスク、会社員は低リスクといった論調を見聞きすることがありますが、私はそうは思いません。何故なら私にとっては会社員でいる方がリスクが高いと思うからです。

毎月の収入や福利厚生という角度から見れば会社員は安定しています。しかし充実感や成長といった観点から見てみるとどうでしょうか?充実や幸福の指標は安定した収入だけではありません。充実感や幸福感を感じるポイントは人それぞれ違うのです。特に私はダイナミックに変化することで情熱を感じやすいので、停滞気味の組織や既得権益でがんじがらめになっているコミュニティーにいるとたちまちエネルギー値が下がります。

私は自分と向き合って、自分について深く学び、自分の強みや弱み、価値観、人生のミッションを言語化しています。そこから総合的に判断すると、今の私にとっては会社員である方がリスクが高いと判断しています。もちろん、人によっては起業の方がリスクが高いと感じるのも自然です。人はそれぞれリスク許容度が違いますし、考え方も違います。繰り返しになりますが良い悪いではなく、自分がどうしたいかです。

いずれにしても、何をやっても一定のリスクは必ずあるという心構えがあるとリスクが実際に起こった際に受け入れやすくなるでしょう。

どうして、リスクを引き受けられないのか?

リスクを取る
どうして、リスクを引き受けられないのか?

もしあなたが「うまくいかないこと(つまりリスク)」に反応し、エネルギー消耗が激しすぎると感じることがあれば、それは「自分で選んでいる」という感覚がない、或いは「全てがうまくいって欲しい」という過度な願望があるのかもしれません。

人間なので「物事が自分の思い通りに進まないと感情がネガティブに動く」ということはもちろんあります。私もそうです。心が揺れることは当然あります。

例えば、中国全省の旅に出た時も、コロナの影響で訪問したかった遼寧省の大連、旅順、チベット自治区に訪問できなかった時は相当イライラしました。ベンチャー経営の終盤は心療内科に通うほどメンタルが疲弊し、最高の形で役員を退任できたとは言えません。もちろん、コーチング事業をスタートしてからも全てが順調なんてことはあり得ませんし、試行錯誤の毎日です。

でも重要なのは、物事が思い通りにいかないという可能性も含めて、自分が選んだのだと納得できているのかどうかです。「自分が選んでいる」という感覚があれば、リスクを受け入れることができるのです。

"いいとこどり"をしない覚悟

リスクを取る
やると決めたら、リスクも受け入れる

何かを決めて行動に移した時には、リターンだけでなくリスクがあります。リターンだけを享受してリスクを受け入れないのは、「いいとこどり」です。既にスタート時点から損得勘定が働いているとも言えます。

繰り返しになりますが、何を選択してもリターンとリスクがあるのです。そして、人生に正解はありません。どう評価するかはそれぞれの自由ですが、最後は自分で決めて納得できるかどうかです。他人の評価は気にしてもしょうがありません。誰もあなたの代わりに自分の人生の責任を負ってくれないのです。

重要なことは、あなたが何故今のその状況を選択しているのかに向き合い、考えられるリスクとリターンの両方を引き受けることです。そして、今の状況に納得できていないのであれば、勇気を出して変化を起こしましょう。

自分の意思で行動を起こすことで、リターンだけに目をやって、リスクは許容しないという「いいとこどり症候群」から解放され、リスクが実際に起こったとしても受け入れることが可能となり、過度に反応してエネルギーを消耗することも減少するでしょう。

この「リスクを引き受ける」という思考プロセスはエネルギー消耗をミニマイズする為の「エネルギーマネージメント」の一つです。

しかし、

・今の状況に満足できていない

・なんでこんなことになったんだ

・こんなはずじゃないのに

と感じてしまい、人や環境のせいにしたくなる気持ちもわかります。私もしばらくの間、他責思考に囚われている時期がありました。今でも、そんな自分が顔を覗かせる時もあります。

でも、それではいつまで経っても人生は好転しません。だからこそ自分に向き合って、勇気を振り絞って選択をして、リターンだけでなくリスクも引き受けられる自分へと成長しましょう。それが、最終的にはどんな結果になっても受け入れられる自分へと繋がり、「幸せ」や「充実」を感じられるようになると信じています。

そして、そんな状態で"在り続ける"ためにコーチングを利用することがお勧めです。私もコーチとして、そんな人生を送りたいと考える皆さんをサポートできるよう、成長し続けます。

COACHING-L代表
ライフコーチ
刈谷洋介
(※ライフコーチ刈谷の詳しいプロフィールはこちら

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