マガジンのカバー画像

京都のアレコレ情報局

68
京都生まれ京都育ちの私シエが京都のアレコレをご紹介します。 こんなこと知りたい!なんていうリクエストも募集中。不定期更新。
運営しているクリエイター

#コーヒー

看板猫の面影残る骨董喫茶『ライト商會』

看板猫の面影残る骨董喫茶『ライト商會』

今回も翼猫さんからご紹介いただいた喫茶店です。

場所は、京都市役所前。
映画館MOVIX京都の向かいにある横道を歩くと、『喫茶骨董WRIGHT商會』と書かれた看板が見えます。

映画館にはたまに訪れるものの、喫茶店の存在には気が付きませんでした。
映画の待ち時間にちょうど良さそう。

早速店内へと足を踏み入れました。

店内は薄暗いですが、どことなく懐かしい雰囲気が漂います。
周りを見渡すと骨董

もっとみる
幻想的な青の光が美しい喫茶ソワレ

幻想的な青の光が美しい喫茶ソワレ

京都三大レトロ喫茶の3つ目としてご紹介するのは、『喫茶ソワレ』。
1948年(昭和23年)に創業してから、70年以上も続く歴史ある喫茶店です。

店名のソワレは、フランス語で夜会・素敵な夜を意味する言葉。
夜会というだけあって、オーナーさんと親交がある多くの芸術家が集う場所だったようです。

前回訪れたフランソア喫茶室の近くにあると知り、帰りに立ち寄ることにしました。
四条通を渡り、高瀬川沿いに少

もっとみる
フランソア喫茶室で名画と珈琲を楽しむ

フランソア喫茶室で名画と珈琲を楽しむ

前回に引き続き、今回も京都にあるレトロ喫茶を巡ります。
今回向かうのは、木屋町にある三大レトロ喫茶の1つ「フランソア喫茶室」。
名前からして優雅でオシャレです。

フランソア喫茶室は、1934年9月に開業した歴史ある喫茶店。
国の有形文化財にも指定されています。

何度も前は通ってはいたものの、いつも満席で入ったことがありません。

今度こそはと平日の昼頃を狙い、店の前までやってきました。

西洋

もっとみる
『築地』で飲む京都初のウインナー珈琲

『築地』で飲む京都初のウインナー珈琲

翼猫さんにこんな喫茶店があるよーっと教えていただきました。
京都の四条河原町にある喫茶店『築地(つきじ)』です。

築地は、昭和9年に創業された喫茶店。
京都にある三大レトロ喫茶の1つです。

演劇好きの初代店主が、東京の「築地小劇場」から築地という名称を取ったのだそうです。

長年京都に住んでいて、なおかつ、四条河原町はよく行くのに存在を知りませんでした。

そんなのあったっけなぁ…。

地図を

もっとみる
「新風館」再訪

「新風館」再訪

以前、記事にした京都にある新風館。

商業施設として利用されていましたが、2016年から改築工事が始まり、営業が停止していました。

久しぶりに新風館の前を通ると、新風館の入り口には人だかり。

「おぉ!ついに新風館が再開…!?」

調べてみると、2020年6月11日にリニューアルオープンしたそうです。

早速、烏丸通に面する入り口からゲートをくぐり新風館の中へ。

新風館のレトロな外壁とは異なり

もっとみる
立誠シネマ。小学校で映画を観る

立誠シネマ。小学校で映画を観る

いつも見掛ける気になる建物。

京都の高瀬川沿いを歩いていると、よく目にします。

「この建物ってなんなんだろう?」

「ここって、中に入れるの?」

前を通るたびに気になっていました。

京都について、いろいろ調べているうちに、その建物の正体がわかりました。

元・立誠小学校(りっせいしょうがっこう)です。

1869年に開校し、1993年3月に閉校した京都でも歴史ある小学校。

閉校したあとも

もっとみる
日銀の金庫で珈琲たいむ

日銀の金庫で珈琲たいむ

土日になると、どこの喫茶店も人でいっぱい。

空いてる喫茶店はないものかと、ウロウロと探索。

しばらく歩くと、赤レンガ造りの建物が見えました。

京都文化博物館の別館です。

京都文化博物館では、京都の歴史・文化を学べます。

時期により、いろんなイベントも開催されています。
今は「ダリ版画展」(2016/7/9~9/4)が開催中。

喫茶店はあきらめ、ダリ版画展を見学することにしました。

もっとみる