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恥ずかしいだけのガチポエム

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素敵な写真とセンチなポエム。現実の厳しさに疲れた心を癒やされたいあなたに贈る、こつこつと積み上げていく世界。 心のどこかがほんのりとあたたかくなれば幸いです。 がんばって、だいた… もっと読む
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#この街がすき

新しいビル

新しいビル

あたらしい建物はどんな匂いがするのだろう。はじめて足を踏み入れる人は、どんな気持ちになるのだろう。

錯覚

錯覚

もう夏がはじまったのかもしれない。
そんな錯覚におちいる春の休日。
人生を楽しむ方法はいくつもあるのだから。

いつもの場所

いつもの場所

みなれた場所も明るさや時間によって違って見える。
同じ場所がいつも同じ顔をしているとは限らない。いつもの場所をきちんと眺める。そういうことが大切。

空想妄想

空想妄想

休日の風景。
コーヒーショップは休日をすごすのにいい場所だ。
ゆるやかな時を感じる。頭をやすめて、空想にふける時間。自分の好きなことに頭を使う。妄想でも、かまわない。

絵画的な道

絵画的な道

道が真ん中でわかれている。
それは絵画的な瞬間。だからなんだというものではないんだが、やっぱりいい気分になる。

みはらし

みはらし

町を眺める。どこまで見えるだろうか。世界の全部が見えるわけじゃないけれど、どこまでも見える気がする。

曇天

曇天

休日は天気が悪くても、気分が悪くならない。むしろ、どんよりとした空気が心地よくもある。
不思議なものだ。

鉄塔

鉄塔

高速道路を駆け抜けながら、鉄塔を横目に眺める。眺めるほどの時間もなかった。それでもやっぱりいいものだ。

別世界

別世界

見慣れた風景が光の加減で違うものに見える。別世界は意外と身近にあるものだ。

時間

時間

郊外の町を散策する。
時間の流れがゆるやかなのは、休日でからだろうか。それとも仕事とは無関係な町にいるからか。

心が湿ってる

心が湿ってる

郊外の散歩道、あまり知らない場所なのに、どこか懐かしくて。雨のせいかもしれない、湿度が高いと、心もしめる。

バカンスの町

バカンスの町

憧れの町。
いつか住んでみたい町がぼくにはある。何度も訪れたことがあり、雰囲気が好きなのだ。
彼女も反対はしなかった。だけど、こうつけくわえた。
「バカンスで訪れた町で暮らすのと同じ気持ちじゃだめだよ。その町で暮らすってことは、仕事の気分も持ち込むってことになるんだよ」
やれやれ。その通り。
バカンスはバカンスのままにしておくとしよう。

今日がはじまる

今日がはじまる

ぼくらの間で意見が分かれている話題がある。
1日のはじまり、というか日の出のことだ。毎朝東の空に太陽がのぼる。あれは新しい日の出なのか、昨日と同じ、繰り返しなのか。
ぼくは新しい日の出だと主張し、彼女は地球が回転しているのだから、繰り返しているのだと言う。
この議論、結論は出なそうだ。
だけど、朝になれば新しい気持ちになるという点では意見の一致をみている。

よこしまなお参り

よこしまなお参り

高校生の頃に好きだった子と神社に行ったことがある。お賽銭をあげて、神さまにお祈りする。
ぼくは隣にいる女の子の存在感ばかり気にしていた。
「神社は心が洗われるね」
お参りをすませて、彼女が言った。
「そうだね」
なんて、ぼくは邪なことばかり考えていた。
おみくじを引くと、彼女は大吉で、ぼくは凶。
どこかで神さまが見てたかな。