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歴史あれこれ

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歴史ウラ話集。表の歴史に隠れたような歴史のこぼれ話が大好物です。 妄想や独自の見解話などの収集帳。
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2024年5月の記事一覧

押さえておきたい!日本史を彩った道長の側近たち

押さえておきたい!日本史を彩った道長の側近たち

「光る君へ」もそろそろ中盤に差し掛かり、いよいよ越前編に突入するようです。
女院・藤原詮子(吉田羊)を呪詛したのは誰?
中宮・定子(高畑充希)が出家?
道長との過去の仲を父の為時に告げたまひろ
などなど、これらの伏線が次週以降の展開に生きてきそうで楽しみです。

さて、父に続いて、兄たちも次々と他界し、氏長者となった藤原道長(柄本佑)。

欲のない発言が目立ちますが、とんでもない。
一躍公卿のトッ

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1000年経っても変わらない「人の思い」

1000年経っても変わらない「人の思い」

先日、千世さんがこんな記事を書かれていた。

内容に関してもいろいろと考えさせられたが、この記事の中で「私がずっと思っていたことと同じだ」と思う一文があった。

時代は変わっても、根底にある「人の思い」だけは変わらない。

千世さんはその想いから、「歴史」の面白さや深みに気づき、どんどんのめり込んでいかれる。
そして、今は歴史をいろいろな角度・視点から深掘りし、文献にあたることはもちろん、時には自

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道長、チャンス到来だ!!

道長、チャンス到来だ!!

思い起こせば、初回の道兼(玉置玲央)の悪の所業で、一気に心を掴まれた人がほとんどではないでしょうか?
それだけインパクトのある展開でした。

その後もさんざん悪態をつくシーンがあり、父の兼家の命令とはいえ、裏家業に手を染めるという藤原家の闇だった道兼でした。

よくよく考えてみれば、まひろの母を道兼が刺し殺すこと自体、脚本家・大石さんの創作であり、その悪行は死ぬ間際の道兼の聖人化を際立たせる前振り

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古代メキシコの独自すぎる感性

古代メキシコの独自すぎる感性

前回記事にした「四天王寺 聖霊会」の翌日の4月23日にかねてから前売り券を購入していて行く気満々だった「古代メキシコ展」へ行ってきました。

実は一度、間違えて休館日に行ってしまい、急遽ハルカスの「円空展」へ行くという事態にもなったので、今回は念願の鑑賞でもあります。

最初にお断りしておきますが、私は世界史や古代史には疎く基本的な流れも理解できていないので、記事内の表現がもし間違っていたらすみま

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