札幌_爺

北の大地にて営業人生30年 もうできないと思いながらも毎日が飛び込みセールスがやめられ…

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北の大地にて営業人生30年 もうできないと思いながらも毎日が飛び込みセールスがやめられない どうすれば 人と出会い どうやったら 仲良くなれるか を常に研究中 北北東で 作家 時々 主夫 並みの高さ 1.7m 口下手で 顔はシケているでしょう

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記事一覧

シロクマの霙

ある日、空に突然強い風が吹き、霰が降ってきました。しかし、よく見ると霰ではなく、海を渡って飛んできたライオンとウサギたちでした。彼らは粉雪のように小さくなってい…

札幌_爺
1年前
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ライオンの霰

ある日、青い空に突然強い風が吹いて雪が降ってきました。しかし、よく見るとそれは雪ではなく、海を渡って飛んできたウサギたちでした。彼らは粉雪のように小さくなってい…

札幌_爺
1年前
1

ウサギの雪

むかしむかし、遠くの海に浮かぶ小さな島国がありました。この島国は、ウサギの国と呼ばれていました。ウサギの国はとても狭いのに、たくさんのウサギたちがひしめき合って…

札幌_爺
1年前

禁止

昔話と自慢話さらに作り話はNGだ。 この歳になるとどうしても昔話が多くなる。 それは新しいことをしなくなるからだ。 新しい情報を入れないと過去の話題しか出てこない…

札幌_爺
2年前
5

偉業

プロアドベンチャーレーサー 田中 陽希氏は凄い。 2018年から21年8月までに 日本三百名山に選定されている 全301座を一度に 南から北へ踏破した。 交通機…

札幌_爺
2年前
2

社長営業

30年前 コピー機の営業マンをしていました。 新人だったので 毎月の売上目標は300万円。 真面目に仕事をしていたら なんの問題もなく達成出来ていました。 ところ…

札幌_爺
3年前
1

営業の原点

20代半ば 師走の中旬 私は契約書を記入したもらった直後に 怒鳴られていた。 「営業だろ!なんとかしろ!」 追加契約に 浮かれていた私に社長の説教は 怒涛のごとく続…

札幌_爺
3年前
3

書くのは苦手

中学2年の8月 国語の授業 作文「夏休みの思い出」 原稿用紙に向かうも一文字も出てこない。 しまいに隣の席のヤツには 「それ夏休みじゃ無くて  夏体(たい)みだよ!」…

札幌_爺
3年前
2

素晴らしい出会いを求めて

昨日は朝から9人の経営者と web面談いたしました。 みなさん素晴らしい経営者ばかりで 感動でした。 中でも同年代の社長の言葉が 心に響きました。 その経営者は3.…

札幌_爺
3年前
2

馬 か 鹿 か

明日やろうは馬鹿やろう 馬鹿の語源は 秦の始皇帝の時代に遡るらしい。 始皇帝亡き後 2代皇帝 胡亥 は 宦官 趙高の言いなりだった。 何故なら 胡亥は趙高の謀略に…

札幌_爺
3年前
1

いつからでも

心が折れそうだった。 一番営業が上手く行かず 悩んだ。 52歳の時だ。 いままでとやり方を変え 経営者に営業をかける為 毎日テレアポをすることにした。 多い日は一日…

札幌_爺
3年前
3

願う

義父の四十九日 今朝は お経をあげる。 讃仏偈 と 重誓偈 どちらにしよう? それとも 仏説阿弥陀経 ? 最後は 白骨の御文章 だろうな。。。。 実はド素人 身…

札幌_爺
3年前
1

営業って

やっと仕事が始められる! そう思っていた今年の1月 目論見はもろくも崩れた。 コロナは予想を超えて広がりを見せ とても対面営業なんか出来ない。 かと言ってオンライ…

札幌_爺
3年前
1

十訓

写真は常日頃  私の背広の内ポケットに入っている 「父の十訓」である。 「後志支庁水産課十訓」   昭和44年5月 芳永武 1,漁業者があってこそ   始めて当…

札幌_爺
3年前
1

セールスバイブル

営業を始めたとき 2本のビデオテープを渡された。 植木等主演 「日本一のゴマすり男」 「日本一のホラ吹き男」 気の利いた上司で これは営業マンのハイブルだ! と言って…

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3年前

今日という日の使い方

今年は9.11の話をよく見聞きしました。 あれから20年  お亡くなりになられた方  ご関係者の方 謹んでお悔やみを申し上げます。 私はその後世界を駆け巡った一つの…

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3年前
3

シロクマの霙

ある日、空に突然強い風が吹き、霰が降ってきました。しかし、よく見ると霰ではなく、海を渡って飛んできたライオンとウサギたちでした。彼らは粉雪のように小さくなっていました。

この国はシロクマたちが住んでいる寒い国でした。シロクマたちは着るものがなくて困っていました。寒さに耐えるため、彼らは力を合わせて悩みを解決しようと考えました。

シロクマたちは、ライオンたちとウサギたちと一緒にどうしたらいいか考

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ライオンの霰

ある日、青い空に突然強い風が吹いて雪が降ってきました。しかし、よく見るとそれは雪ではなく、海を渡って飛んできたウサギたちでした。彼らは粉雪のように小さくなっていました。

この国には、ライオンたちが住んでいました。ライオンたちは食べるものがなく、困っていました。そんな時、空から舞い降りてきたウサギたちに出会い、一緒にどうしたらいいか考えることにしました。

一人の子ライオンがウサギたちに尋ねました

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ウサギの雪

むかしむかし、遠くの海に浮かぶ小さな島国がありました。この島国は、ウサギの国と呼ばれていました。ウサギの国はとても狭いのに、たくさんのウサギたちがひしめき合って生活していました。

ある日、ウサギたちは集まって話し合いを始めました。「このままではぎゅうぎゅう詰めで暮らすのがつらいわ」と一匹のウサギが言いました。すると、みんなも頷き、一緒に解決策を考えることになりました。

その時、一人の子ウサギが

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禁止

禁止

昔話と自慢話さらに作り話はNGだ。

この歳になるとどうしても昔話が多くなる。
それは新しいことをしなくなるからだ。
新しい情報を入れないと過去の話題しか出てこない。
いや出せなくなる。
気をつけなければならない。
日々新しい出会いや発見を求めて行きたいものだ。

自慢話
これは本当に気をつけなければならない。
自慢話ほど鼻につくことはない。
先日も滔々と自信たっぷりにお話しする方に出会った。

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偉業

偉業

プロアドベンチャーレーサー

田中 陽希氏は凄い。

2018年から21年8月までに

日本三百名山に選定されている

全301座を一度に

南から北へ踏破した。

交通機関は一切使わず

すべて歩ききり

海はカヌーを漕いで渡った。

その模様は「グレートトラバース3」

と題したNHKの番組で

放映されている。

骨折や滑落

悪天候での立ち往生

幾多の困難を乗り越えるその姿には

誰しも

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社長営業

社長営業

30年前
コピー機の営業マンをしていました。

新人だったので
毎月の売上目標は300万円。

真面目に仕事をしていたら
なんの問題もなく達成出来ていました。

ところが同期のトップ営業マンは
毎月1000万円
私の3倍以上の売上でした。

どうしても気になって
「なんでそんなに売れるか教えて!」
と聞きに行きました。

同期のトップ営業マンは
はじめはなかなか
教えてくれませんでした。

あの手

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営業の原点

営業の原点

20代半ば
師走の中旬
私は契約書を記入したもらった直後に
怒鳴られていた。

「営業だろ!なんとかしろ!」

追加契約に
浮かれていた私に社長の説教は
怒涛のごとく続いた。

「俺が今日契約したのは
年内にこの電話を変えて
新年を迎えたいからだ!
営業だろうが!なんとかしろ!!」

社長の怒りの激しさに
私はビビりながら小声で

「な、なんとかします。」

とささいて営業所に飛

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書くのは苦手

書くのは苦手

中学2年の8月
国語の授業
作文「夏休みの思い出」
原稿用紙に向かうも一文字も出てこない。

しまいに隣の席のヤツには
「それ夏休みじゃ無くて
 夏体(たい)みだよ!」と指摘され
ますます文章を書くのが嫌いになった。

以来長い間 書くことから疎遠になる。

ところが三十代の頃
毎月文章を書く羽目に。。。。

携帯電話ショップを運営する企業で
営業統括をしていたので
各代理店に施策のご案内を
作ら

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素晴らしい出会いを求めて

素晴らしい出会いを求めて

昨日は朝から9人の経営者と
web面談いたしました。

みなさん素晴らしい経営者ばかりで
感動でした。

中でも同年代の社長の言葉が
心に響きました。

その経営者は3.11を
まさにその場で経験され
全国各地で防災の必要性を
講演されているそうです。

とりわけ 「恩返しの連鎖」
というお話をお聞きしました。

東北大震災の後
日本は海外の多くの国から支援を
いただきました。

特に台湾からは

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馬 か 鹿 か

馬 か 鹿 か

明日やろうは馬鹿やろう

馬鹿の語源は
秦の始皇帝の時代に遡るらしい。

始皇帝亡き後
2代皇帝 胡亥 は
宦官 趙高の言いなりだった。

何故なら 胡亥は趙高の謀略により
皇帝になれたからだ。

ある日 皇帝胡亥の前に鹿を連れてきて
趙高は言った。

「これは馬にございます。」
居並ぶ高官達は驚きながらも
沈黙した。

胡亥は言った。
「これは鹿であろう。」

一人の高官は
「陛下 確かにこれは

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いつからでも

いつからでも

心が折れそうだった。
一番営業が上手く行かず
悩んだ。

52歳の時だ。

いままでとやり方を変え
経営者に営業をかける為
毎日テレアポをすることにした。

多い日は一日100件以上
まるで断られるために
電話を掛け続けた。

社長は忙しい。

外出も多いしほぼ会議や来客中だ。
全然繋がらない。
ターゲットリストを数万件用意した。
かける毎に結果を記入し
脈がありそうだと感じたところは
何度もかけ

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願う

願う

義父の四十九日

今朝は お経をあげる。

讃仏偈 と 重誓偈 どちらにしよう?

それとも 仏説阿弥陀経 ?

最後は 白骨の御文章 だろうな。。。。

実はド素人
身内だけの法事では
勝手にお経をあげている。

息子の葬儀から24年
だいたいは何度もお経をあげているのでもう覚えた。

だからといって
熱心な門徒というわけではない。
普段は全く何もしてない。

仏教の存在を知ったのは
高校の倫理

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営業って

営業って

やっと仕事が始められる!
そう思っていた今年の1月
目論見はもろくも崩れた。

コロナは予想を超えて広がりを見せ
とても対面営業なんか出来ない。

かと言ってオンラインでの商談は
したことがない。

さてどうしよう?

悩みながら携帯電話で
ブロック崩しゲームに
興じていた。

するとコマーシャルが流れた。
「我社の最先端DXサービスは。。。。」
おお これだ! まさにこれだ!

それから面白そう

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十訓

十訓

写真は常日頃 
私の背広の内ポケットに入っている
「父の十訓」である。

「後志支庁水産課十訓」  

昭和44年5月 芳永武

1,漁業者があってこそ
  始めて当水産課が存在し
  北海道の職員として
  勤務することができるもので
  あることを銘記すべきである。

1,当水産課を訪れる方々は
  皆んなお客様である。
  従って公僕の精神に徹し
  ゆめゆめ疎かに
  すべきものではな

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セールスバイブル

セールスバイブル

営業を始めたとき
2本のビデオテープを渡された。

植木等主演
「日本一のゴマすり男」
「日本一のホラ吹き男」
気の利いた上司で
これは営業マンのハイブルだ!
と言って貸してくれた。

その夜 遅くまで
2本ともしつかり観た。

笑った。そして面白かった。

明るく元気前向きな若者が
ゴマすりしながら
ホラ吹きしながら
人生を楽しく切り開いていく話だ
主演の植木等が
それをユーモラスに演じていた。

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今日という日の使い方

今日という日の使い方

今年は9.11の話をよく見聞きしました。
あれから20年 
お亡くなりになられた方 
ご関係者の方
謹んでお悔やみを申し上げます。
私はその後世界を駆け巡った一つの詩を
よく思い出します。
「最後だとわかっていたなら」
(作:ノーマ コーネット マレック)
です。
https://www.sanctuarybooks.jp/saigodato/poem.html
はじめて目にした時
読み進めるうち

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