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書くのは苦手

中学2年の8月
国語の授業
作文「夏休みの思い出」
原稿用紙に向かうも一文字も出てこない。

しまいに隣の席のヤツには
「それ夏休みじゃ無くて
 夏体(たい)みだよ!」と指摘され
ますます文章を書くのが嫌いになった。

以来長い間 書くことから疎遠になる。

ところが三十代の頃
毎月文章を書く羽目に。。。。

携帯電話ショップを運営する企業で
営業統括をしていたので
各代理店に施策のご案内を
作らなければならなかった。

毎月変わる携帯電話キャリアの施策を
代理店様向けに明快に説明し
拡販してもらうために案内文を出すのだ。

それを持って月初に代理店を訪問し
説明し協力を仰ぐわけだ。

最初のうちはたったA4で2枚程の文章が
全く書けない。
書き上げて社長にチェックしてもらいに
いくと怒られる。

「こんな文章では相手に伝わらない」
「分かりづらい」
「代理店さんがやる気にならない」

何度もやり直し
怒られるを繰り返した。
何ヶ月かやるうちに慣れてきた。

文章を書くことが嫌いとか
どうかなんてわからないくらい
書いているうちに苦にならなくなった。

そして今は文章を書くのが好きになった。

食わず嫌い という言葉がある。
最初からうまく行く事は少ない。

でもやり続けると
それなりにうまくなる。

たまに人に褒められたりすると
ついその気になって
もっと上手くなろうと
頑張ってみたりする。

思い返すと
そんなことの繰り返しだ。

営業を始めた頃
「もうこれしか生きる道はない」と
決意してバカみたいに飛び込みして
歩いた。

嫌だったがテレアポもした。
2年間で8千件 3%社長面談がとれた。
今は自信を持っている。

web商談もガンガンやっている。
日に10人と話すこともザラにある。

嫌なこと 苦手な事こそ
実は克服出来ると武器になる。

何故か?

みんな同じだからだ。
みんなやりたくない。

やりたくない事をやるから
スキルが身につく。

他者と差別化出来るわけだ。
勉強も嫌ですよね。
でも頑張って国家資格を取ると
それだけで飯が食える人もいますよね。

今の仕事もイヤイヤやるより
プロとして突き抜きてしまいましょう。

きっと周りからも一目置かれ
自信になることでしょう。

あなたの身近にいるスゴい人は
皆そうしているはずですから。。。。

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