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馬 か 鹿 か

明日やろうは馬鹿やろう

馬鹿の語源は
秦の始皇帝の時代に遡るらしい。

始皇帝亡き後
2代皇帝 胡亥 は
宦官 趙高の言いなりだった。

何故なら 胡亥は趙高の謀略により
皇帝になれたからだ。

ある日 皇帝胡亥の前に鹿を連れてきて
趙高は言った。

「これは馬にございます。」
居並ぶ高官達は驚きながらも
沈黙した。

胡亥は言った。
「これは鹿であろう。」

一人の高官は
「陛下 確かにこれは鹿にございます。」
と言い数名は同調した。

他の高官達は沈黙を通した。
後日 異を唱えた一人は殺され
同調した者は罪を着せられ
すべて都を追われた。

それ以来
誰一人 趙高に逆らわなくなり
2代皇帝は
ますますお飾りになったという。

馬鹿 とは
このように恐ろしく愚かなことらしい。

すなわち
今日出来る事を明日に先送りする事は
恐ろしく愚かな行為というわけだ。

人の記憶力は日毎に半減するらしい。
3日先送りしたら1割くらいしか
覚えていない。

今日出来る事は今日やる
ではなく更に言うと
今やれる事はすぐやった方がいい。
実は凄い経営者は決まって
すぐ動く。

裏返すと即断即決している。

そして彼らは決まって同じことを言う。
「すぐやらないと忘れるから」
すぐやることは
決断の数を増やすことに
他ならない。

たくさんやれば慣れるし
その精度もあがるわけだ。

結局
すぐやることはいい事尽くめ
先送りは状況を悪化させるだけだ。

今日やるは当たり前
今すぐやろうが良い野郎(イイヤロウ)
と言ったほうがいい。

昨日 かみさんに言われた。

「今日は何食べる?」

 「うーん お前が決めて」

「なんでそのくらい
 すぐ決められないの!!??」

私はバカヤロウでした。

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